森香澄の「ヒミツの韓国」〜第2回〜「ソウルのパンカフェ」
3月から始まったこの連載も、今回で2回目。毎月ひとつテーマを決めて、私が実際に足を運んでいる場所を3軒ずつシェアします。
いわゆる一般的な“おすすめ”というよりは、自分なりの好みやツボでキャッチしたスポットばかり。ちょっとヒミツにしておきたい韓国を、あくまで偏愛ベースで語っていく連載です。

連載第1回はコチラ
森香澄の「ヒミツの韓国」〜第1回〜「ヒミツの朝ごはん」
パンが溢れるソウルは、体当たり&直感を頼りに!
韓国はカフェ大国で、お店ごとに得意なジャンルや打ち出し方もさまざま。その中で今回は、パンがおいしいカフェにフォーカスしてみました。
私は「有名だから」という理由だけではあまり選びません。むしろ、人が並んでいるお店は少し避けたくなるタイプ。見た目や雰囲気、そのときの気分、自分の“好きに引っかかるかどうか”みたいな感覚で、「ここ良さそう」と思ったお店に入ることが多いです。


パンカフェのおすすめ①
物語のようなほっこり空間で焼き立てパンを。
〈LA CROUTE〉(ソウル・麻谷)
ここは、イベントに参加したときに、「今のうちに腹ごしらえをしておこう!」と探して出合ったお店。ソウルの中心地からは離れた、少し郊外にあります。
なじみのないエリアでカフェを探すとき、私は韓国ではNAVERマップで検索します。それでパンのお店を探していて、出てきたのがここでした。


〈LA CROUTE〉は、パンの種類がとにかく豊富! 塩パンやサンドイッチなど、ランチとしても満足できるラインナップ。中でも印象に残っているのは、ガーリックやオリーブが効いたしょっぱい系のパンで、甘いものよりもそちらが断然好みでした。


こんなふうに目的地の“ついで”で見つけたお店は、あとから思い返すとすごく記憶に残っていて。地図にピンを立てて、また来たいなと思える場所が増えていくのも韓国での楽しみのひとつです。
Instagram:@la_croute_seoul
パンカフェのおすすめ②
旬のフルーツをパンで味わうヘルシーブランチ。
〈pancho! brunch cafe〉(ソウル・弘大)


ソウル滞在最終日の朝、空港に向かう前にどこかでごはんを食べようと思って。パッキングに追われながらも、しっかり検索。ちょうどいちじくの季節だったので、「いちじくが食べたいな」という気分からお店を探しました。
韓国のカフェは、季節のフルーツをしっかり主役にしてくれるところが多くて、その時期ごとにメニューも変わります。私はインスタを見ながら、“いま何が旬か”で選ぶことが多いです。

〈pancho! brunch cafe〉は建物の2階にあって、店内もテーブルが5つほど。ちょっと見つけにくいくらいの、小さくてかわいらしいカフェです。
トーストが本当においしくて、いちじくがたっぷりのっていて、その下にルッコラとクリームチーズ、生ハムが隠れている。甘いだけじゃなくて、ちゃんとしょっぱさもある。そのバランスがすごく好みでした。「甘じょっぱい」が大好きな私にとっては理想の一皿。
自分好みのおいしいもので旅を締めくくれたことも含めて、満足感でいっぱい。
Instagram:@pancho_yn
パンカフェのおすすめ③
パン激戦区で見つけた、味もビジュも優勝ベーカリー。
〈Perment Bake Shop〉(ソウル・安国)
安国はベーカリー激戦区で、有名なお店もたくさんあります。でも、どこも本当に混んでいて、日本人も多い印象。
この日は「パンを食べる」ということだけ決めて歩いていて、超有名店の〈onion〉や〈LONDON BAGLE MUSEUM〉ものぞいたのですが、あまりの行列に断念(涙)。じゃあどうしよう、とさまよいながら歩いているときに偶然見つけたのが〈Perment Bake Shop〉でした。


調べてみると、クロワッサンやクイニーアマンが代表メニューとのこと。ですが実際に入ってみて、目を奪われたのは食事系のパンたちでした。
コーンのパンやチーズ系のものなど、見た目だけじゃなくてちゃんと満足できる味。甘い系がお店の推しなのに、しょっぱい系も抜かりなくおいしい……こういうお店はめっちゃ信頼できます。

パンって身近なものですし、ある程度味の想像がつく。だからこそ、直感で選んで“当たり”だったときのうれしさは格別です。
季節のメニューや場所で探してみたり、人気店をあえて外してみたり、そのときの気分を優先する……。そうやって選んだ一軒はきっと記憶にも残るはずです。もちろんハズすこともありますよ(笑)。でも、その“当たり外れ”も含めて、楽しんでいます。
Instagram:@perment_bakeshop
おまけ。今月ソウルで買ったもの!
〈alternativestereo〉の「Lip Potion Caramel Glaze」


カラーは02番のバニラローズがイチオシ。
個人的には、オーバーリップにしたいときに愛用中で、濃い色だとどうしてもやりすぎ感が出てしまうんですけど、これはその加減がすごく絶妙。ナチュラルに少しだけ輪郭を広げてくれるような仕上がりになります。
可愛さはありつつ、ちゃんと大人でも使いやすい。そういうバランスが気に入って、つい韓国で手に取ってしまうアイテムです。
もり・かすみ/1995年6月16日生まれ。東京都出身。2023年3月にテレビ東京を退社後、俳優としてドラマや映画にも出演するほか、タレントとしても活動中。
https://www.instagram.com/mori_kasumi_/


















