肉食系ライター・小寺慶子さん太鼓判!人生、1度は訪れたい肉宝店BEST3
こでら・けいこ/肉を糧に生きる肉食系ライター。強靭な胃袋とフットワークの軽さを武器に、国内外を食べ歩く。趣味はミートリップ(肉旅)と食べ物回文を考えること。
第3位:やきとりShira(梅ヶ丘)
週3ペースで色々な焼鳥店に足を運んでいるという小寺さんの“最高到達点”になったお店のひとつが〈やきとりshira〉。


店主の白柳さんは、ほぼ独学で鶏の扱いと焼きを学んだ天賦の才の持ち主。攻めた火入れで引き出す部位の個性が口中で炸裂し、ひと口ごとに幸福の〝鳥天“へ。天城軍鶏(あまぎしゃも)と淡海地鶏(たんかいじどり)は最近、都内でも扱うお店が増えていますが、安定感が抜群でいつでもブレない職人技に惚れ惚れします。

焼きの技術はもちろん、お酒のラインナップにも一切の妥協なし。食の愉しみを何倍にも広げてくれるようです。

ワインの揃えも素晴らしいですし、酒呑みとしては焼酎の注ぎっぷりも気持ちがいい。運が良ければ2種の鶏の手羽先が揃うこともあり、追加で食べ比べも。私がひそかに大好物な、にんにく焼きもエンドレスで食べてしまいます。
どんどん予約が取れなくなっていますが、店主の焼き技と人柄を思えばそれも納得。伺うときはキチンと襟を正し、その悦びを噛み締めたいです。
住所:東京都世田谷区梅丘1-22-1 y’sステート B1F
TEL:03-5450-8808
営業時間:17:00〜00:00(23:00LO)
定休日:日休
Instagram:@yktr_shira
第2位:焼肉 幸泉(立石)
令和を代表する焼肉店として名前が挙がったのは、京成立石駅から徒歩1分のところにある創業40年の老舗焼肉屋。なんと予約は2年先(!)まで埋まっているという人気店です。


祖母から受け継いだ焼肉店を守りながら、自分の仕事を貫く店主の姿がじつに清々しく、訪れるたびに『初心を忘れるべからず』と背筋が伸びます。
注文が入ってから手切りされる肉はどの部位もつやつやとした輝きを放ち、純白のセンマイやうるみを湛えたタンに誰もが感嘆のため息。


ベースのもみダレに醤油や生姜などを加え、部位の個性に合わせて提供する細やかさに目からはウロコが、食べればほっぺが落ちるはず。幸運にも来訪の機会に恵まれたときは、唯一無二の口福を存分に享受したい!
住所:東京都葛飾区立石1-18-5
TEL:03-3694-7316
営業時間:17:00〜23:30
定休日:日休
Instagram:@yakiniku.kousen
第1位:鳥茂(新宿)
戦後、新宿の闇市からスタートし、現在は3代目店主が暖簾を守る日本一のやきとん店。小寺さんにとっては、仕事への向き合い方や、食を通して人を感動させる素晴らしさなど、多くのことを学ばせていただいた“人生最幸レストラン”と語ります。


こちらの名物といえば、初代が考案したピーマンつくね。甘じょっぱいタレとピーマンの若々しい苦み、まるでハンバーグのようなつくねの食感が口のなかで一体となり、何回食べても飽きることはありません。
少し疲れているときでも、ここに来ればたちまち元気回復!「頑張る皆にスタミナを!」の気概に胸が熱くなり、この店がある限り、日本は大丈夫だと前向きな気持ちになれます。
住所:東京都渋谷区代々木2-6-5
TEL:03-3379-5188
営業時間:17:00〜0:00
定休日:日休
惜別!でも熱く語りたい一軒。ガリバタうし松(麻布十番)
西麻布の人気焼肉店〈うし松〉が、念願のカジュアル業態をオープン。一般的に産地や生産者指定ができないホルモンの仕入れを、これまでに築いた信頼関係によって可能に。神戸ビーフの最高峰と呼び名が高い〈上田畜産〉の但馬玄(たじまぐろ)の内臓丸ごと買いを実現させたそう。

これは、焼肉界としてはとてつもなく革命的なことです。にんにくとバターソースにディップして食べる、看板メニューの「ガリバタタン」や「ジンジャーハラミ」は、豊富に揃えるナチュラルなオレンジワインとの相性も抜群!
しかも深夜3時半まで営業しているので、夜な夜な通ってしまいそうです。
住所:東京都港区麻布十番1-5-13 ニュー高雄ハイツ 1F
TEL:03-4577-6529
営業時間:18:00〜3:30
定休日:日休
Instagram:@garibata_ushimatsu
















