梅雨や暑い夏を乗り切るなら。 2019年夏、定番店から注目の一皿まで!必食のスパイスカレー3選 FOOD 2019.06.19

空前のスパイスカレーブームですが、ジメジメとした梅雨の季節や暑い夏こそ、スパイスの力で乗り切るべし!定番店から注目の一皿まで、スパイスカレー好き必食の一皿をご紹介します。

1.〈カレー★スーパースター〉/自由が丘

店主の渡邉英之さん。シンプルでゆとりある店内で大好きなカレー作りに没頭。
店主の渡邉英之さん。シンプルでゆとりある店内で大好きなカレー作りに没頭。

海外の飲食店に12年ほど勤めていた店主の渡邉英之さん。サンフランシスコの日本食レストラン勤務時、世界から集まる良質のスパイスで独自のカレー作りをスタート。「自分で作るうちにハマって。それからは、ずっと作り続けてました」と話す。8年かけて完成させた理想の味を引っさげて、自由が丘に凱旋帰国!

カレーに重要なのは具材よりもスパイスとの考えから、スパイスを邪魔しないメニューを考案。種類ごとに挽き方や火の入れ方を調整している。
カレーに重要なのは具材よりもスパイスとの考えから、スパイスを邪魔しないメニューを考案。種類ごとに挽き方や火の入れ方を調整している。

小麦粉は使わず、とろみは野菜やフルーツで。1人前で1個入る玉ねぎは、キーマなら3時間、チキンなら2時間、炒め続ける。手間暇かけた油少なめのカレーは、スパイスの効能とあいまって“もたれないカレー”に。女性客が多いのも納得。

「ダブルのせカレー」(1,400円)
「ダブルのせカレー」(1,400円)

白いライスを真ん中に、左にチキン、右にキーマを配した「ダブルのせカレー」は、コリアンダーやレッドペッパーといったスパイス18種類をブレンド。口にすると食道がほてり、次第に汗ばんでくるほど刺激的だが次第にやみつきに。ぺろりと平らげられてしまう。

(Hanako1120号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Junya Hirokawa)

2.〈檸檬〉/鎌倉

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〈RENDEZ-VOUS DES AMIS〉のお昼に現れるのが〈檸檬〉というカレー専門店。

「スパイスチキンカレー」、「しらすと花山椒のカレー」2種のあいがけ(1,200円)
「スパイスチキンカレー」、「しらすと花山椒のカレー」2種のあいがけ(1,200円)

料理家・副島モウさんが手掛けたカレーは、15種のスパイスやハーブを使ったヘルシーな品。豆類やアチャールなど具も沢山。

レモンコンフィを漬け込んだ「モロッコ風ヤリイカのサラダ」(700円)
レモンコンフィを漬け込んだ「モロッコ風ヤリイカのサラダ」(700円)
インドのスパイス、メティを使った「ポルケッタ」(800円)ほか
インドのスパイス、メティを使った「ポルケッタ」(800円)ほか

(Hanako1172号掲載/photo : Michi Murakami text : Kimiko Yamada)

3.〈curry草枕〉/新宿御苑

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(880円)(税込)
(880円)(税込)

1杯のカレーにタマネギを丸々1個すりおろし、とろみを出したルゥがベース。クローブやカルダモンなど10種前後のスパイスは注文を受けてから加え、香りが広がるよう工夫している。店主・馬屋原亨史(うまやはらりょうじ)さんが北海道大学時代に食べ歩いて見つけた理想のカレーだ。

〈curry草枕〉
■東京都新宿区新宿2-4-9 中江ビル2F
■03-5379-0790
■11:30~15:00、18:00~21:00 無休

(Hanako1133号掲載/photo : Hiro Nagoya text : Kahoko Nishimura)

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