HOME > 家族
家族
- 日本茶専門店 すすむ屋茶店 東京自由が丘鹿児島で100年以上製茶業を営むオーナーが手がける日本茶専門店。一番摘みの煎茶や番茶など、取り扱う茶葉はすべて鹿児島産で、品種によって全く違った味わいを楽しめるのが魅力のひとつ。個性際立つ茶葉は焙煎の仕方やブレンドを変えるなど、品種の特性を引き立てることを重視している。それぞれの日本茶に合うフードのペアリングも提案してくれるので、シーンに合わせた選び方も可能。
- すき焼き すき焼 ちんや元は江戸時代にペットとして人気だった犬種・狆を大名や豪商に納めており、明治36年にすき焼き専門店へ。「関東で一番甘いんじゃないか」と6代目の住吉さんが言うように、味はとても濃厚。それに負けないよう、肉は4週間ほど熟成させ旨味を凝縮させる。適度なサシ加減で、ぐっと割り下の甘みを感じるが、不思議と食べ応えは軽い。割り下が染みやすい密度の高いネギなど素材選びにもこだわりが。
- 喫茶店 甘味処 あんみつ抹茶処 雷門まとい人気は「和三盆ぷりんのあんみつ」1,080円(税込)。自家製プリンは固めで懐かしい味。ゆで小豆のあんと。
- 洋食 カフェ・ド・ラーク22年前のオープン当初から人気の「とろとろ卵のオムライス」1,300円は、トマト、カレー、デミソースの3種類。茨城産の最高級鶏卵のLL玉を3個たっぷり、手早くかき混ぜながらふんわり仕上げる。ライスはソースにあわせていて、デミソースのオムライスの中身はエビピラフ。
- その他日本料理 天ぷら 雷門 三定日本最古の天ぷら屋。初代が自宅前で営んでいた天ぷら屋台から現在に至る。江戸近海であがった小魚をごま油で揚げていたことから、ごま油を使った天ぷらはいつしか江戸前ともいわれるように。人気はぷりっとした海老とかき揚げ、野菜がのる「上天ぷら」。衣はサクッと軽く、香ばしい油の風味がじわり。そのまま食べてもおいしいが、あっさりした自家製つゆにくぐらせるとよりごまの香りが引き立つ。 店名は初代・三河出身の定吉に由来。「上天丼」1,820円(税込)も。
- その他日本料理 和食 三角日本料理屋からはじまり、フグ料理が評判になったことから専門店へ。築地で吟味されたフグは、ぐっと歯応えよく上品な味わい。だいだいの香り高い自家製ポン酢にアサツキ&もみじおろしを落としたら、さっとつけて口に運ぼう。またここで欠かせないのが「ひれ酒」。こんがりと焼いたヒレに注ぐのは、昔から辛口の「灘の生一本 菊正宗」。香ばしさが漂い、体もぽかぽか。つい昼から立ち寄りたくなる。 席は全て掘りごたつ。ふぐ会席コース6,800円も。
- とんかつ 洋食 ぱいち名物の「ビーフシチュー」2,200円(税込)を始めたのは昭和40年頃。トマトピューレにウスターソース、牛すじに野菜を加えたソースは約1週間火にかけ、牛バラを投入。人参やじゃがいもなどの具材は別茹でし、注文を受けてからソースとあわせる。
- おでん 食堂 食事処 まえ田明治42年に茶屋として開店。店頭で作るおでんと牛すじ煮込みは、店を営む前田一家が受け継ぐ味。「おでんは代々の好みで味が変わってきた。先代はかなり濃かったけど、今は薄め」と4代目の幸子さん。その通りしっかりダシが染みているが、厚めの大根にふわふわのはんぺんと、素材の味がいきいき。牛すじ煮込みの中は大ぶりにカットしたスジとコンニャクのみ。濃すぎずホロホロっと味わい深い。 茶色いザラメと醤油で煮込む「牛スジの煮込み」550円は父の直伝。
- カフェ コーヒー専門店 喫茶店 HAGISO東京藝術大学の学生のアトリエ兼シェアハウスだった築60年の木造アパート「萩荘」を改修した。1階はカフェ〈HAGI CAFE〉とギャラリー、2階には事務所やホテルのレセプションなどが。写真は季節限定の秋めくパフェ926円。
