流行る前に知っておきたい!
パンにまつわるネクストトレンド3つ FOOD 2023.10.27

スイーツやファッションに流行があるように、パンにも「トレンド」が存在する。バズり直前のパンにまつわるトピックを3つ紹介!

トピック1.クラフトホットドッグ流行の兆し

パン好きの間で、ネクストトレンドと噂のホットドッグを調査すべく「フジロック」で8,000 本を売り上げたホットドッグリーダーの恩海洋平氏に話を聞いた。「屋台でも提供でき、片手で気軽に食べられる。シンプルで安価なものがある一方、個性豊かな高級ホットドッグも。エルビスホットドッグは、パンケーキのようなスイーツとしても楽しめると女性にも人気」

左から、主張の強い具材をシンプルに組み合わせたルッコラとシェーブルチーズのホットドッグ1,680円、焼きバナナの複雑な甘みにクリスピーなベーコンが絡みつくエルビスホットドッグ1,680円。詳細はInstagram(@onkaiblum)にて。
左から、主張の強い具材をシンプルに組み合わせたルッコラとシェーブルチーズのホットドッグ1,680円、焼きバナナの複雑な甘みにクリスピーなベーコンが絡みつくエルビスホットドッグ1,680円。詳細はInstagram(@onkaiblum)にて。

パンは具材の味を邪魔しないよう、牛乳やバターの入っていない〈峰屋〉のソフトフランスを使用し、ソーセージは全て手作り。ミンチと手切り肉を使い分けた粗挽きソーセージは、IFFA 日本食肉加工コンテストで金賞の逸品。自著『ホットドッグの発想と組み立て』では55種を紹介しており、バリエーション豊かな具材と楽しめるホットドッグの伸びしろは十分だ。

photo_Kenya Abe text_Hiroaki Kimura

トピック2.敏腕・割田シェフが手がける新プロジェクト

夜はバーに生まれ変わるベーカリーが2023年10月、〈虎ノ門ヒルズ〉に誕生。手がけるのは、多彩な活躍で業界注目の東日本橋〈BEAVER BREAD〉の割田健一シェフ。銀座のバーテンダーが厳選するウイスキーや日本酒のほか、オリジナルカクテルも。ベーカリーのオーブンで調理するカスレなどの料理やパンとともに、酔いしれてみては?

オーブンで調理されたカスレ
オーブンで調理されたカスレ

BEAVER BREAD BROTHERS

住所:東京都港区虎ノ門2-6-3 B2
TEL:03-6268-8712
営業時間:ベーカリー8:00~18:30、バー19:00~23:00
定休日:日休
席数:6席(バー営業時)

ベーカリーでは、限定のホットドッグと、サワードゥブレッドのサンドイッチを提供予定。

photo_Miyu Yasuda text_Hanako

トピック3.毎日食べても飽きないフランス流クレープ

世田谷・三宿の行列店〈ボネダンヌ〉が2023年6月、クレープ屋をオープン。日本では定番の、具材とクリームがメインのものと違い、シンプルに生地を楽しむフランス流。「パリのパン屋で作
るクレープのおいしさに感動し、開業を決意。これがフランスの日常で食べるクレープです」と5年半、渡仏して修業した荻原浩シェフ。新定番になるか。

材料は良質な小麦粉と卵。バターと砂糖で縁がパリッと中はもっちり焼き上げる。
材料は良質な小麦粉と卵。バターと砂糖で縁がパリッと中はもっちり焼き上げる。

ラ クレプリー ボネダンヌ

住所:東京都世田谷区三宿1-30-4
TEL:03-6805-5848
営業時間:不定期営業(詳細は@creperie_bonnetdane

2013年オープンの〈ボネダンヌ〉から徒歩圏内にある姉妹店。閑静な住宅街にありながら、クレープを求める客でにぎわう。

photo_Kenya Abe text_Hanako

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