TOWN&CITY GUIDE 中野の魅力#3 がっつりごはん屋6選 FOOD 2024.05.10

個性的な駅を繋ぐ中央線のなかでも、サブカルチャーの聖地として海外からの人気も高い中野。異なる文化や個性が混在するユニークな街並みにさまざまなジャンルの店が新旧ひしめき合っている。混沌とした世界観を持つ中野の魅力に迫る。今回は和洋さまざまな中野グルメでがっつり食べられるごはん屋6軒をピックアップ。

INDEX

1,毎日食べたくなる、軽やかな食べ心地の点心〈手作り点心また明日。〉

中野ブロードウェイの地下で21年続く、手作り点心の専門店。朝からその日の仕込みを始め、常にできたての焼売と肉まんを販売する。群馬県産の和豚もちぶたを使用した餡は、さっぱりと飽きのこない味わいで人気。

2,スパイシーなごちそうで現地の食文化に触れる。〈南印度ダイニング〉

南インドの飲食店で長年シェフを務めたオーナーのダスさんが作る、現地のスパイスやハーブなどを使った料理。朝食の定番「マサラドーサセット」(写真下1,430円)をはじめ、「バナナリーフミールス」など本格的なインドグルメを楽しめる。

3,産地直送の鮮魚料理で、豊富な中国酒を飲み比べ〈なかの中華!Sai〉

長崎や宮崎から産地直送で仕入れた魚の料理と、約25種類の中国酒が一押し。活魚の締めから熟成までを店内で行う魚料理は、雑味のないクリアな味わいが特徴だ。カルバドスを加え酢橘、唐辛子、にんにくなどを漬け込んだ刺身醤油もこだわり。

4,アメリカンなスイーツが中野のスタンダードに〈Kyle’s Good Finds〉

創業から続くジャパナイズされていない本場の味を求めて、地域の人だけではなく全国のスイーツ好きが集まる。名物のキャロットケーキはシナモンやナツメグなど自家挽きのスパイスを使った程よい甘さが人気。

5,本場へのリスペクトあふれる会津の美食を中野で堪能〈まがりそーす〉

会津名物・ソースカツ丼の老舗〈白孔雀食堂〉で修業した店主が、本場の味を忠実に再現。余分な脂を取り除いたロースを叩いて揚げることでしつこくない味わいに。夜は飲み屋として米処の地酒と共に会津の味を満喫できる。

6,中野で56年続く鰻串店のメニューをランチで気軽に〈味治〉

昭和43年創業の鰻串焼き店〈川二郎〉の二代目が「ランチでも鰻を気軽に食べてほしい」とオープン。昭和の雰囲気が残る店内には、親子二代でのれんを守る姿が。生きたまま仕入れた国産の鰻をその場でさばいているため、ふっくらとした弾力が楽しめる。

photo_Kazuharu Igarashi, Yu Inohara, Hikari Koki, Miyu Yasuda illustration_Yosuke Yamauchi text_FIUME Inc.

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