多文化が共存する建築や美食を満喫!編集部S、憧れのトルコ旅。#02イスタンブル・最旬ステイ&グルメ編。
アジアとヨーロッパの文化が共存するトルコの美しい街並みや歴史的建造物、世界3大料理でもあるグルメを目指して、トルコ最大都市であるイスタンブルと、奇岩が広がる大自然が壮大なカッパドキア、2都市へ行ってきました。
第2回は、イスタンブルの最旬ブティックホテルや、定番&トレンドグルメ編。
美食の国・トルコのトラディショナル料理や、伝統を再構築したモダン地中海料理をご紹介します。
- ▽歴史的建築のブティックホテルでアンティークやアートに囲まれたステイを。
- ▽〈sen’den〉でトルコらしい朝食と、モダンターキッシュディナーを楽しむ。
- ▽【BREAKFAST】トルコの食の魅力が詰まったプレート。
- ▽【DINNER】トルコの豊かな食材を使うモダン地中海料理。
- ▽テーブルからの景色も自慢!イスタンブルの定番&最旬ランチ。
- ▽〈Hamdi Restaurant- Eminönü〉地元で人気のレストランでケバブランチ。
- ▽〈Muutto Anatolian Tapas Bar〉トルコの伝統料理をアレンジ。ミシュラン掲載のタパスレストラン。
- ▽歴史公園にあるレストランで地元素材を使った地中海料理を。
- ▽お土産もやっぱり大事!イスタンブルのお土産探しはバザール一択。
- ▽食のお土産なら〈エジプシャンバザール〉。(通称スパイス・バザール)
- ▽器やラグなど雑貨や工芸品なら〈アラスタバザール〉。
- ▽多文化や歴史に触れる楽しさと、伝統とモダンが融合するイスタンブル。
歴史的建築のブティックホテルで
アンティークやアートに囲まれたステイを。

今回のイスタンブルの滞在先は、カラキョイ地区にある〈Hovagimyan Hotel and Suites〉。
2024年に開業したこのホテルは、19世紀に建築家レオン・ナフィーリヤンによって建てられた歴史的なアールヌーボー建築を、「Polimeks Construction」の創設者であり、オーナーのエロル・タバンジャ氏が監修を手掛けました。

客室やフロント、レストランなど館内の至る所に、アートコレクターでもあるタバンジャのコレクションや、自ら旅先で集めたアンティークの家具やオブジェ、アート作品がセンスよく散りばめられています。
タバンジャが大切にしたのは「旅先だけど自宅のような心地よさ」。確かにモダンで高級感があるのに、緊張はしない、ほっと落ち着く空間です。「単なる観光ではなく“我が家”のように感じてもらえたら」というタバンジャの思いのもと、スタッフさんたちもフレンドリーなホスピタリティでゲストを出迎えてくれます。
カラキョイ地区はおしゃれなショップやカフェも多いイスタンブルの中心地で、街のいろんな主要地へも気軽にアクセスができて便利。連泊したくなる「我が家」のような心地よさで、イスタンブル旅の拠点にもぴったりです。
ゲストルームは「ガラタ塔」、またはボスポラス海峡が見渡せるHORIZEN SUITEなど全室スイートルームで、冷蔵庫や食器洗浄機も兼ね備えたキッチン付き。客室ごとにレイアウトや調度品は異なり、アール・ヌーヴォーやアール・デコ調の厳選されたアンティークやアート作品が並びます。

さらにうれしいところは、併設のレストラン〈sen’den〉や最上階のバーが、宿泊していなくてもわざわざ訪れたいくらいすてきな場所ということ。次は〈sen’den〉自慢のブレックファーストやディナーをご紹介します。
〈sen’den〉でトルコらしい朝食と、
モダンターキッシュディナーを楽しむ。
〈Hovagimyan Hotel and Suites〉1階にあるレストラン〈sen’den〉は、ホテルと同じく「我が家」をキーとし「ゲストが故郷の家庭を思い出す料理を」と、地元産の旬食材を使用したモダントルコ&地中海料理を提供しています。
「sen’den」はトルコ語で「あなたから」という意味。家族で過ごす「食卓」のように、会話や記憶、食事をだれかと分かち合う喜びを提供し、料理はもちろん、過ごす空間や時間も大切にしているのが特徴です。
【BREAKFAST】トルコの食の魅力が詰まったプレート。

フレッシュなチーズやハーブたっぷりのサラダ、「スィミット」などのパン、オリーブ、茹で卵、中東のピーナツバターと呼ばれる「タヒニモラセス(ゴマペースト&糖蜜)」、フルーツと彩りも美しいブレックファーストを用意しています。
サラダのハーブとチーズ(トルコ北西部で作られるフェタチーズの一種・エジネチーズ)のフレッシュさに感動! 日本でもこんなにハーブやチーズがたっぷりなサラダを気軽に食べられたらいいのになぁ……。朝から気分が上がること間違いなしです。

