食事処 まえ田
茶色いザラメと醤油で煮込む「牛スジの煮込み」550円は父の直伝。
- 東京都台東区浅草2-3-27
- Phone: 03-3841-5807
- 23席喫煙
- 9:00〜18:00
木休
No. 1144
浅草・谷根千
2017年10月19日 発売号
六阿弥陀道の終点、さんさき坂の角にあるキュートなカフェ。谷中商店街の名店〈三陽食品〉のあんみつを味わえるのがうれしい。夜にはテーマに沿ったパーティやライブが開催されることもあり、活気にあふれた空間に。サイクリング部、英語部、ウクレレ部など共通の趣味をもった常連が集まって活動する「部活動」もユニーク。この場にいるだけで自然に交流が広がって、自分も谷根千の住人になったような気分になれる。 夜と昼では雰 …
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- 洋食 grill GRAND浅草に昭和16年(1941年)に創業したのが〈グリル・グランド〉。現在、ホールを担当するのは2代目オーナーの譲一さんと洋子さん夫妻。マネージメント担当は長男の昌一さん。厨房で腕を振るうのは3代目の次男・坂本良太郎さん。そして今、6歳の優歩君は4代目有力候補である。 厨房を任されている3代目は、イタリアンやフレンチの店で修業を積んだのち実家に戻り、先代から続く「グランドの味」の伝統を守りつつ、3代目ならではの新風を吹き込んでいる。
- サンドイッチ ベーカリー 洋菓子・焼き菓子 ケーキショップ テラサワ先までしっかりとクリームが入った「チョココロネ」120円。ほかに「生クリームコロネ」も人気で、持ち帰り用の冷凍もある。
- ビストロ pétanque料理はアラカルトのみ。小皿料理もあるので、浅草散策をした後にふらりと立ち寄るのもいい。土日は15時からオープン。遅めのランチや、ランチの後の昼飲みにもぴったり。予約がベター。
- バー 浅草サンボア背筋が伸びる飴色の店内で、名物の氷なしハイボール1,080円〜を。「さっと飲んでいく若い女性も多いですよ」と店主の松林喜智さん。一度は訪れたい名店。 関西を代表する名バーののれん分け13号店。2011年の開店以来、地元民に愛される存在に。
- バー FOS「観音裏の町家バー」といえばこちら。趣ある佇まいは築50年超、日本舞踊のお師匠さんの元自宅を改装したもの、というのが浅草らしい。靴を脱いでくつろぎながら、見た目も味も美しいカクテルにうっとり酔える。浅草はしご酒の最終着地としてもおすすめ。 カクテル1,000円〜、ハイボール800円〜。浅草を愛するオーナー・森崇浩さんとハイレベルな料理にファンが多い。
- 割烹 釜めし むつみかつて花街として栄えた観音裏エリアに店を構えて、来年で半世紀。元芸者置屋だった一軒家を利用し、釜めしと季節料理を振る舞う。名物の釜めしは昔ながらの方法で、注文してからじっくりと炊き上げるため、待つこと30~40分。蓋を開けた瞬間、ダシの上品な香りが漂い、食欲をそそる。
- カフェバー サンドイッチ SUKE6 DINER観光客が多い浅草で、いつ誰が訪れてもきちんと食事ができる店に。スタッフの海外での経験を生かし、メニュー作りに取り組んだ。休日の朝食はここでスタートしたり、夕方立ち寄り軽く小腹を満たしたり。しっかりと夕食をとるにも、幅広くそろうカクテルと自家製シャルキュトリーでまったり過ごすにも。
- カフェ 甘味処 梅園 浅草本店
- すき焼き すき焼 ちんや元は江戸時代にペットとして人気だった犬種・狆を大名や豪商に納めており、明治36年にすき焼き専門店へ。「関東で一番甘いんじゃないか」と6代目の住吉さんが言うように、味はとても濃厚。それに負けないよう、肉は4週間ほど熟成させ旨味を凝縮させる。適度なサシ加減で、ぐっと割り下の甘みを感じるが、不思議と食べ応えは軽い。割り下が染みやすい密度の高いネギなど素材選びにもこだわりが。
- ショコラトリ― ショコラティエ川路ショコラティエの川路さとみさんは、海外修業に出たことで日本人であることを意識し、誇りをもった。お茶やゴマ、柚子や甘麹など、日本人だからこそ駆使できる和の食材を取り入れたチョコには、日本の伝統模様をあしらう。「相手を思いやる心を模様ひとつで表現するなんて、和の文化はすごいと思う」と川路さん。 新名物の登場と地元の人にも喜ばれている同店は、「味噌など試してみたい食材がたくさん」と、まだまだ進化の予感。チョコレート作りの教室も開催しており、既にショコラティエとなった生徒もいるそう。