【秋は、札幌を旅しよう!】人気急上昇中の北海道クラフト、「マイ・木彫り熊」を手に入れたい!

【秋は、札幌を旅しよう!】人気急上昇中の北海道クラフト、「マイ・木彫り熊」を手に入れたい!
【秋は、札幌を旅しよう!】人気急上昇中の北海道クラフト、「マイ・木彫り熊」を手に入れたい!
TRAVEL 2026.10.19PR
北海道を代表するクラフトと言えば、「木彫り熊」。昭和の家庭にひとつは置かれていた、あの鮭をくわえた迫力ある姿でおなじみですが、ここ数年は、クラフトや現代作家によるアートピースとして注目を集めています。
 
そんな木彫り熊を探すなら、専門店からセレクトショップまで幅広い店舗が集まる札幌へ。人口密度ならぬ“熊密度”の高さは道内随一です。木目も彫り跡も表情も、何一つとして同じものはナシ。一期一会の出合いを求めて「マイ・木彫り熊」を探しに出かけましょう。(PR/札幌観光協会)
photo_Michi Murakami, Masanori Kaneshita, Nao Shimizu, Yasuyuki Ohashi, Hiromi Terashima text_Ai Sakamoto, Hiromi Etsunaga(Studio Mercato), Tamaki Sugaya

北海道ならではのクラフト、「木彫り熊」とは?

いろんな表情の、木彫りの熊たち。 同じものは2つとないので、どの一体を連れて帰るかが悩ましい。

大正末期、尾張徳川家当主の徳川義親がスイスから木彫り熊を持ち帰り、北海道八雲町の農民に農閑期の副業として制作を奨励したのが、北海道の木彫り熊の始まりとされる。

1924年には、酪農家の伊藤政雄が制作した「北海道第1号」が誕生。ほぼ時を同じくして、旭川でもアイヌ民族の松井梅太郎らが独自の木彫り熊を手がけるようになり、やがて道内各地へと広がっていった。

そんな木彫り熊が、全国的に認知されるようになったのは、昭和30〜40年代の北海道観光ブーム時。鮭をくわえた雄々しい姿がトレードマークの「鮭喰い熊」が北海道土産の定番となったのである。

あれから70年の時を経て、第二次木彫り熊ブームとも言うべき今。“熊密度”の高い札幌で目指したい4軒をご紹介!

札幌で木彫り熊を探すなら。①
ヴィンテージから作家ものまで揃う
“木彫り屋”で、お気に入り探し。

熊以外にもフクロウやオオカミといった動物を象ったものや、レリーフ、家具など幅広い木彫品を取り扱う〈遊木民〉の店内。3代目の川口直人さんは木工作家としても活躍する。アイテムはすべて一点もののため、売り切れの場合も。

店内に足を踏み入れた瞬間、目の前に広がるのは、所狭しと並ぶ熊、熊、熊、そして熊。愛好家の間でも評判の高い木工工芸の専門店〈遊木民〉には、全国からファンが訪れる。

現在、工房と店舗を切り盛りするのは3代目店主の川口直人さん。約60年前に祖母が始めた土産物の卸売業を、父である拓二さんが木彫民芸品の卸売り・小売業へと転換したのが1986年のことだ。

以来、木彫り熊の名手として知られる柴崎重行が手がけた100万円近い逸品から、名もない作り手によるヴィンテージの鮭喰い熊、現代作家の創意工夫に富んだアイテムまで、幅広く取り揃えている。

立ったり、座ったり、スポーツしたりと、いろいろなスタイルの木彫り熊に出合える。同じ作家でも、アイテムによってがらりと作風が変わることも。

「よくオススメを聞かれますが、僕自身、正解はないと思っています。年代や作家名にとらわれず、自分がいいと感じたものを選ぶのが一番。木彫り熊は基本的に一点ものだからこそ、ご縁を探すようなものかもしれませんね」と直人さん。

その言葉に後押しされ、熊たちをじっくりと眺めていると、不思議と気になる子が現れる。手にとって確かめては棚に戻してを繰り返し、気づけば店内を何周も……。迷いに迷って手繰り寄せた“ご縁”は、やはり格別だ。

真ん中に見えるのは、弟子屈町(てしかがちょう)の川湯温泉で〈ぎっちょの店〉を営む石井行男さんが手がけるスポーツグマの一つ、カヌーグマ26,400円。
右上から時計回りに、TOMOKOのクマーシャ66,000円、岩下恵介の遊木民熊5,500円、遊木民の船熊(おっちゃんこ熊各550円、アイヌ文様の丸木舟2,200円、オール330円)、中川貞司のおっちゃんこ熊18,000円。

木彫り熊と聞くと、大きくて高価なものだと思う人もいるかもしれないが、ここ〈遊木民〉ではそんなことはない。木工作家でもある直人さんらが手がけるオリジナル商品はサイズも小さく、値段も手頃だ。