- ベーカリー パンのペリカン店に入るとパンのいい匂いが。食パンは日に400〜500本ほど焼き、店頭または電話で取り置きもできる。ドキュメンタリー映画『74歳のペリカンはパンを売る。』も公開中。
- 割烹 居酒屋 居酒屋 ブンカ2015年にオープンした〈BUNKA HOSTEL TOKYO〉の1Fに設けられた居酒屋は、外国人観光客はもちろん、誰でも入りやすい開放的な雰囲気が魅力。朝は主に宿泊客が利用する朝食会場で、昼はカフェやランチを楽しめる。こちらでも浅草らしくクリームソーダ650円(税込)やコーヒーフロートなどを提供し、外国人にも人気だという。クリームソーダはカフェタイムのみ。
- かき氷 甘味処 梅むら豆かん発祥の甘味処。赤エンドウ豆のほどよい塩気があんと好相性。写真は「豆かんてん」470円のあんのせ+100円(税込)。
- 洋食 grill GRAND浅草に昭和16年(1941年)に創業したのが〈グリル・グランド〉。現在、ホールを担当するのは2代目オーナーの譲一さんと洋子さん夫妻。マネージメント担当は長男の昌一さん。厨房で腕を振るうのは3代目の次男・坂本良太郎さん。そして今、6歳の優歩君は4代目有力候補である。 厨房を任されている3代目は、イタリアンやフレンチの店で修業を積んだのち実家に戻り、先代から続く「グランドの味」の伝統を守りつつ、3代目ならではの新風を吹き込んでいる。
- カフェ 割烹 懐石料理 茶寮一松岡山の料理旅館から初代店主が独立し、ふぐと会席の店を開いたのが昭和34年。畳や板の間などの日本建築の心地よさに親しんでもらおうと、夜の営業前の時間を和カフェとして開放している。挙式や顔合わせなどにも重宝される厳かな雰囲気を、カジュアルに楽しめるのがうれしい。女将自慢のゆずシロップはソーダフロートがオススメ。800円(サービス料別)。
- うなぎ 鰻 駒形 前川 本店創業は文化・文政のころ。川魚問屋からスタートし、初代が鰻料理店に転じた。駒形橋の建設などで多少移動しているものの、場所はほぼ変わらず。味の要は、200年注ぎ足しているタレ。関東大震災の際は大八車にタレ壺を載せて逃げたというほど代々で守られてきた。素焼きした後に蒸し、タレをつけて焼く鰻は、肉厚で驚くほど繊細。ふわふわな身の旨味を主役に、ふんわりと甘いタレの風味が後を引く。 全て和室。部屋から隅田川と東京スカイツリーを一望。
- その他日本料理 和食 駒形どぜう 浅草本店浅草きってのどじょう料理専門店。建物は昭和39年に再建されたが、店構えは古きよき時代を思わせる。どじょうはお酒をかけ、2種を合わせた甘味噌で煮込んで下ごしらえ。味噌は創業時から、老舗〈ちくま味噌〉が作るここだけのもの。ネギをたっぷりのせてつまむと、じんわり煮詰まったどじょうの身がとろんととろける。時たま感じるごりっとした骨の歯応えも心地いい。お好みで七味と山椒を。 下足番に札をもらう、江戸の文化が残っているのもおもしろい。
- 寿司 弁天山美家古寿司「冷蔵庫のない時代は必ず寿司ダネに仕事を施していた」と5代目の内田さん。古典的な江戸前寿司を握る同店では、マグロの醤油漬けからヒラメの昆布締め、アナゴの爽煮と、ほとんどの寿司に下ごしらえをする。口に入れると、香りのいい山葵とダシを合わせた煮切り醤油のバランスがなんとも絶妙。一貫30gがベストと話すが、好みに合わせシャリは調整可。そんな大らかさが、長らく愛される理由かも。
