多文化が共存する建築や美食を満喫!編集部S、憧れのトルコ旅。#04カッパドキア・地元人気&今話題の食体験 編。 (最終回)

多文化が共存する建築や美食を満喫!編集部S、憧れのトルコ旅。#04カッパドキア・地元人気&今話題の食体験 編。 (最終回)
多文化が共存する建築や美食を満喫!編集部S、憧れのトルコ旅。#04カッパドキア・地元人気&今話題の食体験 編。 (最終回)
TRAVEL 2026.09.30
編集Sが初めてのトルコへ。
アジアとヨーロッパの文化が共存するトルコの美しい街並みや歴史的建造物、世界3大料理でもあるグルメを目指して、トルコ最大都市であるイスタンブルと、奇岩が広がる大自然が壮大なカッパドキア、2都市へ行ってきました。
第4回となる最終回は、トルコ中央部に位置する世界遺産の地域・カッパドキアのグルメ編。地元で人気の伝統的な朝食からモダントルコ料理、ミシュラン星付き店など、カッパドキアの食の“今”を体感できて、旅の目的地にしたいレストランをお届けします。
photo & text_Hanako(取材協力/トルコ共和国大使館文化観光局、GoTürkiye、Turkish Airlines)

地元で人気のブレックファースト「セルプメ」を目指す。

伝統的なトルコの朝食「セルプメ」が楽しめる〈Cappadocia Sunrise Breakfast〉
チーズやオリーブ、ジャム、トルコ風春巻きやスクランブルエッグなど超豪華!「Turkish Breakfast」1名900TL。

伝統的なトルコの朝食「セルプメ」が楽しめる〈Cappadocia Sunrise Breakfast〉。「セルプメ」とは種類がたくさんの料理がテーブルいっぱいに並べられたトルコの朝食スタイルで、家族や友人とシェアしながら思い思いに楽しみます。地元の方は何時間もおしゃべりをしながら過ごすそうで、この日は雨でしたが朝からたくさんのお客さんでにぎわっていました。

天気がいい日は気球を眺めながらテラス席でいただけるそう! こんな豪華な朝食をいただきながら空を見上げると気球が飛んでいるなんて…見たかったな〜(涙)

information
CAPPADOCIA
CAPPADOCIA SUNRISE CAFE & BREAKFAST
(カッパドキア サンライズ カフェ&ブレックファースト)

神秘的な景観とともにいただくカッパドキア料理。

カッパドキアには、奇岩群や渓谷などのビューが自慢のレストランが多くあります。また、カッパドキアは世界で初めてワインを造ったとも言われる土地(諸説あり)。奇岩群などダイナミックな景色を楽しみながら伝統的なトルコ料理がいただけるお店や、トルコ料理との相性が良いカッパドキア産ワインも楽しめるレストランをご紹介します。

〈TUMA Wine & Dine〉
奇岩を眺めながらトルコ伝統料理をいただく。

〈TUMA Wine & Dine〉
奇岩を眺めながらトルコ伝統料理をいただく。
店内は窓が開閉式なので天候の悪い日や真冬でも景色を眺めて食事ができます。

屋上テラス席からギョレメの街並みが見渡せると観光客にも人気の〈TUMA Wine & Dine〉。洞窟ホテル〈Peruna Cave〉に併設されたレストランで、ルーフトップや開放的な店内で本格的なトルコ料理と地産のワインやビールが楽しめます。

人気メニューはトルコの伝統的な前菜・メゼや、トルコ名物壺ケバブ、トルコ風ラビオリなど昔ながらの調理法の一皿と、現代風にアレンジされたメニューが揃います!

