低カフェインだから夜も安心して飲める。お取り寄せできるおいしい茎ほうじ茶と番茶6選
みずの・けいすけ/大手飲料メーカーを経て、2023年〈nokNok〉を設立。お茶の体験型サービス「お茶オーナー」や日本茶のノンアルコールドリンク「nokNok CRAFT TEA SODA」などのプロダクトを開発。
カフェインは高温で気化するため、緑茶を焙煎したほうじ茶は低カフェイン。中でもノンカフェイン派に支持されているのが、豊かな甘みの茎部分を使った茎ほうじ茶。「香ばしさといっても、茎茶を低温で火入れしたり、砂炒り製法でチョコレートのように甘く仕上げたり、千差万別。ほうじ茶は香りの広がりとともに進化しています」(水野さん)。伝統の技を次世代が伝える番茶もここにエントリー。
1. 焙煎を重ねて、甘く、濃く。【埼玉県】〈茶 岡野園〉の「かさねほうじ茶」

祖父が目指した芳しい茎ほうじ茶、カフェを営む知人から求められた芳醇な深煎りを模索して、現3代目が辿り着いた“二度焙煎”というアイデア。ストレートはもちろん、濃いめに淹れてミルクティーにアレンジするのもおすすめ。
2. 茶葉の艶めきが語る手間の数。【岡山県】〈お茶の芳香園〉の「美作番茶」

県内でも美作地域だけに伝わる製法を、若い世代が継承する逸品。真夏に大きく育った茶葉を鉄釜で茹で、天日干ししながら煮汁をかけ、それが瞬時に蒸発して味が濃縮してゆく。晴れの国ともいわれる岡山ならではだ。
3. 室町時代から続くお茶の里から。【佐賀県】〈副島園(そえじまえん)〉の「ほうじ茶」

歴史ある茶の産地・嬉野で約30年にわたり無農薬・減農薬の栽培に取り組む農家の人気作。上品な香りや味わいが特徴の一番茶のみを使った茎ほうじ茶ゆえ、甘みや旨みがストレートに伝わる。
4. お茶本来のおいしさとデカフェを両立。【東京都】〈neruthé(ネルテ)〉の「デカフェほうじ茶」

就寝前の心と体を整える“デカフェ”に特化したブランドから、第三者機関からも認められたカフェインゼロのほうじ茶が新登場。遠赤外線の熱で焙じる「砂炒り製法」で茎茶の芯から香ばしさを高め、渋みはなく余韻も穏やか。
5. 茎茶の旨みをアップグレード。【埼玉県 】〈奥富園〉の「鬼の白骨」

一般的には強火で焙煎されるが、ここでは低温で茶の芯から火を入れるため、ふっくらと白い“骨”のような茎ほうじ茶に。「鬼」のネーミングや勇ましいパッケージとは裏腹に味わいは優しく、香ばしくも苦みが抑えられている。
6. 炒り具合の異なる茶葉で立体的な味に。【東京都】〈KANATA HOJICHA〉の「ほっこり玄米と茎ほうじ茶」

ほうじ茶は使う茶葉や道具によって味わいが変わることは、まだあまり注目されていない。店主が選んだのは焙烙(ほうろく)という小さな土鍋。茶葉に合わせて少量ずつ手作業で炒り加減を調整し、浅炒りと中炒りをブレンドしているのも特徴だ。



















