【日本酒】祝!連載120回。父・テツヤによる伊藤家好みの3本選りすぐり~『伊藤家の晩酌』第三十六夜〜

娘から父へ…おいしい日本酒おしえます! 【日本酒】祝!連載120回。父・テツヤによる伊藤家好みの3本選りすぐり~『伊藤家の晩酌』第三十六夜〜 Learn 2022.09.04

20歳の頃から唎酒師の資格を持つ、日本酒大好き娘・伊藤ひいなと、酒を愛する呑んべえにして数多くの雑誌、広告で活躍するカメラマンの父・伊藤徹也による、“伊藤家の晩酌”に潜入!酒好きながら日本酒経験はゼロに等しいというお父さんへ、日本酒愛にあふれる娘が選ぶおすすめ日本酒とは?第三十六夜は、120回もの連載を通して、特に印象深かった3本をチョイス!

「伊藤家の晩酌」総決算!一度飲んだら忘れられない、個性派ぞろいの日本酒3選

(左から)「米鶴 ピンクのかっぱ純米酒」「千鋒天青 純米吟醸」「土田 研究醸造 24 活性にごり生酒」
(左から)「米鶴 ピンクのかっぱ純米酒」「千鋒天青 純米吟醸」「土田 研究醸造 24 活性にごり生酒」
山形県高畠町にある「米鶴酒造」から、赤色酵母を使ったピンク色のお酒。きれいなロゼカラーで甘酸っぱい味わい。アルコール度数も10%と低アルで飲みやすいので日本酒初心者にも◎。「米鶴 ピンクのかっぱ純米酒」720ml 1,360円(税別・ひいな購入時価格)/米鶴酒造株式会社
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神奈川県茅ヶ崎市「熊澤酒造」の代表銘柄「天青」。蔵にはレストランやカフェ、ベーカリーにブリュワリーやショップなども併設され、日本酒だけでなく発酵をテーマにさまざまに楽しめる、お酒好きにはたまらないスポット!「千鋒天青 純米吟醸」720ml 1,600円(ひいな購入時価格)/熊澤酒造株式会社
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群馬県利根郡川場村にある「土田酒造」は実験的な蔵。日本酒の可能性を広げるユニークな取り組みに目が離せない。この「研究醸造」シリーズは、蔵人たちのあくなき探究心から生まれたもの。「土田 研究醸造 24 活性にごり生酒」720ml 2,750円(ひいな購入時価格)/土田酒造株式会社
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娘・ひいな(以下、ひいな)「今回で、『伊藤家の晩酌』は120回を迎えました!」
父・徹也(以下、テツヤ)「パチパチパチ!すごいね」
ひいな「次回からは、少しテーマを変えてみようかと。なので今回は総決算として、振り返ってみたいと思います!」
テツヤ「連載始めて何年になるんだっけ?」
ひいな「2019年の7月からはじめたから…」
テツヤ「わぁ、もう丸3年か!そりゃ飲んだねぇ。120本以上飲んだってことだもんな」
ひいな「そうだね。番外編で5本飲んだりした回もあるからね」
テツヤ「300本くらいは飲んでるのかも?でもそんなに飲んでるのに、知識がそんなに増えた気がしないな(笑)」

【日本酒】祝!連載120回。父・テツヤによる伊藤家好みの3本選りすぐり~『伊藤家の晩酌』第三十六夜〜

ひいな「今までの連載を読み返してみたの。『日本酒度って何?』っていうところからはじまってるから、そういう意味では知らず知らずのうちに知識が蓄積されていってるんじゃないかな?」 
テツヤ「そうか。確かに基本的なことはわかるようになってるね」
ひいな「この間、今まで飲んだ日本酒の中でどれが記憶に残ってるか聞いたじゃない?」
テツヤ「そうそう。この3本はね、スッと思い出せたんだよな。あれだけ飲んで思い出せたのって、やっぱり印象深かったってことなのかなと思って」
ひいな「今回は、父の記憶に残った忘れられない3本をご紹介したいと思います。まず『米鶴』の『ピンクのかっぱ』は、第5回目に登場したお酒です!」
テツヤ「これは衝撃的だったよね!」
ひいな「最初、『ピンクのかっぱ』を脚のついてないワイングラスで出したら、脚つきのグラスがいいってお父さんが言い出して変えたの」
テツヤ「そうなの?覚えてないな(笑)。なんで脚がある方を選んだんだろう」
ひいな「気分の問題かな?ロゼワインみたいだねっていう話をしたから」
テツヤ「俺も若かったんだなぁ(笑)」

透明なピンク色のお酒で、ロゼワインのよう!
透明なピンク色のお酒で、ロゼワインのよう!
今回は脚つきグラスで乾杯!
今回は脚つきグラスで乾杯!

テツヤ&ひいな「では、乾杯!」
ひいな「やっぱり、おいしいね」
テツヤ「うん、おいしいね。ワインっぽいって感じた気がするんだけど、今飲んでみると意外と日本酒って感じがする。温度によるのかな?」
ひいな「ロックにするともっと飲みやすくなるかも?」
テツヤ「そうだねぇ。氷入れちゃおうか。前に飲んだ時とは違う飲み方も覚えたしね!」
ひいな「ここに、3年の蓄積が!」

氷を加えて、ロックにしてみました!
氷を加えて、ロックにしてみました!

テツヤ「氷入れたら夏酒っぽくなった!冷やして飲むとさらにうまい!」
ひいな「この連載を始めた時は、蔵への敬意として手を加えて飲むことはできなかったけど、でもこの3年で『トニックで割ってください』と蔵の方がおっしゃっていたり、考え方が変わりつつあるような気がする」
テツヤ「そうだね。そういう従来の殻を破って新しい楽しみ方を提案するようになったのも最近だよね」
ひいな「うん、氷入れると一段とおいしくなるね」
テツヤ「でもしっかり日本酒を感じるなぁ」
ひいな「最近、軽めの日本酒を飲んだりしてたから」
テツヤ「最初に飲んだ時は軽いイメージだったんだけど。いろいろ日本酒を飲んできたから違いがわかるってことか」
ひいな「比較できるほどいろいろ飲んでてきたってことだね。アルコール度数10%なんだよ」
テツヤ「めちゃくちゃ低アルだね」
ひいな「そう。これ以上に軽い感じの日本酒あったからね」
テツヤ「3年経っても、この『ピンクのかっぱ』は定番商品としてあるんだね。うれしいなぁ。『相性のいい料理は、酢牡蠣、しゃぶしゃぶ(ポン酢)、焼き鳥(塩)、肉団子甘酢あんかけ』とかすごく具体的だね(笑)」
ひいな「酸味がポイントなんだね、きっと」

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