ハナコと考えるSDGs 冷蔵庫の残りものでできる!デトックスメニュー「ハーブティースープ」のレシピ。 LEARN 2020.06.21

最近よく耳にするようになったSDGs(Sustainable Development Goals)という言葉。「持続可能な開発目標」と訳され、2030年までに“誰一人取り残さない”よりよい世界を目指して17の国際目標が掲げられています。それは政府や企業の頑張りだけでなく、私たちがもっと意識して毎日を“変えて”いくための課題でもあるのです。そこでハナコは、SDGsについて読者のみなさんと考える特集を企画しました。今回は、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」…、地球にとって深刻な課題となる中、私たちができることって、なんだろう?今回は料理家・角田真秀さんに冷蔵庫の残りものを一掃できるデトックスメニュー「ハーブティースープ」のレシピを教えてもらいました。

「ハーブティースープ」のレシピ。

中途半端に残った野菜が冷蔵庫にたまってきたら、だしいらずのハーブティースープでフードロスを解消。「ジンジャーやレモンバーム系のハーブティーにすると冷蔵庫と共に、ダル重な初夏の体もスッキリ」(角田さん)味の要は玉ねぎ、にんじん、セロリ。ほかはある野菜で。

■材料(2人分)

セロリ…1/2本
キャベツの葉…2枚
玉ねぎ…1/4個
にんじん…1/2本
大根…2〜3cm長さ
ベーコン…30g
しょうが…1/2片
にんにく…1/2片
オリーブオイル…小さじ2
塩…小さじ1/2
水…500ml
ハーブティー(ティーバッグ)…1袋
(リーフの場合はカップ1杯分200mlの量)

■作り方

1.セロリは葉を切り分け、茎の筋を取る。しょうがとにんにくはみじん切りに、キャベツの葉はざく切りに、セロリの茎と残りの野菜はさいの目切りにする。ベーコンも野菜と大きさをそろえて切る。

2.水200mlを沸かして計量カップなどに入れ、ハーブティーを蒸らす。

3.鍋にオリーブオイルを入れて弱火にかけ、しょうがとにんにくを炒める。香りが立ってきたら玉ねぎとにんじんを加え炒める。ベーコンと、セロリの葉以外の野菜を加え、全体をざっと炒めたら、水100mlとセロリの葉を加える。ふたをして、弱めの中火で2分ほど煮る。

4.セロリの葉を取り出し、2のハーブティーと残りの水、塩を加え、温めて仕上げる。

レシピを教えてくれたのは…角田真秀(すみだ・まほ)

夫と共にフードユニット「すみや」として、ケータリングやレシピ監修、書籍などを中心に活躍。素材を巧みに使った、手軽で再現性の高いレシピが人気。

SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」

目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」…、地球にとって深刻な課題となる中、私たちができることって、なんだろう?大切なのは、全部でなくても、楽しそうだなと始められそうなことがあったらやってみること。その小さな一歩が、未来へとつながります。

(Hanako1185号掲載/photo:Aya Sunahara, Keisuke Kitamura, Natsumi Kakuto , Tomoya Uehara styling:Yui Otani hair&make:Shoko Narita, YUZUKO model:Miyuki Emond illustration:Hana Akiyama, SANDER STUDIO text:Kyoko Kashimura, Tomoko Yanagisawa edit:NaoYoshida)

Videos

Pick Up