贅沢な香りに感動! お取り寄せして味わいたい発酵茶5選

贅沢な香りに感動! お取り寄せして味わいたい発酵茶5選
贅沢な香りに感動! お取り寄せして味わいたい発酵茶5選
FOOD 2026.06.26
お茶の世界はかつてなく多彩になっています。お茶等に関する体験イベントの企画やコンサルティングをしている〈nokNok〉代表取締役の水野恵輔さんにお取り寄せできる発酵茶を教えてもらいました。
photo_Masanori Kaneshita text_Yoko Fujimori, Kahoko Nishimura(tea) edit_Sakurako Okumura
教えていただきました
水野恵輔
〈nokNok〉代表取締役

みずの・けいすけ/大手飲料メーカーを経て、2023年〈nokNok〉を設立。お茶の体験型サービス「お茶オーナー」や日本茶のノンアルコールドリンク「nokNok CRAFT TEA SODA」などのプロダクトを開発。

「本来、緑茶は不発酵ですが、最近は摘んだ茶葉を静置して微発酵させる“萎凋(いちょう)”という工程を行い、そこで生まれるフローラルな香りを楽しむ萎凋煎茶や、半発酵の烏龍茶、発酵&乾燥のみで仕上げる白茶など、中国茶の手法を取り入れたお茶が増えています。萎凋の甘い香りは若い世代や中国茶ファンにも響くはず」(水野さん)。また四国地方の伝統発酵茶も、乳酸菌の効用から再び注目の存在に。

1. 海を渡った原生山茶。【三重県】〈Jikonka〉の「伊勢水香白茶(F4)」

海を渡った原生山茶。【三重県】〈Jikonka〉の「伊勢水香白茶(F4)」
3,240円/20g。https://jikonka.shop-pro.jp/

日本ではまだ生産者の少ない発酵茶。白茶を作るのは、人気ライフスタイルブランドだ。かつて地域で生産され、山間部にわずかに残された幻の品種「F4」を、今も自然の力に任せて管理、手摘みして1年かけて発酵している。

2. 柑橘の香りを纏(まと)わせて。【高知県】〈村田園芸〉の「花香烏龍」

柑橘の香りを纏(まと)わせて。【高知県】〈村田園芸〉の「花香烏龍」
860円/15g。https://sakawacha.base.shop/

茶葉に花を被せて“着香”させるジャスミンティーの製法を踏襲した、クリエイティブな一品。共に育てる土佐文旦の花を蕾の状態で摘み取り烏龍茶に合わせ、香りが移ったところで一つ一つ取り除く、途方もない作業の末に出来上がる。

3. 発酵が生む、馥郁(ふくいく)としたアロマ。【東京都】〈nokNok〉の「竜爪萎凋煎茶」

発酵が生む、馥郁(ふくいく)としたアロマ。【東京都】〈nokNok〉の「竜爪萎凋煎茶」
880円/30g。https://nok-nok.store/

竜が爪を落とした伝説の残る竜爪山(静岡市)で栽培される茶葉を、わずかに萎凋させた微発酵茶。一番茶づくりの最後に少量だけ作られ、クチナシのような花の香りが贅沢だ。包装はイラストレーター・勝山八千代さんによるデザイン。

4. ユニークな製法のお茶文化。【徳島県】〈はなぜん〉の「伝統樽漬け発酵茶 阿波晩茶」

ユニークな製法のお茶文化。【徳島県】〈はなぜん〉の「伝統樽漬け発酵茶 阿波晩茶」
864円/2g×12包。https://awabancha-hanazen.co.jp/

世界的に珍しい後発酵茶の一つ。茶葉を茹でたのち、阿波晩茶の要となる木樽に漬けるプロセスを約1週間行う。ここで乳酸発酵が進みまろやかな酸味が生まれるのだ。低カフェインで乳幼児でも飲める“赤ちゃん茶”とも。

5. 2回の発酵で深化する酸味。【愛媛県】〈さつき会〉の「石鎚黒茶」

2回の発酵で深化する酸味。【愛媛県】〈さつき会〉の「石鎚黒茶」
1,800円/15g。https://kurocha.buyshop.jp/

西日本一高い石鎚山の麓で作られ、空気を嫌う嫌気発酵、空気を必要とする好気発酵の二段階を踏む、世界でもレアな品。存続が危ぶまれる中、生産グループ〈さつき会〉が生まれた。乳酸菌由来の酸味で、食事と好相性。

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