本当に東京? 大自然の中にある西永福のパワースポットと、立ち寄りスポット2選

本当に東京? 大自然の中にある西永福のパワースポットと、立ち寄りスポット2選
TOWN&CITY GUIDE
本当に東京? 大自然の中にある西永福のパワースポットと、立ち寄りスポット2選
CULTURE 2026.08.27
東京のセンターに位置しながら、井の頭線沿線の中でも人知れず名店が多い西永福。実は屈指の腕を持つ店主が集う、知る人ぞ知るハイレベルエリアだった。
photo_Yuko Moriyama, Kanako Nakamura(DEST) text_Kimiko Yamada
西永福
歴史と自然が揃う住宅街でプロの技を満喫。

井の頭線なら渋谷・下北沢・吉祥寺へのアクセスは良好。明大前で京王線に乗り換えることで新宿へも気軽に出かけられる。大きな繁華街がない分、駅周辺には個人商店や飲食店が充実。地域とのコミュニケーションも活発。

教えていただきました
酒井雅史
〈Jalk Coffee〉店主

さかい・まさし/〈堀口珈琲〉で20年経験を積み、2013年に自家焙煎の専門店〈JalkCoffee〉をオープン。ネルドリップで一杯を淹れる

京王井の頭線の西永福駅を中心とするエリアは、閑静な住宅地。北に善福寺川緑地、南に神田川遊歩道があり豊かな緑に恵まれていて、実はウォーキングファンの聖地としても知られている。「東京のへそ」と呼ばれる大宮八幡宮は、境内も広く、ここが本当に東京なのかと疑ってしまうほどの大自然が魅力。パワースポットとも呼べるこのエリアには、環境の良さに惹かれ、江戸から明治、昭和にかけて高級住宅が立ち並んできた。今でも西永福1、2丁目は杉並区の都市計画で低層住宅地として保全されているため空が広く都会にあって朝日や夕焼けが美しい。

そんなエリアに酒井雅史さんが自身の店舗を構えたのは2013年のこと。「希望条件に適う物件になかなか巡り合わない中、ここでは条件の8割が叶った。それがこの地に店を構えた理由でした」と当時を語る。実際に店を始めてみると、実は両親がかつて住んでいた地だったこと、知り合いも近所に多いこと、〈フランス菓子ブルボン〉など昭和の名店がバトンを繋ぎ、今も現役で街の人に愛されていることなど、新しい事実を発見し、今ではこの地に「深い縁を感じている。外出しても西永福に戻ると、どこかほっとする」など、第二の故郷のような感情を持ちつつあるそうだ。

1. 杉並の暮らしを現代に伝える歴史と文化の変遷をリアルに再現。〈杉並区立郷土博物館 本館〉

杉並の暮らしを現代に伝える歴史と文化の変遷をリアルに再現。〈杉並区立郷土博物館 本館〉
昭和の暮らしを再現。ちゃぶ台や柱時計や古いテレビに感銘を受ける若者ファンも多い。

古くから住宅地に相応しい地だった杉並区に脈々と受け継がれてきた暮らしの文化を紹介する博物館。縄文土器や、江戸時代の宿場町の景観、明治以降は東京近郊の農村から住宅地へと発展してきた杉並の様子を紹介する。

information
杉並区立郷土博物館 本館
杉並区立郷土博物館 本館
博物館

住所:東京都杉並区大宮 1-20-8
TEL:03-3317-0841
営業時間:9:00~17:00
定休日:月・第3木休(祝の場合は翌平日休)、12/28~1/4休
参拝料:100円

2. “大都心”に鎮座する、緑豊かな子育て厄除の神社。〈大宮八幡宮〉


武蔵国三大宮のひとつで、かつて東京の重心に位置したことから「東京のへそ」と呼ばれ親しまれている神社。特に子育て・安産に御利益があるとされ、妊婦や女性の参拝者も多い。現在の境内は約1万5,000坪と都内でも3番目の広さを誇る。

information
大宮八幡宮
神社

住所:東京都杉並区大宮2-3-1
TEL:03-3311-0105
参拝時間:参拝自由(社務所受付は10:00~17:00)

3. 西永福の優雅さのシンボル。昭和から続くパティスリー。〈フランス菓子 ブルボン〉


創業1969年。現在は2代目が受け継ぐ。フランス各地での修業を重ね、小田原にあった伝説の店〈ブリアンアブニール〉など名店で腕を磨いた田谷シェフ。彼が手掛けた新作ケーキのほか、創業時からの名物ショートケーキやサバランも評判。

西永福の優雅さのシンボル。昭和から続くパティスリー。〈フランス菓子 ブルボン〉

左・ラム酒シロップが効いたサバラン680円。右・北海道釧根地区のクリームが自慢のショートケーキ630円。
information
フランス菓子 ブルボン
洋菓子

住所:東京都杉並区永福3-33-11
TEL:03-3302-4737
営業時間:9:00~19:00
定休日:月火休、不定休あり

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