【2022年10月最新版】水際対策が緩和されたリアルなタイの様子もレポート。 海外旅行の再開ならタイ・バンコクへ!コスパの高い5ツ星ホテルをご紹介。 LEARN 2022.10.28

2022年9月7日に日本帰国時の水際対策が緩和され、以前より渡航のハードルが低くなったいま。海外旅行を再開するのにおすすめしたい旅先が、日本のパスポートがあればスムーズに入国できるタイです。今回はいまのタイの状況とともに、観光にもホカンスにもおすすめなバンコクの5ツ星ホテルをご紹介します。

2022年10月最新のタイ・バンコクの状況。

2022年10月のバンコク・スワンナプーム国際空港の様子。
2022年10月のバンコク・スワンナプーム国際空港の様子。

2022年10月1日(土)より、入国時のワクチン接種証明書又は陰性証明書の提示が不要になり、日本を含むビザ免除国/地域からの渡航者の滞在可能期間が30日から45日に延長(2023年3月末までの措置)されたタイ。

日本からは東京や大阪などから直行便が連日複数便就航しています。飛行時間も片道約6時間程度と比較的短いため、週末旅行も可能で、海外旅行を久しぶりに再開する方でも負担が少なく渡航ができるのも魅力です。

また円安が進行しているなかでも、タイバーツはドルに比べ円安の影響は少なめ。もともと物価が日本よりも安いので、気兼ねなく旅行ができるのも次なる旅先に推薦したい理由のひとつです。

今回10月中旬から下旬にタイに訪れたのですが、入国時の書類も不要でスムーズでした(2022年10月13日時点)。欧米やアジア諸国からの観光客が多く、バンコクの街は2019年に訪れたときと同じくらいの賑わいを見せていました。一方、マスクの着用率は2022年9月に訪れたヨーロッパに比べてタイは高めでした。街中でもマスクを着用している現地の人が多く、特に電車内や屋内ではマスクを着用している人がほとんどで、感染対策への意識の高さを感じました。治安についても比較的良好。最低限のことは気をつけていたということもあり、不安な場面は特にありませんでした。

現在、日本への帰国時(2022年10月23日時点)も政府が認めるワクチンを3回接種している人であれば、帰国前72時間以内の陰性証明書の提出も不要になっています。また、ネットで事前にファストトラックを登録しておけば、検疫でスマホで登録完了の画面を見せ、QRコードをかざすだけで入国できるなど、簡略化されていました。

※最新情報は政府発表の公式情報をご確認ください。

バンコクの中心地に位置する〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉。

〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉外観。
〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉外観。

コロナ禍で海外旅行を再開するなら、やはり衛生的で安心・安全、便利な立地で非日常気分を味わえるステイ先がいいですよね。そこでおすすめしたいのが、バンコクの中心地に位置し、老舗ホテル〈インペリアル・クイーンズパーク〉を改装するかたちで2016年に誕生した〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉。市内の移動に便利なBTSスカイトレインのプロンポン駅から徒歩5分ほどの立地で、駅前には〈エンポリアム〉と〈エムクオーティエ〉という2つの大きなデパートがあり、バンコク在住の日本人も多く住むエリアです。

〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉は、世界最大級のホテルチェーン・マリオットインターナショナルのブランドのひとつです。シェラトンなどと同じく、高級クラスホテルのブランド「クラシックプレミアム」に区分されます。とはいえここは物価が日本より安いタイ。日本で同じグレードのホテルに泊まるよりもリーズナブルに、5ツ星ホテルのサービスを受けられるというコストパフォーマンスの高さもこのホテルの魅力です。

マリオット・マーキスブランドは、大都市の中心部に位置し多くの客室やレストラン、大規模なホールや会議室を擁することがブランドの条件。〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉は、客室数1388、最大4000人を収容できる合計5000平方メートル以上の3つのボールルームと37を超えるミーティングスペース、多くのレストランやプール、スパ、クラブラウンジといった多彩な施設を備えるなど、高級ホテルながら日本では類を見ないほどの規模を誇ります。ちなみに現在マリオット・マーキスブランドはバンコクのほか、ニューヨークやサンフランシスコなどにも展開しています。今回は滞在中に体験した、いくつかのレストランやスパなどホテルの魅力を抜粋してご紹介します。

タイ料理や各国料理、アフタヌーンティーなどダイニングも充実!

〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉は、ホテル外を含む7つのレストランを運営しています。ホテル1階のスクンビット通りに位置する〈Siam Tea Room〉では、焼き立てのペストリーやケーキ、デリなどが店頭に並び、店内では本場のタイ料理を味わうことができます。

タイ人シェフのフォンさんが生み出す料理は、イサーン地方の郷土料理である青パパイヤのサラダ「ソムタム」をアレンジして炒めたものなど、タイの伝統が感じられつつも新たな発見があるような料理ばかり。多彩でフレッシュなハーブ使いも見もので、現地のタイ人以外にも幅広く受け入れられる味付けも特徴です。

同じくホテルの1階に位置するのが、300席を有するオールデイダイニングの〈Goji Kitchen + Bar〉。朝食、昼食、夕食とアジア料理から西洋料理まで多種多様な料理を、ビュッフェスタイルで味わえます。卵料理や麺料理、肉料理などライブクッキングコーナーもあり、その多彩な品揃えと規模の大きさ、クオリティの高さから国内外から人気を集めているレストランです。

