『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
2020.09.27

第58回 娘から父へ…おいしい日本酒おしえます! 『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~

弱冠23歳で唎酒師の資格を持つ、日本酒大好き娘・伊藤ひいなと、酒を愛する呑んべえにして数多くの雑誌、広告で活躍するカメラマンの父・伊藤徹也による、“伊藤家の晩酌”に潜入! 酒好きながら日本酒経験はゼロに等しいというお父さんへ、日本酒愛にあふれる娘が選ぶおすすめ日本酒とは? 第十七夜は、福岡発の酒と食のセレクトショップ〈住吉酒販〉から特別ゲストを迎え、奥深い熟成酒の世界をご紹介。1本目は贅沢にも純米大吟醸を3年間氷温で熟成したスペシャルな日本酒。
(photo:Tetsuya Ito illustration:Miki Ito edit&text:Kayo Yabushita)
伊藤 ひいな
伊藤 ひいな / 唎酒師

「東京生まれの23歳。大学入学時から割烹料理店でアルバイトをはじめ、20歳のお酒の解禁とともに日本酒にハマる。唎酒師の資格も取得し、日本酒の知識を増やすべく日々邁進中。父はHanakoをはじめ多くの雑誌で引っ張りだこの人気フォトグラファー、伊藤徹也。酒好き気質は間違いなく父親譲り!」

伊藤 ひいなさんの記事一覧 →

第十六夜1本目は、華やかでリッチな大吟醸を氷温で寝かすことできめ細やかな味わいが生まれる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」から。

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
長崎県東彼杵郡波佐見町にある今里酒造の代表銘柄「六十餘洲」の〈住吉酒販〉限定商品は、大吟醸を贅沢にも3年熟成。ボックス、ボトル、ラベルの秀逸なデザインでギフトにもぴったり。
『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」720ml 11000円(税込・ひいな購入時価格)/住吉酒販有限会社

娘・ひいな(以下、ひいな)「今回は、熟成酒をテーマにしたんだけど、前に熟成酒を飲んだの覚えてる!?」
父・徹也(以下、テツヤ)「なんだっけな……?」
ひいな「ちょうど1年くらい前だったんだけど」
テツヤ「そんな前か!」
ひいな『熟露枯(うろこ)』ってお酒。〈住吉酒販〉で働き始めてから、熟成酒の奥深さを学んで、ちょっとこれは私の手に負えないと思いまして、今日は特別ゲストをお呼びしております!」(ライター注:〈住吉酒販〉は福岡に本店があるお酒や食材を取り扱うセレクトショップ。東京ミッドタウン日比谷店、酒、食品・雑貨、角打ちコーナーも)

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
グラスが3つ!? 今日のゲストは?

テツヤ「おぉ? 誰なのかな?」
ひいな「さっそくお招きしたいと思います!」

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~

住吉酒販 飲食事業部 部長・早乙女 彬(以下、早乙女)「はじめまして! 東京ミッドタウン日比谷店の〈住吉酒販〉から参りました、早乙女です!」
テツヤ「おぉ! いつも娘がお世話になっています!」
ひいな「〈住吉酒販〉で働き始めて、こんなに早くきていただけるなんて思わなかったです! ありがとうございます」
早乙女「楽しくお酒が飲めると聞きまして、遊びに来ました(笑)」
テツヤ「はい、楽しく飲みましょう!」
早乙女「今日は、よろしくお願いします!」

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~

テツヤ「このパッケージといい、ボトルといい、すごくかっこいいね!」
ひいな「そうでしょ? 本当にきれいだよね」
早乙女「瓶もラベルもオリジナルのデザインになっています。実はこれ、〈住吉酒販〉用に特別に作ってもらったものなんです」
テツヤ「そりゃ、すごい! 〈住吉酒販〉じゃないと手に入らないんだね!」
ひいな「しかも、ただの熟成酒じゃないっていうところもポイントなんだよ」
テツヤ「何が違うの?」
ひいな「それは飲めば、すぐにわかるよ」
早乙女「このグラスも、お店で実際に使っているものを持ってきました。京都の作家さんによる手吹きのグラスなんです」
テツヤ「素敵だねぇ」
ひいな「このグラスでお酒を飲むとすっごくおいしいんだけど、このお酒との組み合わせがね、もう最高だから!」
テツヤ「お店に行くと、このグラスで角打ちが飲めるの?」
早乙女「はい。このグラスでお出ししています」
テツヤ「シャンパングラスで熟成酒を飲むっていうのがまだ想像できないな」
ひいな「まずは飲んでみて!」
テツヤ「楽しみ!」

