【鎌倉】今注目エリア・大町・材木座の地元民が通う人気店5選
こばやし・ななみ/鎌倉市在住歴6年。人材派遣会社で国内外勤務を経て、材木座に拠点を置く〈関係案内所はつひので〉を創業。鎌倉市への移住や店舗の開業などのサポートをする。
鎌倉駅東口から若宮大路を越えた東側が大町。大町の南、材木座海岸にかけて広がるのが材木座。駅からの移動はバスか徒歩が中心ということもあり、どことなくのんびりとした印象のエリアだ。「ちょうどいい〝不便さ〞があるのが、大町と材木座ですね」と話す、小林ななみさん。材木座にある〈関係案内所はつひので〉で、鎌倉市に住みたい、働きたい、何かをしたい人と地域をつなぐ案内役を務めている。
「大町には、畳店や仏具店など代々続く店があり、伝統文化が残る落ち着いた街並みです。材木座は、若手の商店会長が店と店をつないでマルシェを開催するなど、街に動きがありますね」
ここ数年で10軒以上のお店がオープンしているが、2つのエリア内にコンビニは1軒のみ。ここだけにしかない個人商店が点在し、大町と材木座それぞれオリジナルな空気感が漂う。
「以前から続くお店はもちろん、新規店も街の景観を守ることを大切に考えています。暮らす人と同様に、大町・材木座に愛着があるんですね。駅から海まで散歩がてら、ぜひお店に立ち寄ってみてください。駅前にはない鎌倉の一面に触れられますよ」
1. 古くて新しい大町のランドマークが誕生。〈角打なおらい〉と〈あやとり〉

〈石川屋酒店〉として近隣住民から親しまれた築九十余年の木造家屋はそのままに、入口を違えた2つの店がオープンした。向かって右は、夫の石黒昂士(こうじ)さんが日本酒とアテを出す角打ち、左は妻の綾さんが手掛けるフュージョン料理の店を、夫妻で経営する。

それぞれの店を目指して過ごすのはもちろん、店内の引き戸を開ければわずか1歩でハシゴも叶う。ジャンルもスタイルも異なるが居心地の良さは共通項だ
住所:神奈川県鎌倉市大町1-4-18
TEL:080-4073-2576
営業時間:11:30~14:30LO、18:00~21:30LO(角打なおらいは通し営業)
定休日:火水休
席数:13席(あやとり)
2026年2月オープン。
2. スパイスをたっぷり味わうカレープレートを楽しみに。〈spice please!〉
極楽寺にあるスパイス店のメタ・バラッツさんを師と仰ぐ、中村莉加さんと巌根(いわね)さくらさんのスパイスカレー店。約4年間、キッチンカーでの活動でファンを増やし、構えた店舗では日替わりの1プレートを用意する。豊かな食材で作る季節感のあるカレーと副菜は、ひと口ごとに芳醇なスパイスの魅力に引き込まれる。日により、ビリヤニやドーサが登場することも。7~8月限定の自家製スパイスシロップのアイスも待ち遠しい!
住所:神奈川県鎌倉市大町1-2-19
TEL:なし
営業時間:11:30~14:30LO
定休日:月火休ほかイベント出店等で不定休
席数:12席
Instagram:@spiceplease
2025年7月オープン。テイクアウト、取り置き予約可。
3. 食卓を豊かにする調味料は、自宅用にもギフトにも。〈kamika test kitchen〉
自然栽培のホーリーバジルを用いたソルト、全粒粉のクスクスなど。店主の新谷朋子さんがセレクトした80以上の調味料や食材はどれも興味津々! ひとふりで中東を彷彿させるという、4種類のオリジナルミックススパイス「加味加」も並ぶ。「説明するだけでは不十分、味わってほしい」と、ほぼすべて味見が可能なのはうれしい限り。調理例も知りたければ、お店で扱う調味料を用いた「週替わりのkamika plate」を、ぜひ。
住所:神奈川県鎌倉市大町3-1-20
TEL:なし
営業時間:11:00~18:00
定休日:月火休
席数:9席
Instagram:@kamika_test_kitchen
2025年11月オープン。ポップアップやワークショップも開催。
4. もつ焼き昭和歌謡でほろ酔い気分に。〈串こんどう〉
夕方、次々に常連客が吸い込まれていくもつ焼き店。定員オーバーかと思いきや、元人力車の引き手だった店主が愛想良くお客さんを招き入れるのが恒例だ。初めてならば「串三種盛り」がおすすめ。ルッコラや菜の花など旬の野菜を豚バラ肉で巻いたり、タマネギを使ったネギマにおろしポンズを合わせたり。その日のイチオシ串を味わえる。昭和歌謡を聞きながらもう1軒ハシゴしたくなったら、店主に尋ねてみて!
住所:神奈川県鎌倉市材木座6-6-32
TEL:090-7889-2193
営業時間:17:00~22:00
定休日:木休
席数:7席
Instagram:@94_kondo
2024年10月オープン。ホッピー、トマトサワー各500円など。
5. 材木座海岸の入口に出現した休憩スポット。〈spacey FOJO〉
「気軽に昼飲みができる休憩所にしたい」と、店主のアオさん。材木座海岸まで100メートル足らず、小町大路の角地にオープンしたばかりの店にはゆったりとした時間が流れる。自家製果実酒や店主好みの国産ワインに合わせるのは、カブとタマネギのナンプラー炒めやナスのトマト煮込みなど、野菜中心の気の利いたつまみだ。夏に向けて、焼きたてパンで作るサンドイッチプレートやシェイクもオンメニュー予定。

住所:神奈川県鎌倉市材木座6-4-1
TEL:なし
営業時間:11:00~18:00頃
定休日:不定休
Instagram:@spacey.fojo
2026年4月オープン。オリジナルグッズと、店主が描いた作品も販売。



