野菜やお肉など素材の味を生かしたシンプルな味付けは、日本人も食べやすいものばかり。デザートのカトゥメルは、薄くパリパリな生地とミルクアイスがさっぱりしていて、食後でもパクパクと食べられました。イチゴがのって見た目もかわいいですよね。

オーナーは日本に暮らしていたことがあり日本語が堪能で超フレンドリー! ほかのスタッフさんも親しみやすい接客で、日本人観光客から支持されている理由がうかがえます。夕日や夜景もとても美しいと評判で、いつか見てみたいです。

information
TUMA
TUMA Wine & Dine(ツマ ワイン アンド ダイン)

〈MILLOCAL Restaurant〉
壮大な景色を目の前にカッパドキア産ワインを。

〈MILLOCAL Restaurant〉
壮大な景色を目の前にカッパドキア産ワインを。
開放的で上質な空間は、特別なオケージョンにもぴったりです。

ウチヒサール城近くの丘に位置する〈MILLOCAL Restaurant〉。窓際の席でダイナミックな絶景を眺めながら、古代アナトリアから受け継いだトルコの食文化を体感できるメニューがいただけます。石造りで洞窟のような温かさとモダンでエレガンスさが混ざり合った雰囲気で、地元の人たちにも人気の一軒です。

〈MILLOCAL Restaurant〉
壮大な景色を目の前にカッパドキア産ワインを。
ラベネを添えたナスのサラダ600TLやアダナ風フェラミートボール500TL、ミックスグリーンサラダ600TLからスタート。

地元でとれた新鮮な食材を使い伝統的なスタイルで調理された料理に、カッパドキア産をはじめとするトルコワインを用意。見た目も楽しく調理された野菜の冷菜、カッパドキア名物壺焼きケバブなどのトルコ料理から、生ハムやパスタ、ピザまで、幅広いラインナップなのもうれしいですね。

壺焼きケバブは、牛肉と野菜をトマトペーストやスパイスとともに壺の中で数時間じっくり熱を通した煮込み料理で、カッパドキアの名物。提供時にサーバーさんが壺を叩いて蓋を開けるパフォーマンスも楽しく、ホロホロとやわらかいお肉とクタクタの野菜は日本人にも馴染みある味わい。ライスやパンに付けていただきます!

伝統的なカッパドキア料理を楽しみながら、ロマンティックな景観や空間の中で特別な食事時間が過ごせますよ。

information
Millocal
Millocal Restaurant(ミルロカル・レストラン)

〈Areni Cappadocia〉
カッパドキアの伝統料理を、モダンにアレンジした一軒。

ユルギュップのお土産店などが立ち並ぶテヴフィク・フィクレト通りに位置する〈Areni Cappadocia〉。伝統的なアナトリア料理をモダンにアレンジする、人気のファインダイニングです。

古い歴史を持つアナトリア地方の食文化に敬意を払いながら、カッパドキアの豊かな大地で育った食材を活かし、ドライフルーツやスパイス、ピスタチオやクルミなどのナッツを巧みに使って、伝統料理に現代的な味わいの奥行きを加えています。

ここでも壺ケバブはシグネチャーな一品。手作りの素焼きの壺に食材を詰め、薪の火でじっくり焼き上げて提供。壺ケバブにもフルーツ、スパイス、ナッツを巧みに使い、奥深い風味を出しています。今回はお野菜をじっくり煮込んだ、ヴィーガンの壺ケバブをいただきました。

ほかにも「Meze of the Day」(今日の前菜)やトルコの家庭料理をアレンジした温菜、タコやイカなどの魚介料理、肉もヴィーガンも揃えるメインディッシュなど、バリエ豊富なメニューでお客を出迎えます! カッパドキア産ワインと一緒にどうぞ。

information
Areni
Areni Cappadocia (アレニ・カッパドキア)

〈REVITHIA〉
カッパドキア初のミシュラン星付きレストランへ。

〈REVITHIA〉
カッパドキア初のミシュラン星付きレストランへ。
重厚な石の壁に囲まれた空間は、洞窟ホテルの特徴を生かした隠れ家的な雰囲気。テラス席も用意。

カッパドキア唯一のミシュラン星付きレストラン〈REVITHIA〉。2025年12月に発表された「ミシュランガイドトルコ2026年版」で初めてカッパドキアが格付け対象に加わり、その年エリア唯一で初のミシュラン一つ星を獲得し、話題となりました。