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
熟成酒のイメージとは違う色……?

テツヤ「あれ? 色が透明だ! 熟成酒っぽくないね」
ひいな「凍らせることなく、マイナスで保存したものなんだって」
早乙女「そうですね。氷温で3年間、寝かしたものになります」
テツヤ「どんな味なんだろう?」

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
早乙女さん、ようこそ伊藤家へ! 一緒に乾杯!
『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
素敵なグラスで、いただきます!

テツヤ「おぉ〜! こりゃうまいな。うん、口当たりがやわらかくて、香りがいい!」
早乙女「はい。これは磨いた香り高いお酒を寝かせることで、アルコールの角が取れて、やわらかい味わいになっています」
テツヤ「精米歩合38%だって! すごい削ってるんだね」
早乙女「そうですね。純米大吟醸になります」
テツヤ「純米大吟醸を熟成させちゃたんだね」
ひいな「ね。すごく贅沢!」
テツヤ「予想と違った味だったな。熟成酒だから、もっとしっかりとした味わいのものを想像してたんだけど、純米大吟醸だからか、さらりとしてる。だけど、それだけじゃないっていうか」
ひいな「そうそう。ただの純米大吟醸じゃない、深みがあるよね」
早乙女「うちの定義でいくと、モダンなタイプのお酒になります。華やかでフルーティさもあって、でも熟成酒ならではのなめらかさがありますよね。最近では、蔵で寝かせて味の乗り具合をみてから、瓶詰め、出荷してるっていうところもかなり多くなってきました」
テツヤ「へぇ。そうなんですね」
早乙女「最近は冷蔵技術がしっかりしていることもあって、日本酒を寝かせることで付加価値をつける、という流れが生まれています」
テツヤ「今までは、日本酒って造ったらすぐに出荷するっていうイメージだったから、日本酒にも熟成酒ってあるんだ、という驚きがあったけど、確かにワインみたいに、時間をかけることで価値が上がって、味わいも増していくお酒があってもいいわけですもんね」
早乙女「そうですね。本当に最近、増えてきました」
テツヤ「だけど、せっかくいいお酒を造っても、ボトルとかラベルでちゃんと見せていかないと、手に取らないわけで。このデザインは高級感もあってすごくいい」
早乙女「ありがとうございます」

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~

テツヤ「さらにこのグラスで飲むと、飲むペースがゆっくりになって、味わえる気がする」
ひいな「香りの広がりも感じるよね。いいお酒はいいグラスで飲んでほしいな」

「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」に合わせるのは、「舞茸・しめじ・エリンギの本枯れ節パルミジャーノ」

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
3種のきのこをソテーし、上からチーズとかつおぶしをたっぷりとかけ、仕上げにかぼすを絞ってさっぱりと。

ひいな「今回は、このお酒に合う料理を早乙女さんが作ってくださいました!」
テツヤ「待ってました!」
ひいな「見るからに、私が作ったお料理と違うね(笑)」

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
プロが作ったおつまみにお喜びの父娘。
『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
毎回遊びに来てください(笑)!

