私と銀座のいい関係。 「〈銀座三越〉で選んだものなら、どこに出しても恥ずかしくない。」神田愛花さん流〈銀座三越〉の楽しみ方 TRAVEL 2024.04.15

10代の頃から銀座で遊んでいたというフリーアナウンサーの神田愛花さん。特に〈銀座三越〉への愛情は深く、「〈銀座三越〉のファッションフロアは特別なクローゼット。」と語ります。あなたも銀座が好きになる偏愛話をお届けします。

INDEX

神田愛花さんが銀座を愛する理由

銀座偏愛歴は長く、10代の頃から遊びにきていたと語る神田愛花さん。

「中高生時代、少しだけ校則を見ないふりして、学校の帰り道に寄り道したくなったんです。でも当時渋谷ではガングロギャルがオシャレとされていて、スカート丈が長い私たちはダサい存在。そこで通学路からアクセスがよい銀座に行ったわけです」

多様な層が訪れる銀座は〝女子高生〞だった神田さんたちをいい意味で黙認してくれた。

「子どもだからと引かれることもなくすんなり受け入れてくれる懐の深さがあった。映画を観たり、〈マクドナルド〉でおしゃべりしたり、過ごし方は学生らしいもの。でも〈銀座三越〉にはその頃から通ってましたね」

高校生時代には憧れて眺めているだけだったハイブランドも、社会人になる頃には手が届くようになった。

「私は横浜育ちで、小さい時から洋服は三越で買うべし、がひとつの家訓(笑)。だから〈銀座三越〉のファッションフロアは特別なクローゼット。大人になって、欲しいブランドの服を自分で購入した時はひとつ階段を上った達成感がありました」

その後、独立、結婚……そのライフステージの変化にも寄り添ってくれたという。

「結婚祝いの返礼品を買いたい、友達の出産祝いを選びたい、そういう時に素敵なものが必ずみつかる。〈銀座三越〉で選んだものなら、どこに出しても恥ずかしくない。それが私の大きな基準になっています」

〈銀座三越〉への長年の信頼を起点に、銀座の街そのものにも深い愛情を持ち続けている。

「新橋から日本橋へ向かって、銀座のあちこちを寄り道しながら歩くことも。時間帯は夕暮れから日が沈む頃が理想。照明がポツポツと灯りはじめると街の雰囲気が変わっていきます。昼は買い物客のマダムやサラリーマン風の人が多いけれど、夜の銀座は客層ががらりと変わり、〝夜の顔〞になるんです。その変化にワクワクします。変わることを恐れない街だからこそ、10代の自分も今の自分も受け入れてくれる。ここに自分の居場所があるとずっと感じられる場所。夫とケンカした時だって、家を飛び出して向かうのは銀座(笑)。クールダウンにもちょうどいい街なんです」

神田愛花さん流〈銀座三越〉の楽しみ方

神田愛花さんに〈銀座三越〉のフロアごとの楽しみ方を教えてもらいました。

1F 〈銀座三越〉といえばコレ!

銀座三越のライオンと神田愛花さん

正面入口前のライオン像と記念撮影。「待ち合わせならココ。前足が意外とかわいいですね」

B3 必ず立ち寄るデパ地下エリア。

銀座三越で買い物をする神田愛花さん

特別な日には地下の生鮮食品売り場でお買い物も。「〈ラ・カーヴ〉のワイン、地下2階の〈ゴディバ〉のギフトもよく買います」

7F 日用品の買い物はリビングフロアで。

銀座三越で買い物をする神田愛花さん

上質なタオルやベッドリネンを取り扱う〈テネリータ〉が行きつけ。「吸水性抜群のバスタオルは一度使うと手放せない!」

9F オープンエアの空間で小休止。

銀座三越で買い物をする神田愛花さん

買い物の合間の休憩は「テラスガーデン」で。「子連れの友達とくると、開放的な9階と、子供用品売り場がある10階は必須」

銀座三越

銀座三越

住所:東京都中央区銀座4-6-16
TEL:03-3562-1111(大代表) 
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休

1930(昭和5)年開店の老舗デパート。ショッピングバッグ「実り」は人間国宝・森口邦彦のデザインによるもの。

photo_Akira Yamaguchi hair & make_Ayako Mega text & edit_ Kana Umehara

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