

居酒屋 ブンカ
- 東京都台東区浅草1-13-5
- Phone: 03-5806-3444
- 49席禁煙
- カフェ7:00~16:30LO(日〜15:30LO)
無休
No. 1144

浅草・谷根千
2017年10月19日 発売号
まるで路地裏に迷い込んだような小さな店がひしめく浅草地下街でひときわカラフルなスツールや卓上シートに惹かれて近づけば、そこはタイ! 野菜たっぷりの油ソバや自家製発酵ソーセージ、揚げ青パパイヤ、グリーンカレーなど、本国さながらに辛ーくて甘いタイの屋台料理をスコタイ出身の母娘が供す。注文を受けてから作る料理はフレッシュ&ヘルシー。
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喫茶店 純喫茶マウンテン季節の果物約10種と創業時から変わらぬ製法の自家製プリンを使用した「プリンサンデー」1,200円(税込)。器の底には果汁と溶け合ったソフトクリームがお待ちかね。
寿司 弁天山美家古寿司「冷蔵庫のない時代は必ず寿司ダネに仕事を施していた」と5代目の内田さん。古典的な江戸前寿司を握る同店では、マグロの醤油漬けからヒラメの昆布締め、アナゴの爽煮と、ほとんどの寿司に下ごしらえをする。口に入れると、香りのいい山葵とダシを合わせた煮切り醤油のバランスがなんとも絶妙。一貫30gがベストと話すが、好みに合わせシャリは調整可。そんな大らかさが、長らく愛される理由かも。
ベーカリー 甘味処 浅草 花月堂1日に3,000個売り上げるという「ジャンボめろんぱん」が人気の店。本店の和風カフェでは、フロートやかき氷のバリエーションが豊富。オレンジフロート600円(税込)は昔懐かしい「バヤリース」のジュースにソフトクリームを浮かべる。10月下旬からメニューを一新し、パワーアップ。新しく始まる100%ジュースシリーズにもソフトクリームをトッピングできる。
喫茶店 喫茶アロマ昭和39年から続く喫茶店では創業時から、浅草〈ペリカン〉の角パンでトーストを提供。角パンの中でも、食べやすい「小角」が店の定番。「外サクサク、中ふんわりにするにはヒーターとパンの距離が大事」と話す店主の藤森甚一さんは、ポップアップ式トースターに入れたパンを絶妙な頃合いで返し、ベストな食感に。ジャム、ピーナツバター各130円。
コーヒー専門店 喫茶店 銀座ブラジルパンとカツとキャベツの三位一体サンドイッチ。 銀座に1号店があったことから、店名にその名残がある。銀座店で生まれたカツサンドは、70年以上もの歴史の中で材料も製法も変えることなく守り抜かれてきた。ふわふわの食パンと揚げたてで柔らかなロースカツ、しんなりとしたキャベツが一体となり、大人から子供まで大好きな一品に。当時の社長が海外を食べ歩き取り入れたメニューだ。ブレンドコーヒー350円。
その他アジアンエスニック料理 ベトナム料理 VIETNAMESE★BISTRO Authentique浅草の地下街で評判を呼ぶ予約必須の人気店。「ボー・ラ・ロット」(右・1,680円)はロットの葉で牛ミンチを包んで焼き上げたひと品。新鮮野菜と共に頬張って。〆はレモングラスが香る「名物! 豚挽き肉のレモングラスそぼろご飯」(左・880円、各税込)を。料理は化学調味料不使用、ハーブたっぷりでどこまでも繊細な味わい。
カフェ ミハラシ・カフェ浅草のど真ん中・雷門の向かいにある浅草文化観光センター8階には、浅草の町を一望できるスポットがある。仲見世通りから東京スカイツリーまで、視界を遮られることなく見渡せるこの場所は隠れた観光名所。カフェでは、スカイツリーをイメージした空色が珍しいクリームソーダ600円(税込)が人気。炭酸がしっかり効いた、甘さ控えめのドリンクだ。
ショコラトリ― ショコラティエ川路ショコラティエの川路さとみさんは、海外修業に出たことで日本人であることを意識し、誇りをもった。お茶やゴマ、柚子や甘麹など、日本人だからこそ駆使できる和の食材を取り入れたチョコには、日本の伝統模様をあしらう。「相手を思いやる心を模様ひとつで表現するなんて、和の文化はすごいと思う」と川路さん。 新名物の登場と地元の人にも喜ばれている同店は、「味噌など試してみたい食材がたくさん」と、まだまだ進化の予感。チョコレート作りの教室も開催しており、既にショコラティエとなった生徒もいるそう。
喫茶店 甘味処 あんみつ抹茶処 雷門まとい人気は「和三盆ぷりんのあんみつ」1,080円(税込)。自家製プリンは固めで懐かしい味。ゆで小豆のあんと。
かき氷 カフェ 浅草 茶蔵八ヶ岳の〈蔵元八義〉の天然氷を使い、薄く削ったかき氷は、「空気を含んだ軽い口どけで、澄んだ味がした!」とアリスさんもビックリ。今年の新作「トマト」1,280円(税込)は、長野産のトマトを使い、甘さ控えめのシロップに。「ほどよい塩気で、ダシのような深い味わい。トマトの果肉入りで、食感も楽しい」。