多文化が共存する建築や美食を満喫!編集部S、憧れのトルコ旅。01 イスタンブル・人生に一度は見たい、歴史的建築 編。

多文化が共存する建築や美食を満喫!編集部S、憧れのトルコ旅。01 イスタンブル・人生に一度は見たい、歴史的建築 編。
多文化が共存する建築や美食を満喫!編集部S、憧れのトルコ旅。01 イスタンブル・人生に一度は見たい、歴史的建築 編。
TRAVEL 2026.08.05
かつて日韓ワールドカップ(ふ、古い!笑)のとき、イルハン・マンスズ選手に友人と一目惚れし、急に身近になったトルコ。

また、先日鎌倉特集で取材したベーカリー〈pide〉のシグネチャーでもあるトルコの国民的パン「スィミット」がおいしくておいしくて、ここ最近特に気になっていたトルコ。

「行ってみたい!」という気持ちはあるもののなかなか踏み出せなかった編集Sが、初めてのトルコへ。

アジアとヨーロッパの文化が共存するトルコの美しい街並みや歴史的建造物、世界3大料理でもあるグルメを目指して、トルコ最大都市であるイスタンブルと、奇岩が広がる大自然が壮大なカッパドキア、2都市へ行ってきました。

イスタンブルへは成田や関空から直行便もあり、フライトも実は楽ちん。
第1回は、イスタンブル旅ではマストな歴史地区の世界遺産へ。
photo & text_Hanako(取材協力/トルコ共和国大使館文化観光局、GoTürkiye、Turkish Airlines)

イスタンブルに到着!
壮麗な歴史建築が残る旧市街へ。

トルコ旅行 ブルーモスク
スルタンアフメット公園内には歴史的建造物が建ち並ぶ。写真は「ブルー・モスク」。

成田国際空港から約13時間でイスタンブル空港へ到着。
まずは空港から車で1時間ほどの旧市街にある、イスタンブル歴史地区へ。

イスタンブル歴史地区は、ローマ帝国、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)、オスマン帝国と3つの大帝国の首都として繁栄し、街全体が世界遺産に登録されています。

中でもスルタンアフメット広場には、「ブルー・モスク」という名で知られるイスラム教の礼拝堂「スルタンアフメット・モスク」や、かつてキリスト教の教会として建てられモスクへと改修された「アヤソフィア」、15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が居住した「トプカプ宮殿」、東ローマ帝国時代の巨大な地下貯水池「バシリカ・シスタン(通称・地下宮殿)」など、徒歩圏内に歴史が詰まった名所が揃います。

西アジア・アナトリア半島と、東ヨーロッパ・バルカン半島にまたがるトルコ。その歴史はご存知の通りかなり長く、古代オリエント文明からローマ帝国、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)、オスマン帝国まで、紀元前から多民族が共存し歴史を築き上げ、1923年にオスマン帝国が崩壊した後、トルコ共和国が成立しました。

そんなトルコの壮麗なストーリーに触れられる、歴史的建造物を巡ってきました〜!

スルタンアフメット・モスク(ブルー・モスク)

トルコ旅行 ブルーモスク スルタンアフメット・モスク
オスマン建築の最高傑作と言われる「ブルー・モスク」。ドームを囲う細長い塔がミナレット。

「スルタンアフメット・モスク」は、17世紀初頭にオスマン帝国の第14代スルタン・アフメット1世によって建てられたモスクで、内部には2万枚のトルコの伝統的タイル・イズニックタイルが使用さていることから通称「ブルー・モスク」と呼ばれています。

「ブルー・モスク」特徴の一つが、6本あるミナレット(尖塔)。
一般的なモスクには通常1〜2本しかないそうで(メッカの聖モスクには13本)、6本あることは世界に数あるモスクでも非常に珍しいそうです。

ミナレットとは1日5回行われる礼拝の時間を知らせるために教徒たちに呼びかけ(アザーンと言います)を行う場所。スルタンアフメット広場を歩いている際、礼拝の時間にはアラビア語のアザーンが響き渡っていました。

