大銀座から始まる東京小旅行
#やっぱり肉が好き FOOD 2023.04.17

カジュアルから高級まで“肉の美食店”が集う銀座。目と舌で職人技を堪能できる鉄板ステーキから焼鳥、ヘルシーな羊焼肉に鮮度抜群の牛ホルモンまで。肉好き垂涎のワンダーワールドへご案内!

【鉄板焼き】

Wolfgang’s Steakhouse Teppan
(ウルフギャング・ステーキハウス テッパン)

アメリカンステーキハウスの新たな世界を鉄板焼きで。
NYに発祥し、日本にアメリカンステーキハウスの文化を広めた立役者〈Wolfgang’s Steakhouse〉の新業態が、昨年12月、銀座にオープン。“鉄板で楽しむ極上ステーキ”というコンセプト通り、米国農務省が最上級品質のプライムグレードに格付けした希少な牛肉や熊本県産のあか牛を、230度前後に温めた鉄板で職人がじっくり火を入れて仕上げる。シェアしても満足な「プライムニューヨークサーロインステーキ」(13,200円)は、赤身肉のしなやかな旨味にうっとり。非日常的な空間も気分を盛り上げてくれる。

【焼鳥】

焼鳥ひら野

磨き上げられた職人の技が焼鳥のコースに凝縮。
言わずと知れた“焼鳥の激戦区”。新旧多くの店が集まる銀座エリアで、焼鳥好きを虜にしているのが〈焼鳥ひら野〉。店主の平野郁侍(いくじ)さんは東京を代表する焼鳥店〈鳥善 瀬尾〉で18年間、腕を磨いたベテラン。カウンターメインの空間で、その技を存分に堪能できるコースを8,800円で提供する。“口清め”の御神酒(おみき)からスタートし、季節の一品料理のあとに渾身の串物が登場。近火の強火で肉の旨味をぎゅっと閉じ込める焼きに匠の技が見て取れる。早い時間は比較的、予約を取りやすいのもうれしい。

【羊焼肉】

羊焼肉 ラムロック

思わずウメェ~とうなる!?羊の肉をカジュアルな焼肉で。
おいしくてヘルシーとファン層を拡大している羊肉。1月に銀座にオープンした〈羊焼肉 ラムロック〉は、柔らかくてクセのないラム肉のさまざまな部位を楽しめる焼肉店だ。人気を独占しているのは厚切りにした羊のランプ肉を鉄板で焼き、テーブルで豪快にフランベして仕上げる「燃えろラムロック」(2,640円)。青い炎に包まれながらジューッと軽快な音を立てる塊肉は、映えるビジュアルと飽きのこない味わいが人気の秘密。専門店ならではの創意が光る逸品を味わえば、羊肉の新しい魅力に開眼するはず。

【ホルモン】

焼肉ホルモン うしごろ 銀座店

銀座らしい上質な空間でブランド牛のホルモン焼肉を。
焼肉好きに広く知られる〈うしごろ〉が、鮮度抜群の銘柄牛のホルモンを扱う〈焼肉ホルモン うしごろ 銀座店〉をオープン。「名物! ホルモン盛り合わせ」(2,000円)は、ハツ(心臓)やシマチョウ(大腸)といった7種の部位をひと皿に。無煙のロースターで焼くホルモンは、シンプルに部位の個性を楽しめる塩、肉の旨味がいっそうふくらむ醤油、香ばしい味噌の3種の味付けから選ぶことができる。サイドメニューも充実しており、銀座でお洒落にホルモンを楽しみたいという気分に応えてくれる。

photo : Hisashi Okamoto text : Keiko Kodera

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