昭和レトロにワクワク!伊東〈ホテルサンハトヤ〉|まろが行く、ひとりホテルのすゝめ TRAVEL 2023.07.11

ひとり時間の楽しみ方を提案するメディア「おひとりさま。」を運営する“まろ”が、ひとりホテルステイならではの魅力を伝える連載。第7回は、静岡・伊東の〈ホテルサンハトヤ〉です。

今回、宿泊するホテルは…伊東〈ホテルサンハトヤ〉

「伊東に行くならハトヤ 電話は4126(よい風呂)」

関東にお住まいの方なら、恐らく一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?今回、ご紹介するのは、そのフレーズでおなじみの〈ハトヤグループ〉が運営する〈ホテルサンハトヤ〉です!

「なぜ今…?しかもひとりで…?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、クラシックホテルとはひと味違う、昭和レトロな大衆宿の魅力がたっぷり詰まっていて、めちゃくちゃ楽しい&癒されるので、たっぷり紹介していきたいと思います。

大人になったから分かる“ハトヤ”の魅力

伊東駅に降り立つと、早速「ハトヤ」の文字が。いや、もうこのシャトルバスのサインから味があっていい。そしてバス、かわいい~~。小さいけど見てください、よく見るとナンバーが「4126」なんですよ。遊び心~!

ロビーに足を踏み入れると、ふわっと昭和の香りが。いい、いい!照明に赤いじゅうたんに螺旋階段、近未来×レトロなカプセルっぽいエレベーター。

実はわたし、子供の頃に一度家族で来たことがあって、当時はこういった良さが全く分からなかったので、正直「なんか古い」としか思ってなかったんですが(笑)。大人になって良さが分かるようになれてうれしいな~と、なんだかしみじみ。

そして、お部屋へ。同じ伊東にありますが、いわゆる〈ハトヤホテル〉は山々に囲まれ高台に位置しているのに対し、〈ホテル サンハトヤ〉は海に浮かぶスパ&リゾートホテルで、全室がオーシャンビュー。この絶景が“ひとり占め”できます。

海岸沿いの道路と山々と海のこの景色、良かったなあ。広縁のイスに座っていると、なんだか海に浮かんでいるみたいで、とてもリラックスできました。ここでの読書タイム、気持ちよすぎた!

そしてそして、もうアメニティやらが、かわいすぎるのです!本当いちいちきゅんとする。ハトヤのフォント&フォルムが愛おしくて、何もかも抱きしめたくなるんですよね。ええ当然、「ハトヤサブレ」は、最後にお土産でひと箱購入しましたとも。

ハトヤといえば、ディナーショー。海底温泉も…ワクワクが止まらない!

さあ、お待ちかねの夕飯の時間。

そう、ハトヤといえば大宴会場でのディナーショーです!残念ながら本物のハトが出てくる演出はレーザーに変わっていましたが、それでもたくさんの人がハトヤの歌に合わせて手をたたきながら楽しそうに見ていて、こちらまで幸せな気分に。

当初「ファミリー・団体が多そうだし、ひとりだと浮くかな?」と心配して、実はディナーなしも検討していたのですが、断然つけてよかった。もちろん、輪の中に入って楽しむのも好きだけど、一歩引いてみると、会場の様子を俯瞰出来て、ハトヤのエンターテイメントに、より一層感動することができた気がします。ああ、夢があるホテルだなあ。

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