【鎌倉】あんこ、わらび餅、かき氷。散策時に行きたい甘味処・和菓子の名店4選
しもい・みなこ/長谷出身。実家で50年間続く〈鎌倉下井お菓子教室〉を手伝いながら洋菓子の情報を紹介。「鎌倉は移り変わりの早い街ですが、地域に根差したお店に惹かれます」
1. 古民家で創業当時から変わらぬ甘味を。〈鎌倉 無心庵〉の「あん豆かん」

江ノ電の和田塚駅の目の前にある三代続く甘味処。定番メニューのひとつ「あん豆かん」は初代から受け継がれた味。「窓から江ノ電がゆっくり走る姿を眺めながら、お茶の時間を楽しめます。豆のほどよい塩気、寒天の歯切れのよい食感とさっぱり感、たっぷりとかける黒蜜のコクが絶妙。散策の合間にほっとひと息つける味わいです」
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-2-13
TEL:0467-23-0850
営業時間:10:00~17:00
定休日:木休
席数:26席
2. 季節の景色を愛で味わう、極上の御菓子。〈御菓子司 こまき〉の「上生菓子」

北鎌倉駅脇に佇む和菓子の老舗。鶴岡八幡宮のお茶会のための菓子を求める地元客から愛され続ける老舗店。店の窓からは円覚寺の四季折々の自然が望め、駅前とは思えないほどの静けさ。季節ごとに変化する上生菓子をいただく。「毎朝炊き上げる自家製餡の香りも印象的。季節を映した上生菓子は、職人技が光る繊細な意匠と上品な甘さで、目と舌で楽しめます」
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内501
TEL:0467-22-3316
営業時間:10:00~16:30
定休日:火休
席数:16席
ひと月に5、6種類ほど替わる御菓子は抹茶付1,001円、持ち帰りは1個367円(箱詰め、6個から購入可)。
3. なめらかさとコシ、一線を画すわらび餅。〈段葛 こ寿々〉の「わらび餅」

若宮大路沿いに位置し、古民家の風情を感じる甘味処・蕎麦処。“蕎麦屋の甘味”として生まれたわらび餅は、本わらび粉を使った独特の弾力で、鎌倉らしい素朴さと上質さを持つ名物。「蕎麦をいただいたあとの定番は、やはりわらび餅。やわらかな弾力となめらかな口当たりが印象的で、香ばしいきな粉と沖縄産の黒糖を使った黒蜜が、素材の良さを引き立てます」
住所:神奈川県鎌倉市小町2-13-4
TEL:0467-23-1192
営業時間:11:30~17:30(17:00LO)
定休日:月火休(祝の場合は翌日休、売店は年中無休)
席数:30席
店先に段葛のわらび餅売店があり、テイクアウトを購入できる。
4. たっぷり入った、人気の煮あずきが絶品。〈甘処あかね〉の「手がき氷 抹茶あずき」

小町通りの喧騒から少し外れた路地にある、こぢんまりとしたカウンターだけの店。朝は朝食、昼は甘味処、夜は小料理店と時間によって表情を変え、鎌倉の日常に寄り添う。「抹茶あずきはほろ苦い抹茶蜜と、豆の香りを大切に炊き上げた大粒の十勝産大納言が見事な組み合わせ。手がきした氷はふわふわ。〈一保堂〉の抹茶、腰越の氷など、素材へのこだわりもうれしい」
住所:神奈川県鎌倉市小町2-10-10
TEL:0467-23-0667
営業時間:12:00~16:30(あずきが売り切れ次第終了)
定休日:木休(祝の場合は営業)
席数:9席
手がき氷はあずき、抹茶、ミルクなど全12種類。




