ひいな「華やかだよな(笑)」
早乙女「この食べ方は、うちのおつまみの定番メニューになります。きのこをオリーブオイルで炒めて、チーズとかつおぶしを上にかけました」
テツヤ「うまみ爆弾みたいになってますね!」
早乙女「発酵食品を合わせることで、さらにうまみが増しますね」
ひいな「なるほど」
早乙女「シンプルなものほどいい食材をということで、うちで全部取り扱っている商品になります」
ひいな「このかつお節は、モーツァルトを聴かせて熟成させてるんだって」
テツヤ「音楽聴かせると違うのかな?」
早乙女「音って響くので、振動が伝わるんですよね」
テツヤ「なるほど。うまそうだな!さっそくいただきましょう!」
ひいな&テツヤ「いただきます!」
テツヤ「これって口内調味がいいんですか?」
早乙女「一緒でもいいですし、余韻に合わせても」
テツヤ「うわ〜! おいしいなぁ。あ、お酒がもうなくなっちゃった」
ひいな「早い! 高級なんだから、もっと味わって(笑)」 
テツヤ「おつまみと合わせたら、お酒の甘みが増した気がする」
ひいな「うん、わかる。チーズとかつお節でコクも増したし、かぼすが効いてる」
早乙女「熟成感に酸味が入るとさらによくなりますよね」
テツヤ「秋の味覚だねぇ」
ひいな「このおつまみ、家でも再現できるけど、お店でも食べられます!」
テツヤ「このお酒を頼むと、このおつまみどうですか?って提案してくれるの? いいねぇ、行く!」

全国のおいしいもの、おいしいお酒が集まる〈住吉酒販〉の役割とは。

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~
「いいお酒の売り場を作っていくのが酒屋の仕事」と早乙女さん。

ひいな「氷温熟成っていう言葉を初めて聞きました」
テツヤ「俺も初めて聞いたかも。こんなにも色がついてないことにもびっくりだし、こんなにもまろやかで飲みやすいなんてね!」
ひいな「ね! 従来の熟成酒とは真逆のイメージ」
テツヤ「熟成酒って燗にしたいって思いがちだけど、これは冷やしても、すごく満足感のあるお酒だったな」
ひいな「うん。それはやっぱり熟成感がきちんとあるからなんだよね」
早乙女「今里酒造は老舗の蔵なんですが、代替わりして若くなったんです。このお酒は、ハイクラスのものをお願いして氷温熟成のお酒になりました」
テツヤ「なぜハイクラスなお酒を?」
早乙女「ハイクラスなものって売り場所がないので、蔵としてはあまり造らないんですよね。でも、原材料も水もいいものを使って、しかも3年も熟成させたら当然値段も上がるわけです。だから、酒屋としてはそうしたいいもの=ハイクラスなものの売り場所をきちんと作ることで、しっかりと売っていこうと。それが僕らの役割だと思っています」
テツヤ「それも日本酒の可能性を広げていくことにつながる、と」
早乙女「そうですね。福岡だと飲食店にも置いてくださっています」
テツヤ「確かに、フレンチとかイタリアンにも絶対合うし、外国の方もすごく喜びそう」
テツヤ「ちょっとひいな、今回、あんまり喋ってないんじゃない?」
ひいな「今回は、ゲストにおまかせで(笑)」
テツヤ「ひいなは〈住吉酒販〉のどこにいるの?」
ひいな「角打ちコーナーにいたり、売り場にいたり」
早乙女「ムードメーカーですよ!」
ひいな「ありがとうございます! みなさん、ぜひ遊びに来てください!」

→次回は10月4日(日)更新

『伊藤家の晩酌』~第十七夜1本目/美しいデザインのボトルに目が奪われる「六十餘洲 雫搾り 純米大吟醸 氷温熟成酒」~

【ひいなのつぶやき】
熟成酒の概念を覆すこの1本で、お酒の席を華やかにしてみてください!
ひいなインスタグラムでも日本酒情報を発信中

【お店情報】
〈住吉酒販 東京ミッドタウン日比谷店 〉
■住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷B1F
■電話:03-6205-4172
■営業時間:11:00〜21:00
■休日:施設に準じる
■ホームページ:https://sumiyoshi-sake.jp/

今月のスペシャル

いまこそ免疫UP!働く女子こそ知っておきたい“腸活”特集いまこそ免疫UP!働く女子こそ知っておきたい“腸活”特集
TOPに戻る