パンに困ったらここに走ろう! 【東京】駅近×おしゃれベーカリー4軒。駅から徒歩3分以内、急なパン欲も満たしてくれる! FOOD 2020.08.29

電車に乗っていて急にパンが食べたくなった…そんなことありませんか?そんな急なパン欲も満たしてくれるベーカリーが、都内にはありました。今回は、駅から徒歩約3分以内の駅近ベーカリーをご紹介します。パンに困ったら、ここに走ろう。

1.〈ジュウニブンベーカリー〉/新宿

シーンの最先端を走る杉窪章匡シェフが手がける〈365日〉のもうひとつのブランド。通常のほぼ倍、120%もの水分を入れた「ジュウニブン食パン」は異次元のちゅるちゅる感。「風船パン」はかわいい紙袋に入っておみやげにもってこい。新宿駅直結の京王百貨店中地階と便利な立地。パンに困ったら走れ!

2.〈365日と日本橋〉/日本橋

一般的なカヌレにはラム酒が使われるが、この店ではりんごの蒸留酒カルバドスを使う。中央のくぼみに焦がしバターを流し込むことで、華やかな風味と深い味わいに。外側のカリッとした歯ごたえと、内側のしっとり食感が、口の中で同時に広がる。小麦粉は国産のものにこだわって、福岡県産の薄力粉と強力粉を使用。しっとりと重めのカヌレが苦手な人でも、きっとハマること間違いなし。200円。

(Hanako1182号掲載/photo:Jun Nakagawa text:Kumiko Okazaki edit:Yoshie Chokki)

3.〈TARUI BAKERY〉/参宮橋

伝説のワインのぶどうから起こした種を継いで作られる骨太なハード系パン。酸味と熟成香と小麦のおいしさは、プレーンなカンパーニュやりんごと合わせた「アップルカンパーニュ」で発揮される。パン酵母(イースト)で作る「はるゆたか食パン」、素朴な甘さのお菓子バナナブレッドもタルイ名物。

4.〈Toshi Au Coeur du Pain〉/都立大学

「世界中にパンはあるけど、フランスがダントツでおいしい。日本が追いつくまで、あと50年かかるだろう」川瀬敏綱シェフは、自分のパンが、修業先であるパリバゲットコンクール優勝店〈リュック・ドゥ・ラ・シャペル〉そのままであることを、誇りに思っている。何十年にもわたって、日本のパン業界は、フランスのパンに「追いつけ追い越せ」をつづけてきたが、それでも私たちの知らない「フランス」があるのだと、〈トシ〉のバゲットを食べると実感する。

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