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2022.06.03

気持ちよく働くためのルール 仕事で差がつく習慣。フリーアナウンサー・堀井美香『スキルアップのためではなく、人間関係を円滑にするもの』

ビジネスの世界で成功する人たちは、何を習慣にして日々仕事に向き合っているのか。チャンスを逃さないための心がけや、気持ちよく働くためのルールを教えてもらった。

“義務”として課したことも、いつの間にか習慣になる。

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習慣は、その人の生き方を反映する。フリーアナウンサー堀井美香さんの仕事の習慣は、スキル向上や効率アップのためではなく、そのどれもが人間関係を円滑にするもの。「人との交流で広がっていく仕事だからかもしれません。つながりがあることで、声をかけやすく、かけていただきやすくなりますから」現在の習慣をすんなり習慣化できたか?という質問には、「そうでもない」という答えが返ってきた。

「『やらなきゃ』と気持ちを奮い立たせて、義務として自分に課してました。自ら挨拶するのが苦手でも、あきらめずに続けると、間合いがつかめて、会話の質やボリュームもだんだんとわかってくる。一人では難しいなら、目上の人に同行してもらってもいい。私も後輩から頼られるとうれしいです。ただ、“この人、頼みやすい”と認定されると全部が集まってくるのが悩み。『いいですよ〜』と引き受けちゃうものだから、何度も自分の首を絞めました(笑)」

また、TBSの退社を発表した直後、驚いたことがあったそう。「それこそ大昔にお世話になった方たちから門出を祝うメッセージが届いたり、改めてお仕事の依頼をくださる方もいました。ほんの小さな習慣が今になって背中を押してくれている。とても感慨深くなります」最後に、堀井さんが一番長く続けている習慣を教えてくれた。「家を出る前の15分間は必ず片付けをする。最後にお掃除ロボットをONにして家を出ると、ピカピカの家に帰ってこられる。仕事で疲れていても、『さあ、これから家で何をしようかな?』と心が持ち上がります」

次につなげるための3つのルール

1.名刺をいただいたらすぐにメールを一通送る。
名刺はファイリングする前に、メールを必ず送る。たわいないやりとりがあるだけでも、顔と名前が一致しやすくなりますし、つながりが生まれます。仕事柄、いろんな場でいろんな方とお会いするので、いつ何時でも話せる距離感をつくる一助にも。「返信はお気になさらず」と一文を添えますが、大抵の方は返信をしてくださいますし、目上の方へもメールなら一歩踏み込みやすい。

2.レスポンスは迅速に。
とりあえず一発リアクション。会社員時代、デスクとして部下のスケジュール管理をはじめ、仕事の振り分けなどを担っていました。その判断が少しでも遅れると人によっては不安を感じるので、リプライはとにかく迅速に。返信に熟考が必要な場合でも、「◯日まで、ひとまず考えさせてください」と期限を設けてリアクションします。相手も安心しますし、レスが早いと“仕事がデキる”イメージがついてきます。

3.“自分”から“先”に挨拶をする。
存在を周知させる。「挨拶は先手」。これは先輩たちの教えです。人の輪に入らずとも、挨拶で「私はいますよ」と伝えておくことは、お仕事を円滑に進めるためにも必要。話しかけづらい雰囲気の方もときにはいますが、お声がけしてみるとただ単に人見知りだったというオチもよくあります。打ち上げの場でも、すみっこで2時間過ごすより、滞在10分でいいから挨拶すれば、その場にいる意味が生まれます。

Profile…堀井美香(ほりい・みか)

1972年生まれ。今年3月にTBSを退社し、フリーアナウンサーに。現在、多数の番組でナレーションを担当。ポッドキャスト番組『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』(毎週金曜17時)も配信中。

(Hanako1208号掲載/photo : Satoko Imazu, Kaori Ouchi text : Hazuki Nagamine, Kahoko Nishimura)

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