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やっぱり和の味
- その他日本料理 丹丹後から届くいきいきした野菜、自家製の納豆やお米、平飼いの卵など、素材からこだわった体が喜ぶ朝ご飯が人気。キッチンから音や香りも伝わってわくわく。食後は2階のサロンで白川を眺めてコーヒーでひと息。空間もモダンで美しく、贅沢な時間が過ごせる。
- 寿司 AWOMB 西木屋町手織り寿しが人気の〈AWOMB〉2号店。緑に包まれた路地の奥、秘密めいたアプローチからときめく、こちらは完全予約制。天ぷらやお造り、旬のお惣菜、薬味などを、思うまま好きに組み合わせてお寿司に。思いがけないおいしさが生まれて、ずっとわくわく!
- 和菓子 月餅家 直正文化元(1804)年、茶の湯や謡を愛する初代が茶会で持ち帰りできるようにと、炭を上下に入れた通称“オーブン窯”でつくった焼菓子「月餅」がはじまり。こしあんを包んだわらび餅も長年愛される名物。ふるふるとやわらかく、口溶けと甘味のトリコに。 わらび餅はお昼までに売り切れることも。ぜひお早めに。
- おでん 京料理 miso嘗sho一番ダシと鶏ガラスープで炊いたおでんには、ダシでゆるめた白味噌がとろりとあしらわれる。「赤提灯のイメージがあるおでんを京都らしく」と、店主の河原奈美さんが惚れ込んだ老舗〈山利商店〉の白味噌を使用。定番ものに加え、ほたてバターや揚げ餅、牛タンなど斬新なおでん種がそろう。おでんの天ぷらや味噌からあげなど、お酒を進ませる一品も。 要予約。おでん200円〜、日本酒800円〜。
- 割烹 小料理屋 わしょく 宝来開店から約1年ですでに祇園界隈のリピーター多数。33歳の主・宝来剣太さんが毎朝市場へ足を運んで選んだ旬の魚や野菜をメインに据え、「この日食べてほしいもの」を黒板に記す。正統派の日本料理からコロッケやプリンまで多彩なラインナップが楽しく、どれも食材の魅力がストレートに伝わる。価格は表記されていないが、ごくごく良心的なのでご心配なく。 予約がベター。 さば昆布巻き1,500円〜、生ビール550円、地酒800円。
- 和菓子 一幸庵地元の人にも茶人たちにも愛される店。季節の生菓子380円~が常時数種類。干菓子も風情がある。
- 和菓子 鶴屋?信 東京店餡と餅粉などを蒸しあげた“こなし”を使って作られる京の上生菓子。関東のねりきりに比べて口溶けがよく、一保堂のお抹茶「関の白」とよく合う。春に登場する「福桜」は、一輪の桜の花が春の情景を感じさせてくれる人気の上生菓子。最後は独特の香ばしさとさっぱりとした味わいの「いり番茶」で口直しを。 この道35年の菓子職人、梅津泰和さんはおしゃべりも上手。
- その他日本料理 天ぷら 日本橋 玉ゐ本店穴子料理専門店として11年前にオープン。看板メニューの天然ものの穴子を使った「箱めし」は、ふんわりとした穴子の食感を楽しめる「煮上げ」と、香ばしく焼き上げた「焼上げ」、どちらかを好みで選ぶことができる。まずはそのままシンプルに穴子だけで、次にねぎやゆずの皮などの5種類の薬味で、最後は穴子の骨でとったダシをかけてお茶漬けで食すのがおすすめ。行列必至の味わいだ。 コレド室町店、日本橋室町店も。
- その他日本料理 天ぷら 天丼 金子半之助丼からあふれんばかりに盛り付けられた天ぷらは、穴子、エビ、イカ、小柱のかき揚げ、温泉卵など7種類。揚げ油にはごま油とサラダ油をブレンドしたものを使用しており、香ばしさと軽い食感の天ぷらに。秘伝のたれがたっぷりしみ込んだ天ぷらをご飯と一緒にかきこめば、文句なしのうまさ! 比較的店が落ち着いている15:00過ぎが狙い目。遅めのランチスポットとしても重宝しそう。 予約不可だが、テイクアウトの「江戸前天丼お弁当」950円は予約可。
- 天ぷら 蕎麦 室町 砂場そばつゆにかき揚げを入れて食すスタイルの天ざる蕎麦発祥の店として有名。桜が舞う季節に似合うのが、期間限定の「桜切り蕎麦」。そばの実の真っ白な芯の部分で作る更科粉に、桜の花びらを加えて打つことで、桜の上品な香りとうっすらとした色味を楽しめる風流なそばだ。桜の風味がふわりと鼻をくすぐる、江戸前らしい辛口のそばつゆでさっとたぐれば、気分は一気に春爛漫! 1869年創業。歌舞伎絵師の鳥居清光氏による月替わりのマッチは、コレクターが多い人気アイテム。