例えば、幅8.5×奥行き3×高さ3.5㎝のアイヌ文様の丸木舟に、座り姿の熊2頭とオールを組み合わせた「遊木民の船熊」はすべて合わせて3,080円。長辺2cmほどの「(おそらく)世界一小さな木彫り熊」700円なども、お土産に喜ばれるだろう。

うれし恥ずかし、ファースト「マイ・木彫り熊」。あなただけの一頭が待っている。

information
遊木民(ゆうぼくみん)

住所:北海道札幌市中央区北7条西19-1
TEL:011-614-05
営業時間:9:30〜18:00
定休日:木休
https://www.instagram.com/kiisuki1201/

札幌で木彫り熊を探すなら。②
古道具の海の中に潜む、
200体超のヴィンテージ木彫り熊。

トーテムポールやアイヌ民族の伝統楽器も並ぶ店内。よく見ると、そこかしこに木彫り熊が。

〈マルヨシレトロ〉は、札幌市内や近郊で出張買取・不用品回収を手がける〈マルヨシ商店〉が、週末だけオープンするアンティークショップ。店主の前田佳範さんが「北海道で使われたもの」にこだわって集めた品々が、店内を埋め尽くす。

圧巻の品揃えを誇るヴィンテージの木彫り熊をはじめ、古道具や古家具、工芸品、実験用ビーカーなど懐かしの学校備品まで幅広く揃う。大量生産された土産物や工業製品でも、長く使われることで、時間の積み重ねが独特の風合いを与えていく。そんな視点で古物と向き合えるのも、この店の魅力だ。

左端の一体は、初期に作られたであろう熊ボッコ。値がつけられない希少な一体だそう。

店の奥へと進むたび、キャビネットの上に、ショーケースの中に、ふとした隙間にまで木彫り熊が現れる。その数、200体以上。土産物として人気の高い旭川市の〈トミヤ郷土民芸〉の熊ボッコの初期作品など、コレクター垂涎の希少なヴィンテージも数多く揃う。

前田さんが惹かれるのは、手仕事の跡が感じられるもの。作者の有名無名を問わず、たとえ彫り銘が確認できなくとも、彫りの表情に心を動かされたものを選び取っている。八雲、白老、旭川、阿寒など、産地や系譜も幅広い。店頭の顔ぶれは少しずつ入れ替わり、訪れるたびに新たな出会いがある。

ショーケースの上に座るのは、熊彫りをしている人の家で見つかったという木彫り熊。熊ボッコを彷彿とするかわいらしい佇まいが魅力。ツルツルとした手触りは、何度も撫でられたであろう痕跡だ。

多様なヴィンテージ熊と向き合う中で、前田さんの目を引くのが、旭川系の木彫り熊。端正な彫りを魅せる八雲系とはまた異なり、旭川の木彫り熊には、アイヌ民族の彫り手たちによる力強く野性味のある作風が見られる。作者名が残されていないものも多いが、その独特の彫りや表情、佇まいに心惹かれるという。

一体一体の表情や彫りをじっくり見比べてみると、こんなにも個性があるのかと気づかされる。200体を超える木彫り熊を前に、自分の心をつかむ一体を探してみたい。

information
古道具 マルヨシレトロ

住所:北海道札幌市中央区南3条西8丁目6
TEL:011-200-0443
営業時間:12:00〜18:00 
土・日曜のみ営業
https://www.instagram.com/maruyoshi_retoro/

札幌で木彫り熊を探すなら。③
毎週日曜を目指してファンが続々。
デザイナーと写真家の目利きで選ぶ木彫り熊。

仕事場として使っていた空間の一部をショップ兼ギャラリーにしている。什器の多くは榊原さんが自らデザインした。

グラフィックデザイナーの榊原直樹さんと写真家の寺島博美さんが、全国を巡って蒐集した新旧の手仕事が並ぶ、日曜日だけオープンする店。作家の知名度にとらわれず、クリエーターならではの審美眼で選び抜いた品々が揃う。

北海道ゆかりの工芸も豊富で、ヴィンテージの木彫り熊はもちろん、小樽の陶芸家・中島知之の器や、置戸町〈工房くつろ木〉の白樺のカップなど、現代作家の作品も多数。年に一度、1カ月間だけギャラリーとして開くのも特徴で、店とギャラリー、二つの顔を持つ。

北海道足寄町のどんころ熊。大15,000円、中10,000円、小6,000円。

旭川の大和正幸によるカット彫りの抽象的な親子熊、〈トミヤ郷土民芸〉の熊ボッコの初期モデル、足寄町のどんころ熊など、〈十年二十年〉のラインナップは実に多彩。1970年代にロシアでつくられた熊のからくり玩具も並ぶ。