【DINNER】トルコの豊かな食材を使うモダン地中海料理。

ディナータイムは、地中海地域が交差するイスタンブルの多様な食文化を反映した、モダンで洗練されたトルコ・地中海料理を、アラカルトやコースでいただけます。旬の地元野菜や近海で獲れた魚介などを使用し、素材の味をふんだんに生かしたり、スパイスでアジアのエッセンスを加えたりと、食文化を融合させた、季節で変わるラインナップが自慢です。
ホテルの最上階にはPENTHOUSEバーがあり、屋上のテラス席からはボスポラス海峡が見渡せます。
あと一杯飲みたいときに、すてきな時間を過ごせますね。こちらも宿泊者以外の利用ももちろんOKです。


住所:Kemankeş Karamustafa Paşa, Kemankeş Cd. no:45, 34425 Beyoğlu/İstanbul, Türkiye
営業時間:7:30〜11:00、12:00〜16:00、18:00〜23:00
定休日:なし
https://www.instagram.com/sen___den/
テーブルからの景色も自慢!
イスタンブルの定番&最旬ランチ。
トルコ料理は世界3大料理の一つということもあり、グルメも貪欲に楽しみたいですよね。イスタンブルでのランチは、旧市街にあるケバブが自慢の名店とミシュラン掲載と話題のタパスレストランへ。どちらのお店もテラスや窓側席からはボスポラス海峡が見渡せて、おいしいだけじゃない楽しみも待っていますよ。
〈Hamdi Restaurant- Eminönü〉
地元で人気のレストランでケバブランチ。

イスタンブルを代表する老舗のケバブレストラン〈Hamdi Restaurant- Eminönü〉。ガラタ橋のすぐそばに位置し、近くには「イェニ・モスク」や〈エジプシャンバザール〉があり観光客も行きやすい立地で、5階建ての店内は観光客や地元の人で賑わっています。

メインのケバブは、写真の「Urfa Kebap」のほか、焼きナスが入った「Patlıcanlı Kebap」、ピスタチオを練り込んだ「Fıstıklı Kebap」など、16種と豊富なラインナップ。「Urfa Kebap」は牛とラムの合挽きをシンプルに塩で味付け、炭火でじっくり焼かれ余計な油は落ちているので、決して重たくはなく、ラムの臭みも一切ありません。付け合わせの野菜のグリルも香ばしくて、ケバブとの相性はもちろん抜群。ラヴァシュ(Lavash)という薄いトルコパンに巻いて食べるのも一押しです。


イスタンブルらしい景観とともにトラディショナルなトルコ料理を味わうなら、ぜひ〈Hamdi Restaurant – Eminönü〉へ。

住所:Tahmis Cad. Kalçın Sokak No 1 Eminönü – İstanbul, Türkiye
営業時間:12:00〜23:00
定休日:なし
https://hamdi.com.tr/en
〈Muutto Anatolian Tapas Bar〉
トルコの伝統料理をアレンジ。ミシュラン掲載のタパスレストラン。

イスタンブル最注目のエリア・カラキョイ地区のショッピングモール・Galataport(ガラタポート)にある〈Muutto Anatolian Tapas Bar〉。ミシュランガイドの推奨レストラン(セレクション)として高く評価され、料理は受賞歴のあるウムト・カラクシュシェフが監修しています。伝統的なアナトリア(トルコ)料理をモダンなスパニッシュタパススタイルで提供する、世界の美食家にも人気の一軒です。
店名の「Muuto」とは「移住」や「移動」を意味し、人や生物が土地から土地へと移り新しいカルチャーやストーリーを生み出したように、「料理からも新しい文化が生まれる」という思いが込められています。また、「お皿を分け合う」をテーマとして、タパスなどのたくさんのお皿を大切な人と分け合いながら心地いい時間が過ごせます。

美しいフムスやパテなどのタパスが運ばれたら、一気にテンションアップ! 見た目も色鮮やかなお皿を分け合いながら、みんなで感想を言いあっていただくのが楽しいですね。パンにのせたり、何種類か一緒に食べたり、自由気ままに食べられるのもうれしいです。

すりおろしたズッキーニやチーズ、ハーブを焼き上げるトルコのおやき「Mücver」にはレモンクリームを添えたり、トルコ風ピザ「Pide」はベジタリアンで提供するなど一捻りが。



