北欧生まれのタイムレスなデザインに浸る。 北欧好き必見!世界初出店カフェも併設する、最新カプセルホテル〈MAJAHOTEL KYOTO〉がオープン。 LEARN 2020.05.02

我が家ではない場所で朝食を食べる。旅に出ていることを 強く実感するそんな時間は、好きなものにだけ囲まれて ゆっくりと過ごしたい。おいしいコーヒーとともに。古いものと新しいものが常に交差する街、京都。 ホテルに滞在しながら暮らすように街を歩けば、 自分だけのお気に入りが見つかるはず。4月27日(月)発売『今、泊まりたいのはライフスタイルホテル。』より〈MAJAHOTEL KYOTO〉をご紹介します。

フィンランドの風を感じるホテル&カフェ。

ヘルシンキの 1 号店のデザインを踏襲した店内では、本国での人気メニューもいただける。「シナモンロール」750円、「ブルーベリーパイ」750円。
ヘルシンキの 1 号店のデザインを踏襲した店内では、本国での人気メニューもいただける。「シナモンロール」750円、「ブルーベリーパイ」750円。

木の優しい手触りと温もり。細部にまで手を抜かないデザイン性。そしてどこか懐かしさを感じさせるほっとする味。北欧と日本はあらゆる点で親和性が高い。そんなことを改めて感じさせてくれる場所が、2019年12月に開業した〈MAJAHOTEL KYOTO〉だ。プロダクトデザイナー、ハッリ・コスキネン氏が手掛けるホテル(それもカプセルホテル!)であり、さらにその1階には世界初進出となる〈CAFE AALTO〉が同時にオープン。

小さめサイズの“hut”が並ぶ4階は女性専用フロア。ロッカールームとシャワールームも同じフロアにある。
小さめサイズの“hut”が並ぶ4階は女性専用フロア。ロッカールームとシャワールームも同じフロアにある。

国内外の北欧好き女子にとっては、たまらない空間になっている。小屋に見立てた三角屋根が特徴的なデザインの“hut”と呼ばれる2つのタイプのカプセルは全60室。森を思わせるグリーンのグラデーションのロールカーテンは、ハッリ氏がデザインし〈マリメッコ〉が制作。コンパクトながらも心地よいのは木の温もりに加え、タイマー式調光やハンガーなど、彼が細部にまでこだわったデザイン性ゆえだろう。

店内を照らすのは1937年にデザインされたペンダントランプ「ゴールデンベル」。黒いレザーと真鍮のフレームの椅子は〈CAFE AALTO〉だけが使用許諾を持つ貴重なもの。
店内を照らすのは1937年にデザインされたペンダントランプ「ゴールデンベル」。黒いレザーと真鍮のフレームの椅子は〈CAFE AALTO〉だけが使用許諾を持つ貴重なもの。

階下に降り立てば、フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトがデザインした照明や椅子、木のテーブルが配されたカフェで、ツーリストからローカルまで、みんなが思い思いの時間を過ごしている。河原町散策の新しい定番スポットとなりそうだ。

朝7時からの朝食メニューのおすすめは「サーモンスープ」1,700円(ドリンク付き)。大きめのサーモンにごろっとしたジャガイモや人参がたっぷり入ったフィンランドの伝統料理。
朝7時からの朝食メニューのおすすめは「サーモンスープ」1,700円(ドリンク付き)。大きめのサーモンにごろっとしたジャガイモや人参がたっぷり入ったフィンランドの伝統料理。

ホテルのロゴ入りトートはチェックイン時にゲストに渡される持ち帰りOKなアメニティ。

〈MAJAHOTEL KYOTO〉

カフェ利用はビジターも可。2階よりフロントと共用スペース、客室となる。「烏丸御池」駅から徒歩6分。
■京都府京都市中京区槌屋町92〈MAJAHOTEL KYOTO〉
■1泊1室4,950円〜(税込)

〈CAFE AALTO〉
■7:00〜21:00LO(朝食〜11:30LO)無休
■58席/禁煙

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(Hanako特別編集『今、泊まりたいのはライフスタイルホテル。』掲載/photo : Yoshiko Watanabe text & edit : Yoshie Chokki)

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