全国の人気店の豆を取り寄せよう。あなたのお気に入りはどれ? FOOD 2023.05.27

憧れの名店や、いつか会いに行きたい焙煎士のコーヒー豆が、焼きたてで自宅に。
全国各地の喫茶店から集めた、お店の顔となるブレンドをチェックしてみよう。

二三味珈琲(にざみコーヒー)[能登]

日本中のコーヒー好きが集まる憧れの店からお取り寄せ。
能登半島先端近くの舟小屋を改装した〈二三味珈琲〉の焙煎所兼ショップには、最果ての地にもかかわらず全国からファンが訪れる。やや深煎りで酸味と苦味のバランスが取れた「舟小屋ブレンド」200g 1,296円をベースに、スペシャルティ豆を使ったブレンドは全部で6種、ストレートは20種ほど扱っている。焙煎した豆は即日発送。

TEL:0768-86-2088

喫茶ニューポピー[名古屋]

喫茶店文化が育んだ、気持ちのいいコーヒー。
名古屋の老舗〈喫茶ポピー〉を営む家に生まれた尾藤雅士さん。一度は閉店した店を継ぎ、再開前に焙煎卸売業を始めてコーヒーのスペシャリストになった。写真は、軽やかな苦味と酸味が広がる深煎りの「ポピーブレンド」100g 810円。毎年、扱う豆の産地を訪問して自分たちの言葉で直接やりとりしたり、産地と福祉を繋ぐ〈トリココーヒー〉としても活動する。

HP:https://beansbitou.thebase.in/

スマート珈琲店[京都]

力強くも澄んだ後味。食事に合う贅沢な香りを。
1932年の創業以来、地元の人や観光客から愛され続ける喫茶店。当初から焙煎する豆は「オリジナルブレンド」200g 1,400円のみ。オーナー自ら焙煎しているという。焙煎機はヨーロッパでトップシェアを誇るドイツ・プロバット機を使っている。お店のように、ふわふわのパンケーキやサンドイッチなど、シンプルな軽食を用意して味わいたい。

HP:https://shop.smartcoffee.jp/

市川屋珈琲[京都]

京都の町家で焙煎する、まろやかなブレンド。
東山の町家を改装し2015年に開店。季節のフルーツサンドが名物だが、ネルドリップで淹れるコーヒーの自家焙煎にも力を入れている。エチオピア、ブラジル、グアテマラを使った「市川屋ブレンド」200g 1,280円は、華やかな香りとバランスの取れた味わいがどんな気分にも合いそうなスタンダード。酸味のある「青磁ブレンド」、深いコクの「馬町ブレンド」も。

HP:https://ichikawaya.thebase.in/

豆香洞コーヒー(とうかどう)[福岡]

世界一の焙煎士が作る、毎日飲みたい一杯に出会う。
〈カフェ・バッハ〉での修業経験もあるオーナー焙煎士の後藤直紀さんは、2013年に「World Coffee Roasting Championship」で優勝した腕前の持ち主。その自慢のブレンド「豆香洞ブレンド」200g 1,468円がおすすめだ。香り、苦味、甘味がちょうどよく生み出されている。ブレンドとシングルオリジンを含め、常時15〜16種類がそろえられている。

HP:https://tokado-coffee.shop-pro.jp/

photo : Yuki Sonoyama text : Kahoko Nishimura

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