上品な旨味がたまらない! 銀座ランチはこれに決まり。絶品【鯛茶漬け】を楽しめる、銀座の日本料理店&カフェ3軒 FOOD 2018.05.28

銀座でランチをするなら、今もっともおすすめしたいのが「鯛茶漬け」。老舗日本料理店が立ち並ぶエリアだからこそ、ランチタイムはお手軽に本格的な味わいを楽しめるんです。鯛の旨味はもちろん、ダシにもしっかりこだわった絶品鯛茶漬けを味わえる銀座の3軒をご紹介します。

1.【閉店情報あり】煎茶をかけていただく新感覚鯛茶漬け〈茶CAFE竹若〉

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だしではなく煎茶をかけて完成する「鯛茶漬け」1,280円が看板メニュー。甘みとほどよい渋みの深蒸し茶をまずいただき、風味ゆたかな胡麻だれをまとった鯛とごはんを味わい、ラストは煎茶をかけてさらりと食べる。

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鯛とごはんは1 回ずつお代わりOKのうれしいサービス付き。ひとりでさっと夕食に訪れるにも重宝する。食後にはお抹茶で上品に締めるのがおすすめ。葵印中之白1,000円

(Hanako1127号掲載:photo:Kayoko Aoki text:Yumiko Ikeda)

2.天然の鯛の美味しさをまるまる味わえる!〈銀座 すが家〉

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こだわるのは生きたまま空輸される広島県産の天然鯛。まだピクピク動くほど新鮮な鯛のお刺身7〜8切れを、松の実や胡桃を加えた自家製胡麻ダレと煎茶と共に提供する。まずはお刺身で2、3切れ。その後八女茶を注いでいただく鯛茶漬けは懐石料理のように上品。小鉢や抹茶まですべてが行き届いている。
ミニ懐石6品3,800円、昼懐石8品5,500円は要予約。

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日本料理一筋20年。かつては金沢の名旅館〈加賀屋〉でも料理長を務めた店主の菅谷義則さんが、古巣でもある銀座で始めた店。全国のおいしい魚を熟知する彼はここで天然鯛のおいしさを前面に打ち出した鯛茶漬けをたのしめる。

(Hanako1130号掲載:photo:Kanako Nakamra,text:Kimiko Yamada)

3.鯛の旨味を味わい尽くすコース。〈芝濱〉

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1匹を無駄なく使った昼のコースは鯛づくし。ダシと卵で作った茶碗蒸し、お造り、アラ汁、鯛の炭火焼、天ぷら茶漬けの全5品。中でも主役の鯛天茶は一晩寝かせ、味がまろやかになった鯛を炭で炙り、衣を付けて揚げたもの。香ばしく、余分な油が滲まない天ぷらには、自家製胡桃ダレと鯛ダシをたっぷりと注いで楽しむのが王道。同じ食材とは思えないほど変化に富んだ味わいを教えてくれるコースに、鯛の奥深さを再発見できるはず。

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店名は魚河岸が主役の落語より。魚にこだわる板長のイチオシは鯛。仕入れは富山の漁師から直送される品と、毎日築地で探した天然モノとを併用。質と大きさに妥協せず探した鯛のおいしさを知ってもらいたいと始めたのが、昼の鯛尽くし膳だ。昼はほかに穴子おざぶ丼2,500円、昼懐石5,000円~もあり(前日までに要予約)。

(Hanako1130号掲載:photo:Kanako Nakamra,text:Kimiko Yamada)

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