おにぎりマニア・高木沙織のパワーレシピ第4回 体力・気力UPしたいときに!「肉巻きおにぎり」牛肉祭りver.
気温や湿度が下がり、冬支度が始まる頃。私たちのカラダは、寒さを乗り切るための“休息モード”へとシフトしていきます。ですが、季節が変わってカラダのシフトチェンジが起こったからと言っても、日々こなさなければならないアレコレは変わらずにあるわけで…。「休息している場合ではない」、というのが現状かもしれません。そんなときは、パワーをみなぎらせましょう!“牛肉”をたっぷりと使った肉巻きおにぎりをどうぞ。
今回のおにぎり:「肉巻きおにぎり」牛肉祭りver.
■材料(おにぎり6個分)
A:ご飯に混ぜる牛そぼろ
牛ひき肉…80g
すりおろしたしょうが…1片
すりおろしたにんにく…1/2かけ
酒、砂糖、醤油…各大さじ1
いりごま…少々
サラダ油…適量
B:肉巻きおにぎり
炊いたご飯…2合
パセリ(お好みで)…少々
いりごま…少々
牛バラ肉…12枚
サラダ油…適量
酒、砂糖、醤油…各大さじ1.5
みりん…大さじ2
すりおろしたにんにく…1/2片
まずは、ご飯に混ぜる牛そぼろから作っていきます。
【1】油を引いたフライパンで牛ひき肉を炒め、ほどよく火が通ったらAの調味料を加えてさらに炒める。
Point:汁気がなくなるまで炒めましょう。
メインの肉巻きおにぎり作りへ!
【2】1を炊いたご飯に混ぜる。
Point:手早く、ざっくりと。
【3】そこにパセリといりごまを加えて混ぜたら、ご飯を俵型に握る。
Point:焼いているあいだに米がバラバラにならないように、ややしっかりめに握ります。
【4】牛バラ肉を横に置き、その上に縦に置いて重ねたら、中央におにぎりを乗せる。横向きに置いた肉から先に、おにぎりに巻きつけ、さらに縦に置いた肉を巻きつけたら手でしっかりと握る。
Point:肉に多少の隙間があっても、重ねて巻くから大丈夫!焼いているときに、肉がはがれにくい巻き方です。肉とおにぎりは密着させるように。
【5】あとは、サラダ油を薄く引いたフライパンで焼くだけ。
Point:コロコロと転がして、赤いところがなくなるまで全体に火を通します。
【6】Bの調味料(酒・砂糖・醤油・みりん・すりおろしたにんにく)を混ぜたタレを絡めたら、火を止めて完成!
Point:照りが出るまでよく絡ませて。
お好みでいりごまを振って、いただきます。
しょうがとにんにくが香る、甘辛い系の肉巻きおにぎり。中身を牛そぼろご飯にしているので、どこまでも牛肉感があってジューシーです。おにぎり自体は手のひらにコロンと乗る小ぶりなサイズなのですが、牛肉を2枚巻くことでボリュームも満点。ガッツリ系のおにぎりで、元気いっぱいに冬を迎える準備をしましょう!
ワンポイントアドバイス!
付け合わせには、トマトがおすすめ。牛肉と一緒に、胃の働きを活性化させて食欲を増進してくれるとか。ただし、生のトマトは体の熱を冷ますため、加熱したものが良いでしょう。