TOWN&CITY GUIDE 中野の魅力#1 カフェでほっとひと息編 TRAVEL 2024.05.10

個性的な駅を繋ぐ中央線のなかでも、サブカルチャーの聖地として海外からの人気も高い中野。異なる文化や個性が混在するユニークな街並みにさまざまなジャンルの店が新旧ひしめき合っている。混沌とした世界観を持つ中野の魅力に迫る。今回は中野でほっとひと息つけるカフェ3軒をピックアップ。

INDEX

1,中野の歴史を見守る毎朝手作りの伝統の味わい〈梅家〉

特注の寒天と手作り白玉が絶品。白玉クリームあんみつ860円。
特注の寒天と手作り白玉が絶品。白玉クリームあんみつ860円。

昭和31年から中野サンモールに店を構える甘味処。中野サンプラザでの公演のついでに思い出の味を求めて立ち寄る常連など、地域外にもファンが多い。店内で毎朝仕込む餅を使ったおしるこやいなり寿司ほか、昔から変わらない秘伝のレシピは幅広い世代に贔屓にされている。

2,古き良き趣がいっぱいのオリジナルメニュー〈マロ〉

創業当時から変わらない良心的な価格設定が魅力の喫茶店。クリームを使わない塩味のカルボナーラなど「マロ風」にアレンジされた創作喫茶店メニューは、珍しくておいしい。地元民や観光客が入り交じる憩いの空間だ。

3,時間によって表情が変わる、中野の新たな文化発信地〈LOU〉

コーヒースタンドでありダイナーでもある〈LOU〉のフードメニューは、スープ(1,400円~)やサラダボール(1,400円)などのヘルシーな響きからは想像ができないほどボリューミーなおいしさ。

One More Place 体も心も温まる、古き良き街の天然温泉。

中野寿湯温泉

昭和26年に開業し、世代を超えて中野の住民に親しまれている銭湯。地下から汲み上げたメタケイ酸を含む天然温泉だけでなく、高温のサウナも人気で、若者からお年寄りまで幅広い層でにぎわう。入浴料520円、サウナ250円という安さも愛される理由の一つだ。

住所:東京都中野区新井1-14-13
TEL:03-3387-2047
営業時間:16:00~24:30
定休日:火休

photo_Kazuharu Igarashi, Yu Inohara, Hikari Koki, Miyu Yasuda illustration_Yosuke Yamauchi text_FIUME Inc.

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