7ステップのスキンケアに、頭が冴える瞑想… 朝こそ丁寧な美容ケアを!美容のプロが語る、暑い夏を美しく過ごす為の「朝美容」とは? LEARN 2018.07.29

美容のプロが暑い夏を美しく過ごす為に重きを置いているのが、朝のケア。ビューティライターの前田紀至子さんとビューティオーガナイザー・美容コラムニストの福本敦子さんが、こだわりの朝美容を語ってくれました。各々の詳しい美容法を紹介した後日配信予定の記事も要チェック!(Hanako『わたしの夏麺diary』Book in Book「Summer Healing 2018」より)

自分に合ったステップで、一日に備える美習慣。

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右・前田紀至子/新潮社『nicola』専属モデルや光文社『JJ』のライター、読者モデルを経て、現在はビューティを中心としたフリーライターとして活躍中。

左・福本敦子/ビューティオーガナイザー・フリーPR・美容コラムニスト。〈コスメキッチン〉のPRを務めたのち独立。オーガニック美容に精通している。

夏には夏の美容がある。特に朝の時間をいかに効率良く、調子を整えながら進められるかは、一日を健やかに過ごす上で重要なポイントだ。だからこそ、美容のプロたちはどんな朝の身支度をしているのかが気になるところ。美容ライターの前田紀至子さんとフリーPR・美容コラムニストの福本敦子さん(共にハナコラボメンバー)に話を伺った。

「夏の朝は暑いので、時間のある日はジムに行ってひと汗かいてから身支度をすることが多いですね」と話すのは前田さん。汗を流してからシャワーを浴びて、そのままスキンケアのステップに入る。「基本的にはスキンケア命です。朝のスキンケアは日によりますが、7つの細かいフローを経て完成します。流れ作業なので、これだけのステップを踏んでも所要時間は15分ほど。髪を乾かす時間やメイクを含めても、計40分ほどで朝の身支度を終えています」

一方の福本さんは、また違ったアプローチで朝の身支度を始める。
「毎朝起きたら、まずはタンズスクレーパーで夜のうちに溜まった舌の汚れをとります。それから、20分間メディテーションをして脳をクリアにさせるんです」と、彼女ならではのメンタルにも効く美容術から一日が始まる。「メディテーション、いわゆる瞑想は、朝と夕方合わせて40分行います。これをやり始めたことで頭の中がクリアになり、一日の中で本当にやるべきことの取捨選択ができるようになりました。それから朝食をとったり、スキンケアや頭皮ケア、そしてメイクをして身なりを整えていきますね」

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2人の起きてからの行動は全く異なるけれども、共通しているのは〝朝こそ丁寧なステップを踏む〞という部分。
「スキンケアさえきちんとやっていれば、夏場のメイク崩れも防げる」と前田さんが言うように、朝こそ手を抜かないことが一日を美しく過ごす上では欠かせないのだろう。福本さんも同様に、「夏は出かける前に日焼け対策として、ボディローションをたっぷりと塗っています。体を保湿しておくことで、焼けてしまったときも痛くなりにくいんです。先手でバリアをすることが大切なんですよね」と話す。

バタつく朝は、おざなりになってしまいがちな身支度。けれど、美容通はこの時間こそ妥協を許さない。美を司るスイッチは、メンタルやスキンケアなどがベースにある。だからこそ、朝美容を見直すことが、酷暑に負けない美しさを作るのだ。

Hanako『わたしの夏麺diary』特集では、夏に取り入れたいケアを多数ご紹介しています。

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(Hanako1161号掲載/photo : Nahoko Morimoto text : Makoto Tozuka edit : Rio Hirai)

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