同じく1階のエントランス付近に位置する〈The Lobby Lounge〉では、飲み物や軽食、アフタヌーンティー、アルコールドリンクなどを味わえます。パティシエが手がけるアフタヌーンティーは、ただ甘いだけではなく果物の酸味やほろ苦さも生かして、最後までおいしく味わえるようなバランスの良さでした。

ちょっぴり贅沢したいならアジアフュージョンや中華レストランへ。

ちょっぴり贅沢したいなら、広東料理をメインに中国各地の料理を味わえる〈Pagoda Chinese Restaurant〉へ。香港やマカオ、シンガポールのミシュラン星つきレストランでの経験を持つプン料理長をはじめ、点心師や焼き師などの専門職人が腕を振るいます。

皮だけでなく身もおいしくいただく香港スタイルの北京ダックをはじめ、可愛らしい点心、広東料理らしく野菜のおいしさを生かした炒め物や蒸し物など、バンコクにいることを忘れるほどクオリティの高い料理を味わえます。

さらにリッチな気分を味わいたいなら、ホテル37階に位置する〈Akira Back〉へ。韓国出身でアメリカ育ちのミシュラン星付きシェフ、アキラ・バック氏が手がけるアジアフュージョンレストランです。

クリスピーな生地にマグロ、マイクロシソ、ホワイトトリュフオイルなどを合わせたシグネチャーメニューの「Tuna pizza」や、和牛を使ったプルコギにポン酢味のローストトマトを合わせたタコスの「AB tacos」など、ここでしか味わえない創作ジャパニーズ&コリアン料理が揃います。どれも見た目やプレゼンテーションが魅力的でメニュー名も遊び心があって、お酒が進む味付けにしてあるのもポイントだと思いました。

バンコクの夕景や夜景を一望できるルーフトップバー。

バンコクのエネルギッシュな夜を楽しむなら、38階にある〈ABar Rooftop〉へ。70種類以上というバンコクでもトップクラスのジンの品揃えで、サンセットや夜景を眺めながらドリンクを味わえます。バンコクには数多くルーフトップバーがありますが、こちらはソファ席も多く比較的落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせるのが魅力だと感じました。

クルーズ気分が味わえるオープンエアーダイニングへ。

〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉では、ホテルの中だけでなくホテル外にもレストランを展開しています。それがチャオプラヤー川沿いに位置するリバービューレストランの〈Sirimahannop〉。古い船着場をリノベーションした商業施設〈アジアティーク・ザ・リバー・フロント〉に位置する〈Sirimahannop〉は、船のデッキがレストランになっており、クルーズ気分を味わいながら食事を楽しむことができます。

料理はフレッシュな魚介類や、ポークチョップなどの肉料理のほか、タイ料理のヤムウンセンと韓国料理のチャプチェを融合した料理など、各国料理のエッセンスを加えた創作料理がラインナップ。トリップアドバイザーのバンコクのレストランランキングで2位(2022年10月24日時点)を獲得しているということからもわかる通り、味もロケーションも格別です。

タイ伝統のデザインをモダンにアレンジした1388の客室。

〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉には全部で1388の客室が揃います。インテリアはタイ伝統のデザインと、モダンなアメニティで統一されています。

客室は32平米のデラックスルームから、1002平米という要人やセレブが宿泊するような驚くべき広さのザ スカイスイートまで揃います。パークビューやクラブラウンジにアクセスできる客室、ファミリー用のスイートなどさまざまなタイプの客室が揃うので、シーンに合わせて選べそうです。

また2022年11月15日までの期間限定で、7歳以上におすすめの没入体験型の客室「The Curiosity Room (キュリオシティ・ルーム) by TED」が登場。マリオットはこれまで、TEDカンファレンスの会場としてホテルのボールルームを提供するなど、長年TEDとパートナーシップを組んできましたが、客室をコラボレーションするのは今回が初めてです。

「The Curiosity Room by TED」では客室に隠されたヒントを頼りに謎解きにチャレンジし、見事完了するとホテル館内レストランにて無料のデザートでお祝いしてもらうことができます。チャレンジを通じタイの文化やカルチャーを知ることができる内容になっていて、英語で知見を広げながら謎解きをしてみたいという人にはきっと面白いはず。ちなみに「The Curiosity Room by TED」は、2022年9月15日~2023年1月2日の期間〈ロンドン・マリオット・ホテル・カウンティホール〉にも登場しています。

タイマッサージにモダンなセラピーを取り入れた極上スパ。

タイに来たならやはり体験したいのが、タイマッサージなどのトリートメント。〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉にある〈Quan Spa〉では、タイ伝統の手法にモダンなセラピー各種を取り入れた、幅広いトリートメントメニューを体験できます。60分のアロマフュージョンマッサージであれば、2500バーツ。受賞歴のあるセラピストによる、レベルの高いトリートメントをお手頃価格で受けられます。

ラグジュアリーなバンコクの5ツ星ホテルで、安心&快適なステイを。

客室で出迎えてくれた〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉の衣装を着たテディベア。
客室で出迎えてくれた〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉の衣装を着たテディベア。

日本では類を見ないほどの大規模ホテルで、レストランやスパなど施設も充実し、観光にも便利な場所に位置する〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉なら、旅の再開をきっと華麗にアシストしてくれるはず。タイは11月から乾季で、雨が少なく過ごしやすいベストシーズンをこれから迎えます。寒さが深まる日本をしばし離れ、暖かな国でしばし休息というのも良さそうです。

〈バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク〉
公式サイト

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