お花見の季節は、メディアアートでも桜を体感! 3/9スタート!メディアアート×歌舞伎の体験型エンタメ『カブキノヒカリ展』。 LEARN 2019.03.12

もうすぐ桜の季節がやってきますね。お花見をしたり、桜グルメがたくさん出てくる時期ですが、今年はメディアアート×歌舞伎の新しいコンテンツで桜を楽しむのはいかがでしょうか!?3月9日(土)より、hmv museum(渋谷MODI 6F)にて『カブキノヒカリ展 exhibition: the lighting art of KABUKI』が開催されています。オープン前のお披露目会で、一足先に体験してきましたので、ご紹介します!

灯籠をかざして、影の歌舞伎を鑑賞!?

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今回、初開催となる『カブキノヒカリ展』は、歌舞伎演目を基につくられた、史上初のメディアアートによる歌舞伎展。歌舞伎演目の中でも人気の高い「義経千本桜」のストーリーをテーマに、「歌舞伎」「お花見」「音」の3つの軸で体感できる展示イベントとなっています。

展示はすべて、動画も写真も撮影OKなのが嬉しい。
展示はすべて、動画も写真も撮影OKなのが嬉しい。

1つ目のコンテンツ「不可視演舞」では、「義経千本桜」の中の「鳥居前」を体感できます。
「鳥居前」は、義経との別れを惜しむ静御前と義経の家臣である佐藤忠信が現れ、物語が始まります。

このコンテンツ必須アイテムの灯籠を持って、中へ入ってみましょう!

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スクリーンに灯籠を近づけると、「鳥居前」を演じている登場人物たちが、影となって浮かび上がります。灯籠をかざす位置によって、影が濃くなったり薄くなったり、角度が変わったり。まるで生の舞台を目の前にしているかのよう。フィニッシュには、歌舞伎の醍醐味である「見得」も見られます。

ホログラムにタッチ!浮かび上がる不思議な現象。

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「義経千本桜」の「道行初音旅」を表現している「光景の奏」。義経を訪ねて旅を続ける静御前と忠信。山中でひと休みする静御前に、忠信が、戦死した兄の佐藤継信の戦場での様子を語る場面に入っていきます。

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桜が満開の吉野路にいる静御前。スクリーン前には、怪しげな3つの台が。実は、ここにはホログラムが浮かび上がって見えるんです!

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ホログラムは、「浄瑠璃」「鼓」「和太鼓」の3種類。
ホログラムにタッチすると、、、

悲しみを表現するための雨の描写はここでも登場します。
悲しみを表現するための雨の描写はここでも登場します。

スクリーンに映し出される登場人物に不思議な現象が起こります。ホログラム3種類とも違う現象が起こるので、友達と協力して一度に3種類タッチすると豪華演出に。

美しいデジタルの桜の中を歩く。

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「義経千本桜」の舞台となっている吉野山の桜の花道を体感できるコンテンツ。奈良の吉野といえば、今でも桜の名所ですよね!

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桜の花びらの上を歩くと、シャラシャラと音が流れ、歩いたところに光の輪ができたり、ひらひらと桜の花びらが舞い上がります。これは何度も歩きたい!

自分の動きとシンクロする「義経千本桜」の登場人物。

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最後のコンテンツ「桜の下で舞う」は、長旅を終えた静御前と義経の感動的な再会をする「川連法眼館」が表現されています。

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スクリーンには、桜が満開の中、登場人物の3人が踊っています。こちらのコンテンツでは、なんと自分の動きと登場人物の動きがシンクロする体験ができます!

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登場人物の前にある、この足跡マークのところで、ビジョンに向かって立ちます。準備はこれでOK!

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感動的な再開の場面なので、お好みの登場人物になりきって、パッションで踊ってみてください!
私は静御前になりきってチャレンジ(出会いの喜びを表現中)!動きに合わせて一緒に踊ってくれて、楽しいし、すごいし、嬉しい!笑

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展示を見終わった後は、カブキノヒカリ展グッズや、歌舞伎にまつわるグッズも販売していますので、お土産もバッチリ!

メディアアート×歌舞伎の新型エンタメ『カブキノヒカリ展 exhibition: the lighting art of KABUKI』は、3月31日まで。

『カブキノヒカリ展 exhibition: the lighting art of KABUKI』
■渋谷区神南1-21−3 hmv museum (「HMV&BOOKS SHIBUYA」6F)
■2019年3月9日(土)~3月31日(日) ※最終日は17:00まで
■11:00~21:00 ※入場は閉場の30分前まで
■入場料:大人800円(大学生以上)/中高生500円(学生証提示)/小学生以下無料
※小学生以下は保護者の同伴が必要
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を持参の方は無料
■主催・監修:松竹株式会社
■企画・総合演出・音楽:株式会社ハロー
公式サイト

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