【京都】メニューは風景写真と素材だけ。食べて答え合わせをする〈総造〉のデザート体験

【京都】メニューは風景写真と素材だけ。食べて答え合わせをする〈総造〉のデザート体験
【京都】メニューは風景写真と素材だけ。食べて答え合わせをする〈総造〉のデザート体験
FOOD 2026.09.03
いま私たちが惹かれるのは、空間や時間をまるごと楽しむデザート体験。独自の美学がつまったインテリアや、目の前で仕上げられるライブ感、運ばれてくる一皿の佇まい。そこに身を置くだけで胸がはずむ、
photo_Shoko Hara text_Junko Amano select_chico

写真から着想を得てアシェットデセールをクリエイト。

写真から着想を得てアシェットデセールをクリエイト。 京都 総造
京都・笠置町の山間で撮影した写真がインスピレーションソース。「抹茶、ライム、山椒」2,700円。山椒フレーバーの煎茶500円。

フォトグラファーのJazさんとパティシエの畑谷実咲さんによるユニット「総造」。2人は元々友人で、2022年、Jazさんが当時、南青山〈アングラン〉で働いていた畑谷さんに「わたしの撮る写真っておいしそうじゃない?」と自身が撮った写真を見せたのが始まり。畑谷さんは驚きつつも「写真を食べられるようにしたらおもしろそう」と盛り上がり、Jazさんが撮った写真を畑谷さんが〝想像〞し、デザートを〝造る〞前代未聞の試みがスタートした。

これまでは東京や京都で「食べられる写真展」と銘打ってポップアップイベントを何度か開催してきたが、2025年11月、ついに京都に実店舗がオープン。毎月、2人で選んだ3枚の写真が用意され、ゲストはカウンター席につくと、素材名のみが書かれたシートと写真から〝想像〞し、デザートをセレクト。山の写真にインスピレーションを得たデザートは、クランブルをまとった抹茶とライムのムースやショコラクリーム、山椒のメレンゲなどで大小の岩が表現されている。パーツ一つひとつに趣向が凝らされていて、一口ごとに味や香り、食感が変わっていくのもドラマティック。

畑谷さんは、写真から受ける印象だけでなく、Jazさんがその写真を撮った時の状況や気持ちまでもヒアリングし、デザートに映していく。デザートを出す際には、デザートの内容と共に、撮影時の情景や完成までのプロセスの説明もていねいに。写真を見ながらデザートをいただくことで、さまざまなイマジネーションが膨らんでいく。

information
総造

住所:京都府京都市中京区壬生馬場町37-3sōma 1F
TEL:なし
営業時間:12:00~17:30LO
定休日:月火休ほか不定休
席数:10席
Instagram:@__souzou

提供されるデザートは、甘さ控えめで、粉類の使用も少なく、軽やか。予約はInstagramのDMから

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