〈REVITHIA〉では、トルコ、ギリシャ、アルメニアの代々受け継がれてきたレシピからインスピレーションを得て、近年忘れ去られかけていた料理を創造的で現代的な技法で蘇らせます。「食」は単なる栄養源ではなく、過去と現在、伝統と革新を結びつける物語を紡ぐものとして一口ごとに忘れられない感動を提供。

ラムをミルクで煮込むことや発酵した穀物とミルクをタルハナと呼ばれるスープとして摂ることなどの食文化や、ローカルの調味料といった地元の伝統など、それらを尊重し、ドゥラン・オズデミルシェフが表現力豊かなメニューへと生まれ変わらせます。カッパドキアの豊かな食文化への感謝とオマージュとして、新たな喜びを味わえる料理を生み出しているんです。

〈REVITHIA〉
カッパドキア初のミシュラン星付きレストランへ。
ヘッドシェフのドゥラン・オズデミルさん。

〈REVITHIA〉では5品 or 8品(ヴィーガンもあり)のテイスティングコースを提供し、旬の地元食材を味わってもらうため年に3~4回メニューを一新。また、料理を引き立てるためにカッパドキアのテロワールを反映したワインのペアリングも用意。カッパドキアの料理とワインの両方を通して、その魅力を発見することができるんです。

ペアリングのワインは、カッパドキア地方の固有品種「エミール」種を使用したスパークリングや、カッパドキア近郊・カイセリにあるブティックワイナリー〈ヴィノルス〉の赤、カッパドキアの老舗ワイナリー〈トゥラサン〉のロゼなど、料理に合わせてシェフがセレクト。(5品コースのペアリング5,950TL)

ラグジュアリー洞窟ホテル〈Kayakapi Premium Caves Cappadocia〉内にある〈REVITHIA〉。ユネスコ世界遺産である歴史的な洞窟やギリシャ神殿のような石造りの空間で、カッパドキアで唯一無二の食体験を楽しんでください。

information
REVITHIA(レヴィティア)
REVITHIA(レヴィティア)

住所:Kayakapi Mahallesi,Kuscular Sokak No:43 Ürgüp 50400, Türkiye
営業時間:18:00〜24:00(21:00最終入店)
定休日:日
https://www.kayakapi.com/revithia/

お買い物やカフェも立ち寄りたい!

やっぱりお買い物やスイーツも楽しみたいですよね!

〈Areni Cappadocia〉のスタッフさんに教えてもらったショップ〈Niche Studio〉に立ち寄りました。〈Niche Studio〉は、神殿造りの店内や外観もかわいく「ハンドメイド&サステナブル」をコンセプトとしたショップです。オーナー、メルテム・デミルバシュさんが厳選するトルコや世界各地の作家のハンドメイドアクセサリー、インテリア雑貨、アート作品などを販売しています。

メルテムさん自身もアーティストで、廃材の紙を使って入れ物や花器を製作されています。紙には見えない重厚な質感で、いろんなインテリアにも合いそうです。

キラキラな石とごっつい指輪に目がない私。トルコのアナトリア山脈でのみ採掘される宝石・ズルタナイトの指輪に一目惚れしました…。しかも光の種類によって色が劇的に変わるなんて…かわいい!めちゃくちゃ悩んだのですが、お財布と相談して今回は断念…。あー、今見てもやっぱりかわいいーー。

information
Niche
Niche Studio(ニッチ スタジオ)

日本好きオーナーのカフェでピスタチオ尽くし。

「ギョレメ野外博物館」から車で10分弱のところにある〈KING’S COFFEE〉。日本語が堪能なオーナー・オズカンさんが妻と経営するカフェです。以前はトルコ石の会社を経営し、日本に25年間住んでいたオズカンさん。帰国後イタリアでコーヒーを学び、カッパドキアにスペシャルティコーヒーとピスタチオラテがシグネチャーのカフェをオープンしました。

