ハイセンスな器使い。 器好きが泊まりたい宿。【栃木・益子】益子焼に囲まれた〈ペンション しいの木〉とは?

LEARN 2018.12.31

春と秋の陶器市には、全国から器好きが集まってくる益子。器を愛する主人の宿で、心ゆくまで器談義を楽しめる〈ペンション しいの木〉をご紹介します。

益子焼のバリエーション豊富な使い方は、暮らしのヒントに!

夕食の一部。益子焼は、和食はもちろんのこと洋食にも合う。「しいの木ワイン」(グラス500円)もある。
夕食の一部。益子焼は、和食はもちろんのこと洋食にも合う。「しいの木ワイン」(グラス500円)もある。

和にも洋にも合わせやすい、益子焼使いのお手本がここにある。

片岡明さん・ふさ子さん夫妻が営む〈ペンション しいの木〉の夕餉には、11皿もの益子焼にのって季節の料理が運ばれてくる。前菜盛り合わせに始まり、天ぷらやビーフシチュー、ご飯と味噌汁に、食後のコーヒーとデザートまで、和洋折衷盛りだくさんだ。「益子焼は自由な発想で作られるものが増えているから、和食にも洋食にも合うんです」と片岡さん。バリエーション豊富な使い方が、私たちの暮らしのヒントになる。

食卓を彩る器に花瓶やドアノブまで…選りすぐりの益子焼がずらり。

朝食も益子焼づくし。片岡さんが作った皿も並ぶ。奥に見えるのは焚き火の暖炉。11月から3月の間は、薪の火で温まりながらソファでくつろげる。
朝食も益子焼づくし。片岡さんが作った皿も並ぶ。奥に見えるのは焚き火の暖炉。11月から3月の間は、薪の火で温まりながらソファでくつろげる。
朝食の最後のフルーツとコーヒー。左に見える魔除けの邪鬼も益子焼。
朝食の最後のフルーツとコーヒー。左に見える魔除けの邪鬼も益子焼。

使う器は、夫妻でコツコツ集めてきたもの。陶器市などで見つけた作家に声をかけ、必ず窯まで挨拶に行く。「若手の人もどんどん出てきていて、そういう作家を応援したいという気持ちもある」と片岡さん。お気に入りは、益子の名工〈薄田窯〉や折笠秀樹さんなどの作品で、作家に特注したマグカップも。

コーヒーセットや花瓶も夫妻の益子焼コレクション。
コーヒーセットや花瓶も夫妻の益子焼コレクション。

器以外に、花瓶やドアノブなども益子焼で作られていて、さらには、自身も趣味で作陶するほどの筋金入りの器好き。

1日1組限定!森の中に佇むペンション。

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「元は東京で全く別の仕事をしていました。でも、偶然出会った益子の陶芸家に魅せられ、あれよあれよという間に弟子入り。東京から通っていた時代の定宿がここだったんです。」その後片岡さん夫妻は移住を決意し、先代から受け継ぐ形でペンション経営を開始。

客室は2部屋あり1組6名ほどまで宿泊可。清々しく高い天井で、窓の外には益子の森が。
客室は2部屋あり1組6名ほどまで宿泊可。清々しく高い天井で、窓の外には益子の森が。

今は1日1組限定で、温かく迎え入れてくれる。

〈ペンション しいの木〉

JR宇都宮駅から東野バス益子行きなどのほか、秋葉原駅から出る高速バス「関東やきものライナー」も便利。益子町内は送迎あり(要事前連絡)。
■栃木県芳賀郡益子町上大羽2482-6
■0285-72-3075 益子
■1泊2食付1人8,640円(税サ込、11月~3月は施設暖房費で+300円)
www.p-cnoki.com

(Hanako TRIP『1泊2日からの元気をもらう、週末旅。』掲載/photo:Yoko Tajiri text:Kahoko Nishimura)

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