毎年おいしさがアップグレードするものすごい世界。お取り寄せすべき和紅茶6選
みずの・けいすけ/大手飲料メーカーを経て、2023年〈nokNok〉を設立。お茶の体験型サービス「お茶オーナー」や日本茶のノンアルコールドリンク「nokNok CRAFT TEA SODA」などのプロダクトを開発。
「製法の技術がどんどん上がり、昨年より今年の方がウマイぞ! なんて臨場感ある声を聞けるのが和紅茶の世界。台湾など海外で技術を学ぶ人も増えています」(水野さん)。和紅茶とは、日本茶の茶葉を使い日本国内で作られた紅茶のこと。無農薬栽培紅茶の第一人者から中国茶の製法を導入した新世代の意欲作まで、選択肢は豊富。やぶきたや香駿など多様な茶葉の品種別で飲み比べるのも醍醐味だ。
1. ブレンドのスペシャリスト発。【東京都】〈MYE blend tea atelier〉の「Ihojin」

湯島の老舗茶舗〈大佐和老舗〉の8代目が、東京を代表する茶商を目指す合組専門の店。新作の和紅茶には、スッキリとした「つゆひかり」、花のような香りの「みなみさやか」、旨みの強い「うんかい」をブレンドしている。
2. 清流が自慢の土地で育む茶。【静岡県】〈志田島園〉の「やぶきた紅茶」

栽培から製茶まで自ら手がける“自園自製”。わさびが採れるほど水が清らかな玉川地区で、有機を中心とした肥料配合や昔ながらの土づくりに手をかけ、在来品種や、和紅茶に用いる「やぶきた」を丁寧に育てている。
3. 業界を牽引し続けるレジェンド。【静岡県】〈ますいさんちの茶 益井園〉の「紅茶かほり ふぁすと」

1980年代から農薬不使用の栽培を始め、有機栽培の茶葉で紅茶作りを始めた第一人者。丁寧に発酵した「香駿」のファーストフラッシュは、ミントやジャスミンのような麗しい香りに。「誰が淹れてもおいしい」との評判も。
4. 地産のお茶で地元を応援。【宮城県】〈お茶のあさひ園〉の「kitaha – 和紅茶―リーフ」

日本の紅茶の歴史を語る上で欠かすことのできない生産者・村松二六さんの下で学んだ夫婦が、東日本大震災の復興を願い、2017年から和紅茶の販売をスタート。本州最北の生産地の一つ、石巻の厳しい冬を越えたお茶は肉厚で甘みを蓄えている。
5. 茶葉由来のミルク香に癒される。【埼玉県】〈清水園製茶工場〉の「埼玉夢紅茶ゆめわかばセカンド」

埼玉の奨励品種「ゆめわかば」で作るセカンドフラッシュ。家族経営で栽培、製茶、パッケージデザインまで行う小規模な作り手だが、和紅茶の育成を担ってきた華々しい「プレミアムティコンテスト」も受賞する実力の持ち主だ。
6. 和紅茶のスターの挑戦が光る。【熊本県】〈森と種とお茶〉の「自然生態 夏摘み紅茶 さやまみどり」

数々の和紅茶コンテストで受賞してきた〈天の製茶園〉の3代目による新レーベル。実生在来(挿木ではなく種から育てた品種)を用いた茶葉や製法など、当主の気概と実力を明らかにする品だ。お茶のプロにも信頼が厚い。




