ヴィーガンメニューも豊富で、カフェラテやチーズケーキなどドリンクやスイーツから、ほうれん草やマッシュルーム入りのパンケーキまで、いろんなシーンで対応するラインナップです。おすすめはトルコが産地のピスタチオラテとヴィーガンピスタチオチーズケーキ。追いピスタチオもたっぷりで、ピスタチオ尽くしのお茶時間を過ごすことができますよ。

「ギョレメ野外博物館」から車で10分弱のところにある〈KING’S COFFEE〉
明るいお人柄のオーナー・オズカンさん。近所の子どもたちとも仲良しです。

お土産に自家製ピスタチオペーストもおすすめ。2〜3軒隣にオズカンさんの妻が店に立つ同名のカフェも。店内の雰囲気は全然違いますが、メニューは同じだそうです。

information
KING’S COFFEE(キングスコーヒー)

フライトは旅の初めから最後までトルコに浸れる、
ターキッシュ エアラインズで!

フライトは旅の初めから最後までトルコに浸れる、
ターキッシュ エアラインズで!
ネヴシェヒル・カッパドキア空港からイスタンブル空港経由で帰国します。

日本からのトルコ旅は、便利で快適なターキッシュ エアラインズがおすすめ!
イスタンブル空港までは、直行便が羽田国際空港と関西国際空港からは毎日1便ずつ、成田国際空港からは週11便運行しています。

ターキッシュ エアラインズのうれしいところの一つは、エコノミーでもアメニティを提供してくれるところ。アイマスク、スリッパ、靴下、歯磨き、耳栓がポーチに入っており、約13時間のフライトも快適に過ごせます。

イスタンブル空港は世界でも有数のハブ空港で、かなり広くてカフェやお土産店も充実しています。スターアライアンスゴールド会員の方は、エコノミー利用やターキッシュエアラインズElite会員じゃなくてもイスタンブル空港の「Miles&Smiles Lounge」を利用できます。

さすがイスタンブル空港! ラウンジもとても広くて開放的なフロアにはさまざまなタイプの座席があり、サラダ、デザートなどからライブキッチンで作られるトルコ料理までの充実した食事メニューや、ワインやビールなどアルコールを含むドリンク、Wi-Fiも完璧で何時間でも過ごせそうなくらい快適でした。

イスタンブル空港
イスタンブル空港にはターキッシュ エアラインズの機体が何機も待機。また来ますー、ありがとうー。

いよいよ成田までのフライト搭乗時間です。
今回のイスタンブルとカッパドキア旅。二つの都市は、同じトルコにありながら全く異なる表情を持ち、どちらも魅力がいっぱいでした!

東西の文化が交差して歴史と現代が溶け合うイスタンブルでは、モスクの静謐さやバザールの活気、人々の暮らしの温かさに触れるたび、この街が何世紀にもわたって人を惹きつけてきた理由を知ることができました。一方、悠久の時がつくり上げた奇岩群が広がるカッパドキアでは、朝焼けの空を彩る気球や、大地に刻まれた地層、洞窟を利用した住居や教会など、自然と人の営みが織りなす唯一無二の風景に心を奪われました。

歴史や文化、自然、食、人との出会い…。そのどれもが旅を豊かに彩ってくれて、「また訪れたい」と思わせてくれました。異なる魅力を持つ二つの土地を巡ることで、トルコという国の奥深さと多様性をより深く感じられますね。

次の旅先をお探し中の方、ぜひトルコはいかがでしょうか?

私もまたトルコに来られるようお仕事がんばります!笑
最後までお読みいただきありがとうございました。

取材協力/トルコ共和国大使館文化観光局、GoTürkiye、Turkish Airlines

Videos

Pick Up