味を持ち帰る 京都の美味しいものを自宅で楽しむ。
豆腐の名店3軒

FOOD 2023.09.18

名水の町・京都だからこそ、手に入れたい食材のひとつが豆腐や揚げ。新店、有機素材系、街の定番店と、個性きわだつ3軒を案内したい。

一乗寺とうふ(一乗寺)

店主の心意気が満ちる希少な新鋭。
2020年に開店した希少な新店。国産大豆を使い店主の万庭博昭さんが作るのは、独自の製法を追求した木綿豆腐や、伝統的な京揚げ。ここにしかない味が揃う。

豆腐

絹ごしから水分を搾るオリジナル製法で作られた木綿豆腐は、滑らかさとコクが特徴。もめん250円。
絹ごしから水分を搾るオリジナル製法で作られた木綿豆腐は、滑らかさとコクが特徴。もめん250円。

豆乳

さらっとしているのに、口にすれば大豆の味がしっかり感じられる濃厚な味わい。豆乳1ℓ 300円。
さらっとしているのに、口にすれば大豆の味がしっかり感じられる濃厚な味わい。豆乳1ℓ 300円。

あぶら揚げ

大きな木綿豆腐を手切り。赤種と呼ばれる菜種油で手揚げしたこれぞ伝統的な京揚げ。お揚げ250円。
大きな木綿豆腐を手切り。赤種と呼ばれる菜種油で手揚げしたこれぞ伝統的な京揚げ。お揚げ250円。

一乗寺とうふ

住所:京都府京都市左京区一乗寺宮ノ東町47
TEL:075-722-2036
営業時間:10:00~16:00(売り切れ次第終了)
定休:日月休

あらいぶきっちん(長岡京)

国産オーガニック素材の安心感。
先代が昭和60年に創業して以来、一貫して添加物不使用の豆腐を作り続けてきた。現在では国産無農薬大豆と伊豆大島産天然にがりを使用。京都市内のスーパー〈ヘルプ〉などでも購入可能。

豆腐

先代の好みで固すぎず柔らかく仕立てられた木綿は、滑らかで大豆本来の味を感じる。もめん280円。
先代の好みで固すぎず柔らかく仕立てられた木綿は、滑らかで大豆本来の味を感じる。もめん280円。

豆乳

豆腐に使われる大豆を絞った無調整。さらっとしつつ豆腐や湯葉を作れるほどの濃厚さ。豆乳220円。
豆腐に使われる大豆を絞った無調整。さらっとしつつ豆腐や湯葉を作れるほどの濃厚さ。豆乳220円。

あぶら揚げ

国産の一番搾り菜種油で手揚げ。大豆の力だけで膨らませるためサクサク食感に。おあげさん200円。
国産の一番搾り菜種油で手揚げ。大豆の力だけで膨らませるためサクサク食感に。おあげさん200円。

あいらぶきっちん

住所:京都府長岡京市野添2-12-19
TEL:075-955-9167
営業時間:9:00~18:00
定休日:土休

千代豆腐店(宮川町)

豆乳の濃厚さに驚く、街で3代続く店。
花街・宮川町で昭和33年に創業し、現在は2代目夫妻と3代目が切り盛りする。地元で愛されているのはもちろん、ひいきにする料理人も多い。濃厚な汲み上げ湯葉も人気。

豆腐

滑らかでありつつ固さもある、木綿と絹ごしの間の食感。大豆の濃さとコクを感じる。とうふ250円。
滑らかでありつつ固さもある、木綿と絹ごしの間の食感。大豆の濃さとコクを感じる。とうふ250円。

豆乳

滋賀産オオツルを擦って炊き、水でなく豆乳でのばすことで濃厚さも驚くほどに。豆乳500㎖ 500円。
滋賀産オオツルを擦って炊き、水でなく豆乳でのばすことで濃厚さも驚くほどに。豆乳500㎖ 500円。

あぶら揚げ

豆腐や豆乳同様に地下水を使用。一枚一枚手揚げされる大きな揚げは、食べごたえあり。油揚げ250円。
豆腐や豆乳同様に地下水を使用。一枚一枚手揚げされる大きな揚げは、食べごたえあり。油揚げ250円。

千代豆腐店

住所:京都府京都市東山区新宮川町松原下ル西御門町464-2
TEL:075-561-4484
営業時間:8:30~16:00
定休日:日祝休

photo_Kunihiro Fukumori text_ Mako Yamato

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