ラーメン女子・森本聡子さんの推しラーメンBEST3
ラーメン女子
「女性が一人でもラーメンを食べることの出来るカルチャーを広めたい」。そんな思いから食べ歩きを開始して20年。47都道府県を食べ歩き、年間600杯以上を食べるラーメン大好き女子。DMMオンラインサロン〈森本聡子とラーメン食べ歩き隊ッ!〉や、とことん女性向けに特化したラーメンイベント〈ラーメン女子博〉をプロデュースするなど、メディアでも活躍中。2018年には〈Ramen Switch〉を設立し、世界初のラーメンジュエリーブランド〈ZURU+.〉をリリース。ラーメンのための酒〈NOODLE SAKE –春華秋冬-〉をプロデュースするほか、著書に『東京ラーメンコレクション』がある。
第3位:〈中華・洋食 やよい〉のラーメン

森本さんが3位に選んだのは、東京・浅草にある〈中華・洋食 やよい〉のラーメン。ポークソテーやオムライスドライカレーが名物として知られるなかで、隠れたファンの多い一品です。
「愛知から15年前に上京し、町中華というカルチャーに惹かれたきっかけが浅草だったことを今でも鮮明に覚えています。こちらのお店は、町中華でありながら洋食があり、ホテルマン出身の大西店主との会話も心地よい。料理だけでなく、時間そのものがご馳走の一流店です。
ラーメンは余計なことをしていないからこそ、スープの輪郭がくっきりと立つ。まさに、シンプルイズベスト! まちにこういう店があること自体が、日常に溶け込む最上級の幸せなのだと、心底感じています。吉原が目と鼻の先という立地も相まって、訪れる度に知らなかった大人の階段をそっと上らせてもらえる気がするのは、私だけでしょうか?」

創業100年以上の歴史を持つこの店は、西洋料理店として営業を開始。その後、2代目が中華料理を取り入れ、現在のスタイルに。洋食と中華、どちらの料理にも同じスープを使っているため、それぞれに統一感がある味わいになるのだと、店主の大西功一郎さんは話します。
鶏、豚、カツオ、昆布で出汁を取ったスープは、どこか懐かしい味わい。ストレート中太麺とチャーシューやメンマなどのトッピングとも、よく合います。
なかでも、メンマは店主がこだわって一から製造。自身で裂くところから始まり、1週間ほど水につけたら、紹興酒やオイスターソースで味をつけて、ようやく完成するのだそう。
住所:東京都台東区浅草5-60-1
TEL:03-3872-7710
営業時間:11:30〜15:00、17:00〜20:30LO
定休日:木休
インスタグラム(https://www.instagram.com/yayoi_official.t13/)
第2位:北海道札幌市〈我流麺舞 飛燕(ひえん)〉の「我流札幌ラーメン 飛塩(ひえん)」

2位は、北海道札幌市にある〈我流麺舞 飛燕(ひえん)〉の「我流札幌ラーメン 飛塩(ひえん)」。その推しポイントを森本さんはこのように紹介します。
「札幌ラーメンを開拓するなかで、唯一リピートし続けています。鶏白湯×煮干の濃厚なスープを札幌ラーメン伝統の“中華鍋技法”で仕上げる一杯は、すすりながら心のなかで『優勝ー!』とガッツポーズをしてしまうほど。
鍋から生まれる芳ばしさは、味噌じゃない斬新さがありながらも、札幌らしさを一切失っていないのがニクい。カン、カン、カンと鳴り響く鍋の音。そこからジュワ〜っと立ちのぼる香ばしいニンニクの香りをまとった激うまスープが、もうたまりません」

“新しい札幌ラーメンをつくる。歴史をたどりながら新しいを追求する”という想いのもと、2010年にオープンした同店。
店主の前田修志さんは、味噌ラーメンの文化が強い札幌で、あえて塩ラーメンでナンバー1になりたいと考える一方、札幌でラーメンをつくる以上は札幌ラーメンで戦いたいと、札幌ラーメン特有の野菜とスープを中華鍋で加熱する「あおり製法」を踏襲したスタイルで勝負しています。
森本さんも推す看板メニューは、宮城県の森林鶏の首肉だけを使い、油を極力使わないことでヘルシーかつ濃厚な味わいに仕上げたスープと、北海道留萌市で栽培される希少な超硬質小麦〈ルルロッソ〉でつくる中太ちぢれ麺の相性が抜群。
住所:北海道札幌市豊平区中の島1条9-4-14
TEL:011-842-5262
営業時間:11:00~19:45LO ※スープが無くなり次第終了
定休日:木休・月1回不定休あり
ホームページ(https://www.hienn0301.com/)
第1位:〈麺ハウス こもれ美〉の冬季限定「味噌らーめん」

森本さんが1位に選んだのは、宮城県黒川郡にある〈麺ハウス こもれ美〉の「味噌らーめん」。作業上、厨房に熱がこもってしまうという理由から、冬季限定で提供されているメニューです。この冬にしか合えないラーメンを、森本さんは「味噌ラーメン好きな女性にこそ味わってほしい一杯です」と話します。
「札幌味噌ラーメンの豪快さとは異なり、緻密でやわらかさを備えながらも、芯のある力強さがあります。辛味としびれ、ラードとニンニク。そのどれもが前に出すぎることなく、きちんと役割を果たしているのもいいですね。
個性的な麺は噛むほどに小麦の風味が広がり、スープとの距離感も絶妙。仕上げに添えられた柚子のやさしい色みと花山椒の香り、その美しい対比が味覚だけでなく視覚まで満たしてくれるのがお気に入りポイントです。岡店主の想いや美学が、静かに息づく一杯です」

仙台市から車で30分ほどの場所にある大衡村で2015年にオープンするやいなや、全国のラーメン好きの間で注目を集める存在になった同店。醬油ラーメンや塩ラーメンなど、さまざまなジャンルのラーメンをいただくことができます。
今回紹介する味噌ラーメンは、スープや使用する調味料に至るまで、徹底して味噌の風味を引き立てることを第一としたつくりが特徴です。
「スープは動物性の物を減らして粘度を抑えて、味噌の香りが立つ仕様にしています。多めのラードで炒めるので、かなり香ばしさがあります」と、店主の岡良平さん。
住所:宮城県黒川郡大衡村大衡大柳31-1
営業時間:10:30~14:00(土日は9:00~)
定休日:月休
X(https://x.com/hellskitchen128)
