住所:Kılıçali Paşa, Meclis-i Mebusan Cd. No:8, 34433 Beyoğlu/İstanbul, Türkiye
営業時間:12:00〜翌1:00
定休日:なし
https://www.muutto.com.tr/
歴史公園にあるレストランで
地元素材を使った地中海料理を。
〈Muutto Anatolian Tapas Bar〉のように、アナトリア(トルコ)料理をそれぞれの目線で再構築し、モダンで独創的な一皿に仕上げているレストランも多く、トルコの食トレンドの一つでもあります。
また、ベジタリアンメニューへの汎用性が高いことやミシュラン掲載店が年々増えていることなど、世界でもトルコは「美食の街」として改めて注目されている様子が伺えますね。

スルタンアフメット広場の「アヤソフィア」や「トプカプ宮殿」にほど近い、約1,500年の歴史を持つ地下貯水施設を活かした〈The SARNIÇ Restaurant〉もその一つ。ビザンツ帝国(東ローマ帝国)時代に建てられ、当時は「バシリカ・シスタン」と同様に飲み水の備蓄庫として使用されていました。
長い歴史の面影がそのまま残る地下宮殿のような空間で、アナトリア料理をアレンジした地中海料理がいただけます。
重厚な石造の店内で、ダンスやライブパフォーマンスが催される日も。
公式HPやInstagramをチェックしてください。
住所:Soğukçeşme Sk. No:26, Sultanahmet, Fatih, İstanbul, , Türkiye
営業時間:12:00~24:00
定休日:なし
https://sarnicrestaurant.com/tr/
お土産もやっぱり大事!
イスタンブルのお土産探しはバザール一択。
旅行といえばお土産探しにも時間をかけたいですよね。でもわざわざ足を伸ばすには限られた旅時間がちょっともったいないときも……。
イスタンブルでお土産を探すなら、ケバブの名店〈Hamdi Restaurant – Eminönü〉近くにある〈エジプシャンバザール〉や、「ブルー・モスク」のそばにある〈アラスタバザール〉など、観光ついでに立ち寄れるバザールがおすすめ! 〈グランドバザール〉がいちばん規模が大きく有名ですが、もし時間がタイトならこの二つのバザールでも、十分においしいかわいいお土産が見つかるはずです。
食のお土産なら〈エジプシャンバザール〉。
(通称スパイス・バザール)

17世紀に「イェニ・モスク」の付属施設として建設された〈エジプシャンバザール〉。スパイスやオリーブ、ドライフルーツ、ロクムといった伝統菓子、タヒニ(ゴマペースト)など、お土産にぴったりな食材も多く売られています。観光客だけではなく地元の人たちも訪れる、活気あふれたバザールです。

バザール内はたくさんのお店がひしめきあい、かなり多くの人が歩いています。バッグはしっかりと持って、スリなどには気をつけてお買い物してくださいね。
住所:Rüstem Paşa, 34116 Fatih/İstanbul, Türkiye
営業時間:8:30~19:00(店ごとに異なる)
定休日:なし(店ごとに異なる)
※宗教の祝日、10/29共和国記念日は休
入場料:無料
器やラグなど雑貨や工芸品なら〈アラスタバザール〉。

「ブルー・モスク」すぐそばにある〈アラスタバザール〉。スルタンアフメット広場内にあるにもかかわらず、〈エジプシャンバザール〉と比べて落ち着いた雰囲気で買い物ができるので、ゆったり見たい人にはおすすめです。
器やアクセサリー、ラグなど、雑貨店も多いので、自分用のお土産をじっくり探すのもいいかもしれません。
トルコの守り神・青い目玉をモチーフにした「ナザールボンジュウ」は小さいサイズがお手頃価格で売っていたので、数をいっぱい買いたい人はぜひこちらで!
住所:Sultan Ahmet, Mimar Mehmet Ağa Cd. No:2, 34122 Fatih/İstanbul, Türkiye
営業時間:9:00〜19:00
定休日:なし
多文化や歴史に触れる楽しさと、
伝統とモダンが融合するイスタンブル。
壮大な歴史的建築や美しい海峡クルーズなど、見どころがたくさんのイスタンブル。今回はヨーロッパ側を巡りましたが、次はアジア側もゆっくり巡ってみたいと思います。
また、日本人の舌に合うお料理が多いのも印象的。伝統的なトルコ料理も、シェフにより創造性高くアレンジされた一皿も、フレッシュな野菜やハーブ、チーズがたっぷりなのがうれしいですね。イスタンブルの美しい景観を眺めながら味わえたり、すてきな建築の中で優雅な時間を過ごせたりと、食事だけではない楽しみがあるのも魅力です。
気になるグルメが多すぎて食べ過ぎ警報が出てしまいました。建築を見て回ってたくさん歩いたので、プラマイゼロなはず(笑)。
後ろ髪引かれながら、イスタンブルから奇岩がひしめくカッパドキアへと移動します。


















