心地よさを全身にチャージ! 「松島神社の『良夢札』で、良い夢を正夢として叶えよう!」/MARIKOの、神社 de デトックス! LEARN 2020.05.13

神社検定1級を持つモデルのMARIKOさんが、今行くべきおすすめの神社と、参拝時の基本のお作法を2本立てで綴っていくこちらの連載。第3回目は、良い夢を正夢として叶えてくれる「良夢札」が有名な〈松島神社〉へ行ってきました。

ビルの一角にある小さな神社へ。

現在の神社周辺が入り江だった頃、松が多く生えた小島に柴田家の邸内社としてお祀りされていたというのが、松島という名の由来。
現在の神社周辺が入り江だった頃、松が多く生えた小島に柴田家の邸内社としてお祀りされていたというのが、松島という名の由来。

人形町は昔ながらの雰囲気があって好きなところ。水天宮前駅から日本橋浜町の方向へてくてく歩いていると…やってきました〈松島神社〉!なんとビルの一階に鎮座する珍しい神社なんです。

当時ほかになかったという、ビルにすっぽり収まった本殿。
当時ほかになかったという、ビルにすっぽり収まった本殿。

約20年前、社殿の雨漏りから神様をお守りするために、今の形になったという〈松島神社〉。境内に足を一歩踏み入れると、外の騒がしさが嘘のように静かで清らかな空間が広がります。コンクリート造りのビルと木造建築の神社が一体となって、近代的ながらもどこか温かさが。

噂の「良夢札(りょうむふだ)」をチェック!

写真5

御祭神の大国主神(おおくにぬしのかみ)は、名前の大国を“だいこく”と読むことから、財福の神「だいこくさま」としても慕われています。そんな大国主神と深い関わりがあるのがこちらの「良夢札」。古来より吉日とされている甲子(きのえね)の日に、枕の下に大国主神の絵を入れて眠ると、見た良い夢が正夢になると伝えられています。

「良夢札」を返還する人の中には、もう夢が叶ったと言う人も多いのだとか。
「良夢札」を返還する人の中には、もう夢が叶ったと言う人も多いのだとか。

人生の節目の大切な願い事にご利益があるとのことですが、良い夢を見るためには次の3つのポイントが!

Point 1. 中の用紙に叶えたい夢を一つだけ書き、しっかり念じて枕の下に入れて眠る。
Point 2. 朝起きたら良夢札を目線より高い南か東向きの綺麗なところに置き、眠る前に再びよく念じて枕の下に入れる。
Point 3. これを繰り返し、良い夢が見られたら神社に持参。正夢になるよう祈願してくださいます。

大国主神のイラストは宮司さまが描いたもの。大国主神が助けたとされる因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)も一緒に描かれている。
大国主神のイラストは宮司さまが描いたもの。大国主神が助けたとされる因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)も一緒に描かれている。

稲荷大神(いなりのおおかみ)、伊邪那岐神(いざなきのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)、日前大神(ひのくまおおかみ)、北野大神、手置帆負神(たおきほおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)、淡島大神、八幡大神、猿田彦神、琴平大神(ことひらのおおかみ)、天日鷲神(あめのひわしのかみ)、大宮能売神(おおみやのめのかみ)、大国主神といった14柱もの神様がお祀りされている〈松島神社〉。私たちの良夢が正夢として叶うよう、宮司さまもそのすべての神様に対して祈願してくださるとのことでした。これはもう、心強さも“14倍増し”ですね(笑)。

神様は私たちの生き方を見てくれている。

〈松島神社〉の宮司さまとお話しして印象深かったのは、「お参りして自分を浄めて生き方を正す。神様は私たちの生き方を見てくれているので、真心で向き合うことが大切ですよ」というお言葉。宮司さまも折に触れて神様と向き合うことを大切にされているのだとか。神様はちゃんと見てくれていると思うと、何だか普段の参拝も特別に感じます。

写真7

皆さんも最近は、おうちで過ごす日々が続いていることかと思います。安心してお出かけできるその日まで、お出かけしたい神社を考えたり、ちょっと参拝気分を味わえる、そんな風にこの連載を楽しんでいただけたら嬉しい限りです。どうか、皆さんの不安やモヤモヤした気持ちが少しでもデトックスできますように…!

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