トルコ旅行 ブルーモスク スルタンアフメット・モスク
この美しい紋様は、全てイズニックタイルを貼り合わせて作られています。
トルコ旅行 ブルーモスク スルタンアフメット・モスク
200枚以上のステンドグラスを設置。ステンドグラスが用いられているのはキリスト教の名残から。

外観の装飾や迫力もすばらしいものですが、モスク内部の美しさも圧巻!鮮やかなトルコブルーや模様の立体感を彩るレッドなど、美しいイズニックタイルとステンドグラスが織りなす空間は、おとぎ話の中の世界のようで、とても神秘的でした。ドームや柱、壁には、イズニックタイルでチューリップやヒノキ、ヒヤシンスなどの自然のモチーフが青を基調に色鮮やかに描かれています。

「ブルー・モスク」や次に訪れた「アヤソフィア」はイスラム教徒以外の人も見学はできますが、礼拝の時間帯は観光客の入場が制限されます。また男女共に肌の露出が多い洋服はNG。女性は髪が隠れるサイズのスカーフを持参してくださいね。

Information
Sultanahmet Camii(スルタンアフメット・モスク)

住所:Sultanahmet Mahallesi, Atmeydanı Cd., Fatih, 34122 Istanbul, Türkiye
営業時間:8:30〜19:00(4〜9月)、8:30〜17:00(10〜3月)共に最終入場は閉館30分前まで
※礼拝の時間は入場不可
※金は金曜礼拝があるので入場は14:30〜
※宗教施設の為露出の多い服装での入場不可。女性はスカーフを被るのがマスト
入場料:無料

アヤソフィア

トルコ旅行 アヤソフィア
高さ56mの巨大ドームやメッカの方角を示すミフラーブ、壁面に掲げられたカリグラフィーに注目を。
トルコ旅行 アヤソフィア
取材時は残念ながら巨大ドームの耐震補強を含む内部、外観ともに修復工事中でした。

「ブルー・モスク」と向かいあうように立つのは、こちらもイスタンブルを象徴する歴史建築の一つ「アヤソフィア」。

もとは6世紀にビザンツ帝国(東ローマ帝国)のキリスト教大聖堂として建設され、のちにオスマン帝国がコンスタンティノープル征服後にモスクへ改修、その際ミナレットが増築されました。トルコ共和国となってからは2020年まで博物館として一般公開されていましたが、現在は再びイスラム教のモスクとして運用しながら、観光客の見学も受け付けています。

トルコ旅行 アヤソフィア
1階は礼拝堂のため観光客は入れません。2階からドーム天井やカリグラフィーを見学できます。
トルコ旅行 アヤソフィア
キリスト教聖堂だった頃のモザイク画が残っています。
information
Ayasofya(アヤソフィア)

住所:Sultan Ahmet, Ayasofya Meydanı No:1, 34122 Istanbul, Türkiye
営業時間:9:00〜19:30(最終入場は30分前まで)※金は金曜礼拝があるので入場は14:30〜
入場料:25€
※宗教施設の為露出の多い服装での入場不可。女性はスカーフを被るのがマスト
https://ayasofyacamii.gov.tr/

トプカプ宮殿

トルコ旅行 トプカプ宮殿
「トプカプ宮殿」に入場する際、最初に通る「皇帝の門」。

「トプカプ宮殿」は、コンスタンティノープルを陥落させてビザンツ帝国(東ローマ帝国)を滅ぼしたオスマン帝国の君主・メフメト2世によって1465〜78年にかけて建てられ、約4世紀にわたりオスマン帝国の君主が居城としたイスタンブルの壮大な宮殿です。

敷地の広さはなんと約70万 m2 (東京ドーム15個分……!)。敷地内には、4つの庭園と行政の場であった外廷、君主のプライベート空間だった内廷、宮廷の女性たちの生活の場・ハレムで構成されています。内廷やハレムの見学ができるほか、君主たちの豪華煌びやかな宝物などの展示も見どころです。宝石やゴールドをふんだんに使用した宝飾品や調度品から、オスマン帝国の権力の大きさが窺えます。