- 寿司 蛇の市本店目にも麗しい名物「江戸前ばらちらし」は、5代目の寶井秀晴さんが考案。主役の車海老を中心に、醤油漬けした自家製数の子やイクラ、酢できっちり締めたコハダに、穴子、マグロの漬けなど10種類の豪華な魚介類がちりばめられている。寿司飯には粘りが強くない米「笑みの絆」を使用し、米酢と塩だけで仕上げてキリリとした味に。江戸前の仕事を施されたネタと食せば得も言われぬおいしさだ。 店名の名付け親は作家の志賀直哉。
- 寿司 鮨とかみ昼も夜もなかなか予約がとれない大人気店のこだわりはマグロ。寿司の主役はマグロと言い切る板長の小田将太さんは、築地で、その時一番状態のいい本マグロを仕入れて提供する。「マグロを堪能したいならここです。築地で一番勢いのあるマグロ問屋から仕入れているので、日本でも有数のおいしいマグロが食べられるんです。シャリもマグロに合わせていて、塩をたてた赤酢のシャリがトロの甘みを際立たせます。赤身のねっとりとした食感と凝縮された旨味もたまりません」。隠れた人気は、表面がカラメル状でまるでクレームブリュレのような食感の玉子焼き。これを目当ての女性客も多いのだそう。 要予約。
- 寿司 鮨ふじ田4歳から寿司職人を目指していたという藤田真一郎さん。もはや完璧に思える今の寿司にも満足せず、よりおいしい寿司を目指して常に研鑽を重ねている。「ネタに合わせて、赤酢のシャリと白酢のシャリを使い分けているんですが、味のマッチングをきちんと考えている。研究熱心で、新しい物をどんどん取り入れる姿勢も素晴らしいと思います。江戸前ではあまり使わなかった、たとえばコチとかホウボウといった魚を江戸前の技でおいしくしている。女性ファンが多いイケメンな親方でもあります」。口の中がずっと心地よい状態でいられるように、出す順番をすごく考えているという藤田さんのお寿司は必食!
- 寿司 鮨 太一「寿司屋はなるべく身近な存在なのがいいと思って」そう言うのは店主の石川太一さん。ランチが2,400円からと、銀座としては破格ともいえる値段設定になっている理由も、思い切って1度だけ来てそれっきりになるのではなく、何回も足を運んでそれぞれの季節の旬を味わってほしいから。お寿司を食べ慣れている人も、そうでない人も、ここに来てお寿司って楽しいんだと感じてもらえればうれしいという思いがこもっている。
- 料亭 銀座 すが家日本料理一筋20年。かつては金沢の名旅館〈加賀屋〉でも料理長を務めた店主の菅谷義則さんが、古巣でもある銀座で始めた店。全国のおいしい魚を熟知する彼はここで天然鯛のおいしさを前面に打ち出した鯛茶漬けを用意。こだわるのは生きたまま空輸される広島県産の天然鯛。まだピクピク動くほど新鮮な鯛のお刺身7〜8切れを、松の実や胡桃を加えた自家製胡麻ダレと煎茶と共に提供する。まずはお刺身で2、3切れ。その後八女茶を注いでいただく鯛茶漬けは懐石料理のように上品。小鉢や抹茶まですべてが行き届いている。 ミニ懐石6品3,800円、昼懐石8品5,500円は要予約。
- 割烹 小料理屋 芝濱店名は魚河岸が主役の落語より。魚にこだわる板長のイチオシは鯛。仕入れは富山の漁師から直送される品と、毎日築地で探した天然モノとを併用。質と大きさに妥協せず探した鯛のおいしさを知ってもらいたいと始めたのが、昼の鯛尽くし膳だ。1匹を無駄なく使ったそのコースは、ダシと卵で作った茶碗蒸し、お造り、アラ汁、鯛の炭火焼、天ぷら茶漬けの全5品。中でも主役の鯛天茶は一晩寝かせ、味がまろやかになった鯛を炭で炙り、衣を付けて揚げたもの。香ばしく、余分な油が滲まない天ぷらには、自家製胡桃ダレと鯛ダシをたっぷりと注いで楽しむのが王道。同じ食材とは思えないほど変化に富んだ味わいを教えてくれるコースに、鯛の奥深さを再発見できるはず。 昼はほかに穴子おざぶ丼2,500円、昼懐石5,000円~もあり(前日までに要予約)。
