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味にシビアな京女も太鼓判! 地元民からも大人気〈鳳舞楼〉の魅力に迫る。あっさり軽やかな味わいの京都中華とは?
FOOD 2018.10.16
中華と聞くと、ちょっとヘビーな印象。そのイメージをくつがえすのが、あっさり軽やかな味わいの京都中華。ここでは、京風広東料理を楽しめることで人気の、〈鳳舞楼〉にクローズアップ!人気と美味しさの秘密に迫ります。
手間と技を惜しまず注いだ、京風広東料理を伝承する〈鳳舞楼〉
![〈鳳舞楼〉 〈鳳舞楼〉](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135704/DSC_1512_atari.jpg)
京都御所のほど近く。中華料理店らしからぬシックなのれん。店主の相場哲夫さんは、今はなき京都中華の草分け〈鳳舞〉で研鑽を積んだ直弟子の一人。その屋号とともに、多くの食通を魅了したレシピを受け継いだ。
![〈鳳舞楼〉 〈鳳舞楼〉](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135706/DSC_1515_atari.jpg)
カウンター6席のほか、テーブルと小上がりのある2階も。
オススメメニューの美味しさの秘訣とは?
![DSC_2081_atari DSC_2081_atari](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135708/DSC_2081_atari.jpg)
〈鳳舞〉直伝のシューマイに欠かせないのがクワイ。粗みじんにして加え、食感のアクセントに。
![DSC_1495_atari DSC_1495_atari](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135703/DSC_1495_atari.jpg)
春巻の皮は卵を加えた生地を一枚一枚手焼き。揚げるとふっくら、サクッとしてリッチな風味。
![「撈麺」850円(全て税込) 「撈麺」850円(全て税込)](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135702/DSC_1471_atari.jpg)
からし酢醤油であえた麺に、野菜と鶏肉、エビを加えた熱々のあんをかけて。鼻がツンとなるメリハリがいい。あんは、仕上がり間際にレタスを加えてシャキッとみずみずしい食感に。
![「焼売」570円 「焼売」570円](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135701/DSC_1452_atari.jpg)
肉の旨みたっぷりのタネを包む、見えないほど薄い皮も自家製。クワイのシャキシャキした歯ざわりが後を引く。
![「韮黄春巻」1,100円 「韮黄春巻」1,100円](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135700/DSC_1435_atari.jpg)
タケノコやニラが詰まった、食べごたえある一品。皮がさっくり歯切れよく、ボロボロにならない。
![〈鳳舞楼〉 〈鳳舞楼〉](https://img.hanako.tokyo/2018/10/03135707/DSC_2050_atari.jpg)
伝統を守る一方で、麺は風味の豊かなセモリナ粉を加えて自家製麺にしたり、坦々麺に生ハムを合わせたりと、オリジナルの境地をも追求している。
〈鳳舞楼〉
■京都府京都市上京区新町通中立売下ル仕丁町327-7
■075-555-5568
■11:30~14:00LO、17:00~20:00LO/火休
■30席/喫煙
(Hanako1164号掲載:photo : Noriko Yoshimura text : Aya Honjo)