また、宮殿内各所はイズニックタイルの装飾が美しいです。

トルコ旅行 トプカプ宮殿
第二庭園へ続く「挨拶の門」。この先には第三庭園へ通じる「幸福の門」も。
トルコ旅行 トプカプ宮殿
宮殿には美しい貯水池や噴水が各所に。
トルコ旅行 トプカプ宮殿
建物内のイズニックタイルはどこを切り取ってもかわいいです。
トルコ旅行 トプカプ宮殿
宝殿にはきらびやかな宝飾品がずらり。86カラットの「スプーン職人のダイヤモンド」も展示。

君主の絶対的な権力、奴隷として連れてこられた女性たちや、宦官(かんがん)と呼ばれる去勢されてハレムで女性のお世話をしていた男性たちの暮らし。トルコの歴史を語るには欠かせない背景を学ぶことができるので、イスタンブルへ行った際は必ず訪れてほしい場所です。

トルコ旅行 トプカプ宮殿
宮殿内にはボスポラス海峡を一望できるスポットが。ぜひ見つけてみてください。
information
Topkapi Palace(トプカプ宮殿)

住所:Cankurtaran Mah., Babı Hümayun Cd. No:1, 34122 Fatih/Istanbul,, Türkiye
営業時間:9:00〜19:00(3月最終日〜10月最終土)、9:00〜17:00(10月最終日〜3月最終土)
※最終入場は30分前まで
定休日:火、祝、1/1・10/29休
入場料:2,750 TL
https://www.millisaraylar.gov.tr/Lokasyon/2/topkapi-sarayi

バシリカ・シスタン(地下宮殿)

トルコ旅行 バシリカ・シスタン(地下宮殿)
階段を降りると高さ約9mの柱が300本以上立ち並びます。

「アヤソフィア」から歩いてすぐのところにある「バシリカ・シスタン」。「バシリカ・シスタン」とは「貯水池」という意味で、6世紀にビザンツ帝国(東ローマ帝国)の皇帝ユスティニアヌスによって建てられました。海に囲まれたこの土地はかつて飲み水が慢性的に不足していたことから、遠くの森から水を引いて戦争などの際に飲み水に困らないよう備蓄庫として機能していたそうです。

階段で地下へと進むと、約9mの柱が300本以上並ぶ光景に圧倒されます!柱の下部には今も水が溜まっていて、ライトアップの演出がとても幻想的。これらの柱は古代の神殿から集めたと言われており、高さを調整するため(諸説あり)にメドゥーサの頭が土台になっている柱も。

トルコ旅行 バシリカ・シスタン(地下宮殿)
天井部分も宮殿のように麗しいです。
トルコ旅行 バシリカ・シスタン(地下宮殿)
奥の方に2本だけあるメドゥーサの頭の柱。
Information
Basilica Cistern(バシリカ・シスタン)

住所:Yerebatan Cad. Alemdar Mah. 1/3 34410 Sultanahmet-Fatih/Istanbul, Türkiye
営業時間:9:00~22:00
定休日:なし
入場料: 1,950 TL(9:00〜18:30 )3,000 TL(19:30〜22:00)※18:30~19:30は入場不可
https://yerebatan.com/en/

トルコ旅行
スルタンアフメット広場にある古代エジプトの「オベリスク」。

スルタンアフメット地区にはほかにも〈アヤソフィア歴史体験博物館〉や、かつての古代競馬場「ヒッポドローム」跡地に建てられた3本の「オベリスク」(記念碑)など見どころがほかにもたくさん。じっくり巡ると20,000歩以上は歩くと思いますので、本当に履き慣れたスニーカーをおすすめします(笑)。

新市街のランドマークや
ボスポラス海峡からの絶景を満喫。

旧市街・スルタンアフメット地区から移動して新市街へ。新市街の中心で、ヨーロッパ風の建物が並ぶイスティクラル通りには、ショップやカフェがたくさんあり、毎日多くの観光客で賑わっています。