- 和菓子 HIGASHIYA GINZA2009年にオープンした日本茶のティーサロンでいただけるのは、和のアフタヌーンティー。いなり寿司が入った一の盆、甘味と塩味のバランスがいい二の盆、そして見た目にも楽しい和菓子がそろう三の盆と、季節感あふれる和の料理が堪能できる。いなり寿司は、昔ながらの懐かしい味わい。ひと口菓子や朝生菓子、羊羹など、HIGASHIYAを代表する人気の和菓子を一堂に味わえるのもお得。日本全国から厳選したお茶とともに、日本の美味に触れてみては。「茶間食(さまじき)」3,780円(税込) アフタヌーンティーは14:00〜17:00LO(日祝は18:00LO)。
- 寿司 匠 進吾カウンターに漂う柔らかな酢の香りも心地いい。つまみと握りをとり混ぜた、おまかせのコースのみ。20,000円〜。
- その他日本料理 鍋 あんこう鍋・穴子料理たまる「食べたい日にふらりと寄ってほしいから、予約は取らない」。江戸の粋を料理と態度で貫き通す荒木町の知る人ぞ知る名店。主人の御子柴さんは父の代からの、春夏は穴子、秋冬にあんこう鍋を出すスタイルを崩さない。日々道具の手入れを怠らず、あんこうのさばき、仕込み、調理を一人でこなす。白身魚の昆布〆、あん肝の味噌漬けは比類なき逸品。主人は一見無愛想なようで、礼に厚く人情家。 熟練の技と仕込み時間を要するあんこう鍋を毎日供する店は、東京広しといえどもこの店くらい。あんこう鍋は二人前から注文可。
- うどん 谷や 和「うどん馬鹿」を自称する谷和幸さんは、地元香川の有名店〈もり家〉で修業を積んだ。讃岐うどんの格を上げたい、との熱意を胸に独立。今も勉強中という谷さんのうどん作りが始まるのは毎朝5時から。小麦を練り、生地踏みをし、空気を何層にも含ませる。すると抜群の弾力が生まれ、コシの強い麺が完成。目指すうどんに近づけるため、湯がく水や締める水の状態も調整するという。 うどん専門店〈谷や〉に続き、今年2月開店した和食とうどんの店。
- うどん 丸香出来たてのベストな状態を食べてもらうため、注文を取るタイミングや、麺を茹でる量・時間、全てを計算し尽くしている。香川出身の店主・谷口さんが目指すのは、そんな行き届いたサービスも含めた“香川の日常食”。食材へのこだわりも並でない。トッピングのネギは香り際立つ香川の青ネギを使用。伝統的な讃岐うどんのコシ強麺とシャキシャキネギの、食感のコントラストがいい。 開店から閉店間際まで行列が絶えない。
- うどん 香川一福高松のうどん店〈一福〉で修業した職人が、昨年8月に東京進出。習得した製法を継承しつつも、東京流にアレンジする。本店と同じく細めの麺は“のび”が特徴だが、本店以上にコシを重視。あっさりしただしも、讃岐風よりは濃く取ることで東京人が食べやすい味に。最近期間限定から通常メニューに昇格した「カレーうどん」は、四ツ谷の名店フレンチ〈北島亭〉とコラボした逸品。 食堂のような飾り気のなさが、香川のうどん店さながら。
- うどん 麺㐂 やしま 円山町店香川で80年前に創業し、40年前に祖父の代で渋谷に移店。当時渋谷では珍しかったうどん専門店は街の人に愛されてきた。ビル解体により現4代目で富ヶ谷に移店した後、渋谷に再出店。麺は注文のたびに茹でるため、いつでも湯がきたての出来たて。お客さんを飽きさせないよう20種以上にも増えた品書きの中には「ミートソースうどん」などの変わり種も。それも、渋谷になじむ店ならでは。 店内は、懐かしい玩具などでにぎやか。各界の著名人も通うが、あえてサインは飾らない。
- うどん こくわがた大阪人の両親を持つ店主・寺尾将幸さんは、自身の舌を信じ、だしはなじみの関西風に、麺は香川で習得した讃岐風にこだわる。毎日自ら手打ちする麺は、ところどころ捻れたり太くなったりしてだしや醤油とよく絡む。「うどんは個人の好みだから、どれかをオススメすることはない」と頑固な印象だが、8〜9割の常連客に交じる慣れないお客さんにはメニューの選び方を案内してくれる。 寺尾さんは〈おにやんま〉の出身。店内は立ち食い席が背中合わせに並ぶ。
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