資金:特別定額給付金、みちのく・ふるさと貢献基金などを活用
2021.07.30

【夢を叶えた彼女たち】未来のためにお金を味方に。 学生時代のアルバイトで特許を取得して起業。〈bloomin〉代表取締役社長・黒田和瑚さん

働き方改革の影響か、はたまたコロナ禍がきっかけか。ダブルワークをしたり、自分の才能を開花させたり。様々な「夢」を実現させた人たちに、そのきっかけや想いなどを聞いてみました。今回は、〈bloomin(ブルーミン)〉代表取締役社長・黒田和瑚さんにお話を伺いました。7月28日(水)発売 Hanako1199号「ときめくスイーツ大賞」よりお届けします。

『無添加のりんごの味をそのまま届けたい。』

青森県黒石市ののどかな田園風景に、ひときわ目を引く一台の赤い車。黒田和瑚さんが代表を務める〈bloomin〉のキッチンカーだ。

資金:特別定額給付金、みちのく・ふるさと貢献基金などを活用
資金:特別定額給付金、みちのく・ふるさと貢献基金などを活用

スライスした赤い果肉のりんごを、バラの形にして急速冷凍。その技術で特許を取得したのは、当時まだ大学生だった黒田和瑚さん。「市内の冷凍加工会社でアルバイトをしていたとき、赤い果肉のりんごは酸化が進みやすいという課題に直面し、急速冷凍することに。バラに見立てた『アプローズン』を開発したことで、無添加のりんごの味をそのまま届けられるようになりました」

黒田さんが〈bloomin〉を起業したのは、大学4年生だった昨年7月。資本金は、新型コロナウイルス感染症の経済対策として受給した特別定額給付金を充てたほか、アルバイトしていた冷凍加工会社、りんごの生産者に協力してもらったという。また、県内各地へ「アプローズン」を使ったスイーツを届けられるようにと、赤いキッチンカーを製作。これには、青森県内の事業を支援する「みちのく・ふるさと貢献基金」の地域振興助成金を活用した。「都内での催事や、県内のカフェ、キッチンカーなど、さまざまな場所でアプローズンを展開していきます」

黒田和瑚さん

赤い果肉のりんごを薄くスライスし、バラに見立てて急速冷凍した「アプローズン」。一つひとつ手作業で作られている。

黒田和瑚さん

アプローズンを3時間じっくりローストした「ブーケ」は、8個入り1,500円。

黒田和瑚さん

「アプローズンパフェ[苺]」(880円)は、「ブーケ」とともに東京・世田谷代田の〈DAITADESICAフロム青森〉でも販売。

Profile…黒田和瑚(くろだ・わこ)

黒田和瑚さん

第19代ミスりんごあおもり。2020年、黒石市で加工食品販売会社〈bloomin〉を設立した。最新情報はInstagram(@bloomin_wako)をチェック。

(Hanako1199号掲載/photo : Jun Nakagawa, Yuji Hachiya, Yoichi Nagano text : Yoshie Chokki, Chihiro Kurimoto, Keiko Kodera)

編集部
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