トルコ旅行
全長約1.4kmのイスティクラル通り。路面電車が通ります。

ガラタ塔

トルコ旅行 ガラタ塔
丘の上に立つので、9階建ですがイスタンブルの絶景を望めます。

ベイオール地区に位置し、新市街のランドマークである「ガラタ塔」。14世紀に建てられた石造の塔は、昔は監視塔や牢獄として使用されていました。現在は展望台を開放していて、ボスポラス海峡やイスタンブルの街並みを360度楽しむことができます。

トルコ旅行 ガラタ塔
金角湾やボスポラス海峡、モスクなど、イスタンブルにしかない絶景を楽しめます。
トルコ旅行 ガラタ塔
左奥はアジア側で右側が旧市街。
トルコ旅行 ガラタ塔
通りの隙間からのぞく「ガラタ塔」もすてき。
Information
Galata Kulesi(ガラタ塔)

住所:Bereketzade Mahallesi Büyük Hendek Caddesi, Numara: 2, 34421 Beyoğlu/İstanbul, Turkey
営業時間:8:30~23:00(チケット売り場は〜22:00)
定休日:なし
入場料:30€
https://galatakulesi.gov.tr/

ボスポラス海峡クルーズ

トルコ旅行 ボスポラス海峡クルーズ
左手に見えるのはガラタ橋と新モスクという名の「イェニ・ジャーミィ」。
トルコ旅行 ボスポラス海峡クルーズ
城塞「ルメリ・ヒサル」の奥には第2ボスポラス大橋。

ターコイズブルーが美しいボスポラス海峡をもっと楽しみたい人は、ぜひ海峡クルーズへ!

エミノニュ埠頭から乗船すれば、約1時間半の船旅がスタートです(黒海まで向かう6時間コースもあります)。今回はボスポラス海峡を北へ、第2ボスポラス大橋まで向かいます。ガラタ橋のお見送りとともに出航です〜。

トルコ旅行 ボスポラス海峡クルーズ
大小さまざまな船が海峡を運航。風が気持ちいいです〜。
トルコ旅行 ボスポラス海峡クルーズ
船上ではドリンクやスナックを販売。
トルコ旅行 ボスポラス海峡クルーズ
存在感を放つ〈チュラーンパレスホテル〉。

「ドルマバプチェ宮殿」やボスポラス大橋、〈チュラーンパレスホテル〉、「アナドル・ヒサル」、「ルメリ・ヒサル」といった、イスタンブルの名所を船上から楽しめます。

サンセットクルーズやナイトクルーズもあるので、お好みの時間帯に乗られるのもうれしいですね。

Information
Bosphorus Cruise(ボスポラス海峡クルーズ)

乗船場所:Hobyar, 730, Reşadiye Cd. İstanbul, Türkiye
チケット購入場所: エミノニュ桟橋(Eminönü Pier)TURYOLチケットオフィスにて
運航時間:10:00~18:00(毎時運航)
定休日:なし
乗船料:大人1名300TL〜、プライベートツアー約14,000 TL~(参加人数やボートのサイズ等により変動)
※料金はトルコの物価や為替状況などにより変動する場合があります。最新の料金は公式サイトをご確認ください
https://www.turyol.com/

トルコ旅行 カラキョイ地区
カラキョイ地区にある市場は、新鮮な魚が豊富と地元の人にも人気!

クルーズ乗船所の近くに、かわいいフィッシュマーケットがありました。新鮮な魚介類が買えると地元の人に人気の市場です。もう午後だったのでお魚は減っていましたが、レストランにはお客さんがたくさん。

併設するレストランでは、サバサンドや焼き魚などおいしそうなシーフードメニューをみなさん楽しんでいました。

……おなかが減ってきましたね(笑)。
次回は、イスタンブルの最旬ホテルや、定番&トレンドグルメをご紹介します。

お楽しみに!

取材協力/トルコ共和国大使館文化観光局GoTürkiyeTurkish Airlines

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