むちむちの肉まんは1個約140円。台北で絶対に食べたい、安くておいしい名物料理8選
1. 究極に自分好みの味に育てる楽しみ。〈莫名福州乾拌麵(古亭店)〉の「福州乾拌麵」

福州乾拌麵…福建省から伝わったとされる汁なし和え麺。
白い麺に、刻みネギがのっているだけ。初めて見た人は素朴すぎる見た目に驚くかもしれない。福州乾拌麵の楽しみは、卓上の調味料を使って味を調えることにある。まずは麺の下に潜む醤油ダレだけで。その後にお酢、辣油、唐辛子フレークをお好みでかける。この店は「麺の茹で具合がいい」と評判で、昼時は客足が絶えない人気店。茹でたてもちもちの状態でいただこう。
住所:臺北市大安區杭州南路二段96號
TEL:02-2341-9425
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:40
定休日:日休
この地で創業し28年。壁に掲げている「食用三部曲」という味変の仕方を読もう。
2. 旅先で疲れた胃に最適な優しい味。〈周記肉粥店〉の「肉粥」

肉粥…豚骨で取っただしに米と豚肉を入れた、おじや風スープご飯。
つい油っこいものを食べ過ぎてしまった翌日の朝に。濃過ぎない豚骨スープに、豚もも肉の団子と揚げねぎがぷかり。米は煮込まず雑炊ぐらいの固さで、スープ主体で食べ進める。混む時間帯はお代わりを持って席を回ってくれるため、わんこそばのようにどんどん食べる人も。胃に余裕があれば、名物「紅焼肉(豚唐揚げ)」もぜひ。
住所:臺北市萬華區廣州街104號
TEL:02-2302-5588
営業時間:6:30~16:00
定休日:不定休
紅焼肉(ホンシャオロウ)などの料理は、人数分で自動的に量が調整され、それに伴って金額が計算される。1人前150元。
3. やっぱり食べたい、台湾の代表選手。〈黄記魯肉飯〉の「魯肉飯」

魯肉飯…スパイスとともに甘辛く醤油で煮込んだ豚肉をかけたご飯。
台湾のソウルフードともいえる魯肉飯。豚肉を醤油、酒、砂糖、八角などとトロトロになるまで煮込んだ、コクのある甘辛味が特徴だ。市場の定番フードでもあるが、こちらは魯肉飯を看板に50年続く老舗。スパイスが強すぎずクセがなく、豚肉のとろり感もクセになる。テイクアウトして店前の公園で食べるのもおすすめだ。
住所:臺北市中山區中山北路二段183巷28號
TEL:02-2595-8396
営業時間:11:30~20:00
定休日:月木休
入り口でメニュー表を取ってオーダーを書き込み、係の人に渡して番号をもらう。常に人が並んでいる。臆さず番号をゲット。
4. ほくほくの千切り大根は初めての食感。〈溫州街蘿蔔絲餅達人〉の「蘿蔔絲餅」

蘿蔔絲餅…千切り大根を具材とし、生地で包んでカラッと揚げたおやき。
林さん一家が営む、創業50年を超える老舗。地元民のお目当てはこちらの蘿蔔絲餅。大根の千切りを蝦皮(シャーピー/塩味つき干しエビ)とともに塩揉みしてしんなりさせ、小麦粉生地に包んで揚げる。生地が分厚く、10~15分と長めに揚げるため、ガリッとした外側と、ほくほくの具材の対比がいい。一番おいしいのはやはり揚げたてだ。
住所:臺北市大安區和平東路一段186-1號
TEL:02-2369-5649
営業時間:7:00~20:00(売り切れ次第)
定休日:日休
常に長い列があるが、一番混むのは15時前後。朝ごはん代わりに買って行く人も多い。なるべく午前中に訪れて。
5. 骨付き肉のだしと大根の優しいスープ。〈灶頂 原汁排骨湯,高麗菜飯〉の「排骨湯」

排骨湯…豚のスペアリブでだしを取り、野菜などと煮込んだスープ。
5年連続ビブグルマンを獲得した名店。豚の骨付き肉をじっくり煮込んで濾し、少々の塩味をつけただけのスープは、大根の優しい甘みと相まって、澄んだ味わいが体に染みる。だしを取ったあとの肉も食べ応えがあり、辛いタレにつけて味変も。店名にもなっている高麗菜(キャベツ)飯も人気で、スープをかけて食べる人も多い。
住所:臺北市大同區延平北路三段17巷2號
TEL:0983-64-6688
営業時間:10:00~20:00
定休日:無休
延三夜市の入り口に位置する店。近くに2号店もあり、そちらの方が座りやすいとか。カウンターの裏側にテーブル席もある。
6. 黒米のぷちぷち歯応えが楽しい。〈員林商店〉の「黒飯糰」

黒飯糰…油條(揚げパン)と肉鬆、漬物を黒米で包んだおにぎり。
店主の江さんは46年前にこの店を開き、30年前から飯糰と豆漿(トウジャン)、豆花(トウファ)を始めた。飯糰は朝食の定番として人気だが、この店は黒米オンリーなのがこだわり。蒸した黒米に沢庵、肉鬆(ロウソン)、ごまを入れ、丸っと入った油條を潰しながら握る。黒米のぷちぷち、油條のサクサク、沢庵のコリコリと多彩な食感で、食べ飽きることがない。
住所:臺北市大安區金山南路二段129號
TEL:02-2391-2226
営業時間:6:10~16:30
定休日:日休
早朝から開いており、朝ごはんに最適。黒豆の豆乳30元も名物なので、一緒に頼みたい。ベジバージョンは日本に持ち帰りも可。
7. 市場で買える、しっかり味のおこわ。〈林合發油飯店〉の「油飯」

油飯…ごま油の香りをもち米に含ませた、台湾風の餅米のおこわ。
130年以上も続く超人気店。永楽市場の中にあり、市場で働く人に愛されてきた。ごま油で炒めたもち米を、細かくした豚肉、干し椎茸、干しエビとともに炊き上げるうまみたっぷりのおこわ。初代から変えていないという味付けが比較的しっかりめで、弁当に最適。子供が産まれたら親類縁者に配る縁起物でもあるそうだ。
住所:臺北市大同區迪化街一段21號
TEL:02-2559-2888
営業時間:7:30~12:00
定休日:不定休
永楽市場1階。市場内共同テーブルで食べられる。油飯が終わり次第閉店。午前中早めに。市場の外まで行列のことも。回転は早い。
8. 秋冬にうれしい、むちむちの肉まん。〈妙口四神湯肉包〉の「肉包」

肉包…肉まん。皮の弾力が特徴で、香辛料が入っていることが多い。
迪化街を上がっていくと、民生西路とぶつかる交差点の軒先のスタンドで、飛ぶように売れている肉まんがある。こちらは50年前に創業した当時の、昔ながらの味を変えずに販売。甘めの肉餡に胡椒がしっかり利いており、大人から子供まで愛される味だ。皮は分厚めで、むちっとした弾力が特徴。ぜひ蒸したてを味わってほしい。
住所:臺北市大同區民生西路388號
TEL:0970-135-007
営業時間:11:30~17:00
定休日:月休
常温のものも売っているので、宿で蒸し直しても。もう一つの名物、四神湯は土日のみの販売。


















