前田有紀の『週末・気分転〈花〉』 フラワーアーティスが考える、休息時間の過ごし方。「リモートワークで一息つきたいときは、身近な草花に目を向けて」 LEARN 2020.03.28

10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回はリモートワークの合間で出会った草花のお話です。

突然ですが…

突然ですが第二子を授かりました。この夏に出産する予定でいます。会う方にも少しずつ報告をしているところですが、幸い体調はとてもよく、毎日もりもりと食べています。おもむくままに食べ過ぎてしまっているためか、今月だけでも2・3ケ月妊娠が進んだようなお腹の大きさに!次の検診で怒られやしないかと少しドキドキしています。

仕事の合間に〈海蔵寺〉へ。

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このご時勢もあり、身重なこともありあまり遠出はできていませんが、少し前にたまたまテレワークだった夫と休憩時間が重なり、30分ほど2人で住まいのある鎌倉で集合しました。訪れたのは〈海蔵寺(かいぞうじ)〉という扇ヶ谷にあるお寺です。

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この時は、鎌倉はまだ桜が咲いていなかったのですが、「花寺」としても知られている〈海蔵寺〉では、いつの季節に訪れても、お花がひっそりと咲いていて、季節の移ろいを実感できる場所です。

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入り口すぐの真っ白なユキヤナギが満開でした。

そして、お寺の外ではタンポポが咲き始めていました。当たり前に季節ごとに花を咲かせる植物には元気がもらえますね。静かに一緒に同じ景色を眺めて「じゃ、仕事戻るね!」「うん、お互い頑張ろう!」と、目を合わせて解散したほんのひとときのこと。最近は、家事や育児のこと、色々なオペレーションの業務連絡が多くて、一緒に景色を眺めることをしていなかったなと振り返りました。

気持ちをお花に乗せて届けてみませんか?

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私の運営してる花屋でも、ご自宅用に、またギフト用に、生花のオーダーをするお客様が増えてきました。なかなか会いにいけないからこそ、気持ちを伝える手段として、お花を選んでくださっている方が多いことが嬉しいです。こんな時だからこそ「気持ち」をお花に乗せてお届けできるように前向きな気持ちでしっかりブーケをお作りしていきます!

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