【SDGs A to Z: W (Work) 】 私にとっての持続可能な働き方。
#3 シャークジャーナリスト・沼口麻子さん SUSTAINABLE 2023.06.21

自分のため、誰かのため、世界の問題のため…アクションを起こしたことで、新しい転機を迎え自分らしく輝けるようになった人の女性たちに話を聞きました。3人目はシャークジャーナリスト・沼口麻子さんです。

“一度は決別したサメと歩む人生。悩んだ末、自然と原点に帰りました”

撮影/山田鉄也
撮影/山田鉄也

今の仕事は、SNSで突然「私はシャークジャーナリストです」と名乗ることから始まりました。それまでは、大好きなサメなどの研究をしながら海洋学系の大学院まで進んだものの、一度は就職のため海の世界から引退。しかし、社会人7年目に体調を崩してしまい、仕事も思うように続けられず…悩んでいた時に出合ったのがキャリアコーチングです。講座に参加すると、これまで関心があったことを分析しながら、自分の価値観をすり合わせて何を仕事にしていくべきか、ビジネスモデルを立ててくれました。その結果、今の仕事にたどり着いたんです。

まずは認知度を上げて、自分をブランディングするという教えのもと、SNSでサメについての情報発信をして「この人からサメの話を聞きたい」と思わせるようにアピール。すると半年後、いきなりテレビのクイズ番組の仕事が飛び込んできて、これを皮切りに徐々にサメにまつわる仕事が来るようになりました。サメ好きが集まるコミュニティも作り、現在は有料オンラインサロンも運営しています。今年月からは宮城へ移住し、サメの体験施設を作るべく奮闘中です。

シャークジャーナリストとして動き出すためのアクション

・キャリアコーチングを受けてビジネスモデルを設計。
・SNSを駆使して自分をブランディング。
・コミュニティをフル活用して、仲間作り。

text : Ami Hanashima

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