- サンドイッチ ベーカリー 大平製パン千駄木2丁目のバス停の前にあるレトロなムードのこの店は、コッペパンの専門店。ふわっと甘いコッペパンにあんことマーガリンをサンドしたメニューが一番人気。明太ポテトや焼きそばなどのお惣菜パンもおすすめ。小学校の教室や購買部のような店内にはイートインスペースもあり。カラフルなイラストが展示され、ギャラリーとしても展開。素朴なイラストが描かれた焼きたてのコッペパンを片手に、観賞するのも楽しい。 コッペパンは25種類以上。レモン牛乳なども販売。
- カフェ ダイニングバー ペチコートレーン千駄木駅からさんさき坂に向かい、へび道の入り口にあるカフェ。アンティーク家具やランプに囲まれた味のある空間。谷中しょうがのジンジャーエール(650円)など地産品を使ったドリンクも。夕暮れからはライブや、時には若手落語家の勉強会なども企画され、地元の人々や芸大の学生でにぎわう。
- その他専門店 洋食 ロシヤ料理 ラルース浅草で店を営み35年。看板メニューの「キャベツロール」1,780円は葉に厚みのある国産キャベツを使用。具材の近江牛ひき肉とライスを、ぎゅっと包み込む。
- 喫茶店 甘味処 梅園 浅草本店名物は創業から160年以上続く「あわぜんざい」777円(税込)。滑らかなこしあんが餅きびの渋みを引き立てる。
- 和食 鍋 水炊き しみず京町家をイメージした落ち着いた店内。窓際のお座敷からは目黒川の眺望が広がり、情緒たっぷり。人気メニューは「地鶏の水炊きとスープ炊きのミックス鍋」。鶏ガラ・鶏肉・野菜など、約10種類の素材を丁寧に煮込んだこだわりの白濁スープに、骨付きぶつ切りもも肉、もも肉、胸肉、レバー、ハツ、砂肝、つくね、野菜を入れて楽しむ。 人気メニュー7品が楽しめるコース「しみず」は4,300円。
- ビストロ フレンチ Le Monde Gourmand東京とフランスの名店で研鑽を積み、〈タテルヨシノ銀座〉〈ステラ マリス パリ〉でシェフを務めた嘉藤貴士さんが2015年にオープン。「フランス料理をもっと身近に感じてもらえるように、外にもオープンな店づくりを目指しました」と、ガラス越しに店内の様子が見えるカジュアルで心地よい雰囲気が魅力だ。 ランチ1,500円〜。予約が確実。
- 洋菓子・焼き菓子 yaskesunfood下高井戸駅に週2日しかオープンしない、大人気の手作り焼き菓子専門店がある。〈yaskesunfood〉は、店主のおおうらあやさんが一人で切り盛りする店。開店したのは昨年の5月7日(粉の日)だが、焼き菓子ブランドを立ち上げたのは2011年。店舗を持つつもりはなかったけれど、偶然見つけた物件をきっかけに始めることに。看板商品のスコーン250円は、売り切れ必至。また、バターが香るガトーバスク380円も人気(各税込)。その他季節ごとに発売される、キュートな名前のお菓子も必見だ。
Pick Up
Hanako Magazine
最新号No. 1239 2024年11月28日 発売号No.1239 『2024-2025 おいしい店グランプリ。』Hanakoで人気の『おいしい店グランプリ。』特集が帰ってきました。 今年に巷を賑わせた新店から、Hanakoが東京のグルメトレンドを大調査。個性豊かなタコスやピザ、小皿がうれしい中華、町焼肉ニューウェーブ、呑ませる洋食……etc.。使い勝手抜群の予算1万円以下で口福が叶うレストランを一挙にご紹介します。 増刊版ではTravis Japan松田元太さんが表紙ソロ初登場!レストランデートをテーマに撮影したグラビアページも必見です。 第二特集は、大切な人へシチュエーション別で選べる贈り物ガイド。 年末年始のレストランやギフトを、Hanakoと一緒に探しませんか。RANKING