槐の木でつくられたどんころ熊は、浅く彫ると明るい色が、さらに深く彫り進めると赤黒い色が現れる。その色の変化を模様として生かした造形に榊原さんは惹かれたといい、オープン当初から取り扱っている。
日曜になると全国から木彫り熊のファンが訪れるため、店頭の顔ぶれも随時入れ替わる。

民芸品がずらりと並ぶ棚。2段目にある木彫り熊は、奈井江町の〈堀井民芸〉の作品。7,000円〜。
手前の、白い木肌の木彫り熊は、大和正幸の親子熊。セットで16,500円。その後ろの丸みを帯びた木彫り熊も同氏の作品。

15年ほど前に関東から札幌へ移住してきた榊原さん。手仕事に興味を抱くきっかけとなったのが、奈井江町の〈堀井民芸〉の木彫り熊だ。

木彫り熊の三大ルーツとされる八雲、旭川に並び、個人名でその名を連ねる名匠・堀井清司が創業者。〈堀井民芸〉からは三好純男ら著名な作家も輩出している。つぶらなガラス目、舌や牙まで彫り込まれた特徴的な表情を好み、以来、手仕事の世界に魅せられていったという。蒐集の原点となった堀井熊も、店内に顔を揃える。

作家が存命なら、必ず直接会いに行く。作品の背景を深く知る。〈十年二十年〉に並ぶ手仕事には、榊原さんと寺島さんの、そんな真摯な姿勢が宿っている。

札幌の造形作家・山里稔の自費出版本『熊から造形へ』3,300円など、木彫り熊関連の書籍も扱う。
information
十年二十年(じゅうねんにじゅうねん)

住所:北海道札幌市中央区南3条東1丁目6-2 メゾンR・N 4F
TEL:非公開 
営業時間:12:00〜18:00
日曜のみ営業
https://www.instagram.com/junen_nijunen/

札幌で木彫り熊を探すなら。④
受注販売のオリジナル作品が人気!
木彫り熊モチーフのキャンドルも。

カフェの奥に、クラフトやアパレルのセレクトショップが広がる。

感度の高いショップや飲食店が増えている「創成川イースト」エリアで、20年以上も人気を集める〈FAbULOUS(ファビュラス)〉。古いビルをリノベーションした空間には、カフェとセレクトショップが同居する。

カフェは朝食やランチも提供。壁に掛かったアートを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。

カフェスペースの向こうには、セレクトショップ。北海道にゆかりのある作家が手がける器をはじめ、アンティーク家具、手になじみ長く使える調理器具、ユニセックスのアパレルなどをセレクトしている。

店内の棚を見渡せば、あちこちに木彫りの熊を発見。

ショップエリアに一歩足を踏み入れれば、そこにはお宝アイテムがずらり。作家ものの器や雑貨などが並ぶ棚に、アンティークの木彫りの熊がさりげなくディスプレイされている。サイズも熊のポーズもさまざま。北海道上士幌町で制作していた木彫り熊作家、伊藤幹男の作品も並ぶ。

木彫り熊コーナーだけでなく、店内の意外な場所にも飾られているので、宝探し気分で隈なく見て回りたい。

オリジナルブランド〈子羆屋(こぐまや)〉の商品「熊っこさん」13,200円。

セレクトショップで特に人気なのが、北海道の素材を使い、道内各地の職人とものづくりをするお土産ブランド〈子羆屋(こぐまや)〉。器や石けん、手ぬぐいなどと並んで、ファンを集める「熊っこさん」シリーズの木彫り熊は、古い銘木を一刀彫りした丸みのあるフォルムが特徴だ。

手にする人によって、いろいろな思いで見られるようにと、あえて目は入れていない。にもかかわらず、その佇まいから不思議と表情が読み取れる。そんな楽しみも届けてくれる小熊の木彫りだ。人気商品につき、現在は受注制作。3〜4カ月後に到着するまでのワクワク感も楽しんで。

「熊っこキャンドル」2,200円。

木彫りの「熊っこ」が待ちきれない!という人は、「熊っこキャンドル」はいかが? 木彫り熊のフォルムをそのまま模り、天然成分100%の蜜蝋で作ったキャンドルは、ほのかに甘い香りがあり、火を点すと灯りと相まって癒やし効果抜群。旅のお土産にちょうどいいサイズと価格もうれしい。

札幌にある木彫りの熊を扱うショップは、個性もさまざま。ぜひ、いくつも回って、お気に入りの熊を探して。運命の一体に出合ったら、それはもう連れて帰るしかない!

information
FAbULOUS(ファビュラス)

住所:北海道札幌市中央区南1条東2丁目3-1 NKCビル1F
TEL:011-271-0310
営業時間:カフェ9:00〜19:00、ショップ10:00〜19:00
無休
カフェ席数:48席
https://www.rounduptrading.com/

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