アウトドアだけでなく、食や観光も楽しめる。 【前編】2022年春オープンの〈佐渡アウトドアベース〉を拠点に、佐渡島を満喫。 LEARN 2022.01.20

サンフロンティア佐渡は、インバウンド復活後の需要を狙って海外の方や佐渡でアウトドアを体験したい人向けに、アウトドアを主とした体験交流拠点〈佐渡アウトドアベース〉をこの春本格オープンします。今回はひと足早く、冬の佐渡を満喫できるツアーを体験してきましたので、前編・後編に分けてご紹介します。

意外と近い!?東京から最短3時間半の好アクセス。

佐渡アウトドアベース

地図でみると東京からかなり距離があると感じる方も多いのではないでしょうか。私も長旅の気分で今回参加しましたが、思っていた以上にアクセスが良く、東京駅から新幹線、タクシー、船を乗り継いで最短3時間半で佐渡に到着です。

佐渡に到着するなり、聞こえてくるのは、、、。

佐渡アウトドアベース

佐渡の両津港フェリーターミナルへ到着して、まず聞こえてくるのは日本を代表する民謡「佐渡おけさ」。ターミナルを降りてすぐの場所にも「佐渡おけさ」の銅像が。早速佐渡の文化に触れられてワクワクしてきました。

まずは鮮度抜群な〈いしはら寿司〉で腹ごしらえ。

2019年3月に今の場所に移転された〈いしはら寿司〉。店内にはカウンター席や、小上がりの座敷、テーブル席があります。

今回は上ちらし寿司をいただきました。ネタの一つ一つが大きく食べ応えも抜群です。ご飯も佐渡のお米を使用していて、まさに佐渡尽くし!佐渡内で消費されることが多いのであまり島外には知られていないですが、佐渡は日本の縮図といわれるほど、年間を通して色々な食材がとれるのだそう。
なんとお米は自給率100%を超え、他にも魚、佐渡牛、きのこ類、山菜、乳製品、果物など島内で揃うのも佐渡の魅力のひとつです。

アウトドアを主とした体験交流拠点〈佐渡アウトドアベース〉。

続いて、今回のツアーのメイン〈佐渡アウトドアベース〉です。両津港フェリーターミナルから徒歩4分と好アクセスなのも嬉しいですね。
〈佐渡アウトドアベース〉では、ガイド付きアクティビティの当日販売や宿泊・交通をセットにしたパッケージプランの販売、自転車・トレッキング用品・キャンプ用品などのレンタル、アウトドアショップ、インフォメーションのほか、トイレ、シャワー、更衣室、自転車のメンテナンスブース、カフェなどを備えた複合施設で、まさに体験交流拠点となっています。

海、山、陸のプロがお出迎え。

佐渡アウトドアベース

〈佐渡アウトドアベース〉には、海・山・陸それぞれのプロがいるので、気になるアクティビティや、アイテムなどの相談が可能。今回はサイクリングを体験させていただいたのですが、カヤックやSUP、釣り、キャンプ、トレッキングなども魅力的です。
お話を聞いて一番印象的だったのが、トレッキング。佐渡には大きな動物がいないので安心して楽しめるんだとか。お花も豊かで景色が美しいとのことなので、今度は季節を変えて訪れたいと思いました。

コースや熟練度に応じて選べるバイク。

佐渡アウトドアベース

クロスバイク、eバイク、ミニベロ、ファットバイクなどさまざまなバイクが揃っているので、コースや熟練度に応じてバイクがレンタル可能。もちろん自前のバイクを持ち込んで、メンテナンスをしてからのサイクリングも可能です。今回はあいにくの雨で加茂湖サイクリングは叶わなかったのですが、次回リベンジしたいと思います。

佐渡は信号が少ないので、実はサイクリストに人気の場所。中には島内一周される方もいるのだとか。ぜひご自身のペースに合わせてコースのご相談などしてみてはいかがでしょうか。

サイクリストに嬉しいサービスが充実。

〈佐渡アウトドアベース〉にはシャワーや更衣室が揃っているので、サイクリングをして汗をかいた後でも気軽に整えることができるので安心です。また、おそらく日本で初、離島で初となる、酒蔵及びクラフト・ブルワリーでの飲み比べと宿泊がセットになったサイクリストには嬉しいサイクリングツアーも検討中とのこと。

佐渡アウトドアベース

サイクリングで体を動かした後は、おいしいお酒が飲みたくなる人も多いのではないでしょうか。ただ飲酒した後にサイクリングすると違反になってしまうのでもちろんNG。なんとこのツアーでは、酒蔵までツアーの車が迎えにきてくれて、バイクを牽引してホテルまで送迎してくれるんです。

サイクリングもお酒も楽しめて、後は車に乗っていたらホテルに到着なんて、至れり尽くせりのプランです。

佐渡初のクラフトビールブルワリー〈t0ki brewery(トキブルワリー)〉。

佐渡アウトドアベース

続いて向かったのは、2021年9月末にオープンしたクラフトビールトキブルワリー。こちらのオーナーは北海道出身でITエンジニアの藤原さんです。佐渡に通っているうちに、佐渡が好きになり、島内の人には美味しいクラフトビールをたくさん飲んでもらい、島外の人にはクラフトビールを通じて佐渡の魅力に気づいてもらいたいという思いから、移住してブルワリーを作られたそう。

今回の取材時は、残念ながら醸造準備段階だったので、ゲストビールを3種類ご用意いただきました。ゲストビールは毎週違うビールを用意されているとのことなので、長期滞在の際は様々な種類のビールが楽しめそうですね。こちらで醸造されたビールは2月から提供予定とのことで、私も次回佐渡に訪れた際はこちらもリベンジしたいと思います。

佐渡アウトドアベース

このブルワリーがおすすめできる理由はもう2つあります。
1つ目は、ノンアルコールドリンクの充実。ノンアルコールドリンクはジンジャーエール、クラフトコーラ、ホップシロップの3種類。お酒が苦手な人への配慮もあるので、お酒が苦手な方とも訪れやすいのは嬉しいですよね。

佐渡アウトドアベース

2つ目は、レジ横の空のペットボトル。藤原さんに聞いてみるとビールをペットボトルに入れてテイクアウトが可能とのこと。〈佐渡アウトドアベース〉のツアーであれば、サイクリング後にも気にせずビールを楽しめますが、そうでない方はビールをテイクアウトしてホテルで楽しむのもおすすめです。

佐渡の魅力はまだまだこれだけではありません。
【後編】では、宿や郷土料理の「いごねり」、かき漁見学の様子をご紹介します。ぜひお楽しみに!

〈佐渡アウトドアベース〉
■新潟県佐渡市両津夷271
■0259-58-8081
■9:00 〜 19:00

公式サイト

〈t0ki brewery(トキブルワリー)

公式サイト

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