【銀座のご褒美レストラン】滋味深い味わいに感動する資生堂ビル10Fの〈FARO〉。
日本の食文化を大切に守り伝え、自然の循環に寄り添って未来へ。

皿の中に、日本の原風景がある。口に含めば、幼い頃の風や匂いの記憶が懐かしく蘇る。実際に経験をしていなくても、不思議と胸に想起されるものがある。そんな料理を作り上げるのが、2026年より〈FARO〉のシェフに就任した山口瑞樹氏である。
文化の情報発信基地として、「銀座の灯台」を役割として竣工した東京銀座資生堂ビルは、2026年、25周年を迎えた。その10階に2018年に誕生したイノベーティブイタリアンが、その名も灯台を意味する〈FARO〉だ。この春、山口シェフを新たに迎え、加藤峰子シェフパティシエとタッグを組んで再始動したばかり。

掲げた新たな料理コンセプトは「食の循環」。森の恵みが川の栄養を育み、その実りが海へと運ばれ、海に新しい命を生む。それがまた大地へと巡っていく。その大きな循環が、日本の食文化の根源を作ってきた。ところが今、その循環が崩れかかっている。山の景色がなくなりつつある。森や川、海の生態系が崩れかかっている。昔ながらの知恵も忘れ去られようとしている。それが現状である。
コースを体験することが、日本の自然環境に目を向ける小さなきっかけになれば。少しでも思い出したり、感じたりしてもらえたら。それが、日本の食文化を未来へと繋ぐ大きな原動力になるはずだ。ただただ、素直に味わってみてほしい。

コースは、どの一品にも自然があふれて美しく、体にすっとなじむ。物語性もあって、食べながら頭の中がクリアになり、豊かなイメージの世界が広がっていく。この春、一度は訪ねてみたいレストランである。
自然とともにある料理とデザートのスペシャリテ。
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル10F
TEL:03-3572-3911
営業時間:12:00~13:00LO、18:00~19:30LO
定休日:日月、夏季・年末年始休
席数:28席
ランチ10,000円~、ディナー20,000円。


















