3つ星シェフ監修! 〈エネコ軽井澤〉でいただく美食の都・バスクの味。
2020.07.29

信州の食材を使ったスペイン料理の期間限定レストラン。 3つ星シェフ監修! 〈エネコ軽井澤〉でいただく美食の都・バスクの味。

長野県・軽井沢の歴史ある別荘地で8月30日までの期間限定でオープンしている〈エネコ軽井澤〉。美食の地として有名なスペイン・バスク地方で3ツ星を獲得したシェフ、エネコ・アチャ・アスルメンディさんが監修するレストランです。丁寧に育てられた信州の食材をスペインさながらの調理法と演出とともにいただきましたので、その魅力をご紹介します。
野崎さおり
野崎さおり / フリーライター

「おいしいと楽しいに貪欲なフリーライター。郷土料理や外国の料理へも興味は尽きません。趣味は現代アート鑑賞とパン屋さん巡り。」

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バスク地方さながらの食事スタイルを避暑地のテラスで。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

7月3日から8月30日まで限定でオープンしている〈エネコ軽井澤〉は、軽井沢駅北側の緑豊かな別荘地、野沢原通りに面しています。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

この場所にスペイン・バスク地方の3つ星シェフ、エネコ・アチャ・アスルメンディさんの手による〈エネコ軽井澤〉がオープンするのはこの夏が2度目。

店内には昨年はるばる軽井沢を訪れたエネコ シェフの手によるサインが残っています。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

今シーズンのテーマは「ENEKO Terraza(エネコ テラサ)」。バスク地方の食文化のひとつ、屋外で地元の食材を料理しながら家族や友人と過ごす時間を楽しんでほしいと、テラス席で食事が提供されます。

今回は10,000円のディナーコースをいただきました。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

最初のひと皿は4年もかけて長期熟成された「ハモン イベリコ」です。光沢のあるこの生ハムは深みがあり、一枚一枚ゆっくり味わいたくなります。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

前菜はエネコ・ロンドンの名物料理でもある「トマトのタロ」。タロとは、とうもろこし粉を使ったバスク地方のパンのことで、南米のトルティーヤやタコスに似ています。

パリッとした食感のタロの上には葉野菜とカラフルで甘いミニトマトがたっぷり。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

魚料理は北陸・福井県から新鮮なお魚を取り寄せています。この日は石鯛。香りよく焼き上げられた石鯛は、食べる直前にパセリなどが入ったオイルでさらに風味付けされて、ますます食欲が湧きます。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

料理に添えられた野菜は、バスク地方の代表的な調理法「Parrilla vasca(パリ―ジャ・バスカ=バスクグリルの意味)」で調理されたものです。

野菜は無農薬野菜を生産する「軽井沢サラダふぁーむ」のもので、味の濃さが魅力です。もちろんグリルはテラス席のすぐそばに置かれていて、臨場感あふれる演出が高原での食事の時間を盛り上げてくれます。 

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

パンは旧軽井沢の名店、〈べーカリー&レストラン 沢村〉の「カンパーニュ」。パンも炭火のグリルで炙ってから提供されるという贅沢さ! 香ばしさがたまりません。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤
長野・軽井沢 エネコ軽井澤

肉料理は「信州和牛」か長野県上田市のブランド地鶏「真田丸」のどちらかを選びます。名前に惹かれて「真田丸」を選ぶと、出てきたのは1匹丸ごとローストされた姿。

今回いただいたコースでは1羽が4名分に相当するので、目の前で切り分けていただきました。通常出荷されるよりも小さなサイズの「真田丸」を特別に仕入れているそう。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

お皿にはコリコリした胸肉とプリッとしたもも肉、両方が提供されます。一皿で2つの部位を味わえるのもうれしいですね。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤
長野・軽井沢 エネコ軽井澤

スペインといえば、日本と同じく米を使った料理もおなじみです。今回〈エネコ軽井澤〉で食べられる米料理は「魚介のアロス」。

「パエリアとは違うものなのですか?」と尋ねてみたところ、アロスはパエリアとはまったく別の料理とみなされているとのこと。手間と時間をかけた甲殻類の出汁で炊き上げられたアロスは、米が旨みをたっぷり吸っていてやわらか。確かにパエリアとは違う食感でした。

エネコ シェフのおじさんが経営するワイナリーのワインをペアリング。

お料理に合わせたいワインは、「ペアリングワインコース」(4,000円)です。カヴァ、白ワイン、赤ワインを1杯ずつ試せます。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

前菜に合わせたカヴァは、甘味がほとんどないドライな1杯。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

2杯目の白ワインは「ゴルカ・イサギーレ」。エネコ シェフのおじさんの名前です。実はバスクにあるエネコ シェフのレストランはゴルカ・イサギーレさんが営むワイナリーの中にあります。

〈エネコ軽井澤〉ではイサギーレさん家族が醸造するワインをいただくこともできます。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

3種類目の赤ワインはスペインのピノ・ノワールと呼ばれるメンシア種を使ったもの。果実味のある味わいが楽しめます。

甘くないデザートは日本のかき氷にインスピレーション。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

「甘くないデザートです」とテーブルの側に運ばれてきた手回しのかき氷機。パッションの果汁で作った氷が目の前で薄く削られていきます。目にも涼やかなパッション果汁のかき氷は、よく熟したアボカドとチョコレートのチップとともに盛り付け。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

この斬新なデザートは来日したエネコ シェフがかき氷が気に入って考案されたもの。クリーミーなアボカドに甘酸っぱいパッションのかき氷の組み合わせをときどき感じるチョコレートの甘さが引き立てます。甘いものが苦手な人も、甘いもの好きな人でも満足できるひと皿です。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

ゆったりと食事をいただいたあと、締めくくりにフレッシュハーブティーをいただきました。2種類のミントとレモンバーベナはやはり「軽井沢サラダふぁーむ」のもので、香りの高さに驚きます。食事の余韻と高原の空気をたっぷり楽しむのに最適なハーブティーでした。

長野・軽井沢 エネコ軽井澤

エネコ シェフのバスク地方にあるレストランは、近隣の食材だけを使っています。同じように近隣から品質のよい食材が手に入り、夏でも屋外で快適に過ごせるという共通の土地柄を生かして、バスク地方で大切にされてきた自然の中で楽しむ食文化を紹介したいとの思いから〈エネコ軽井澤〉が実現したそう。

信州のおいしい食材と本格的なスペインの食文化を楽しめる貴重な機会。8月30日までの限定営業なので、気になったらぜひ予約して訪ねてみてくださいね。

〈エネコ軽井澤〉
■長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢雲場2200ヴィラ・デ・マリアージュ軽井澤内
■7月3日(金)~8月30日(日) ※7月は金土日のみ営業、8月は火休
■0570-08-4122
■11:30~15:00(14:00LO)、17:00~22:00(20:00LO)
■28席(テラス席、雨天時は屋内)
■ランチ 3,800円~、ディナー 8,000円~(税・サ別)
公式サイト

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