中目黒の魅力#1 並んでも食べたい行列店や名店出身シェフの店など6選

通称“ナカメ”と呼ばれるこの街は、話題性がある飲食店が数多くあり、春は桜の名所としても知られる。街巡りの楽しさは、桜が緑に変わったこれから! オープン以来行列が絶えないピッツェリアや、名店出身シェフが作る煮込みそばが名物の中華料理店など、わざわざ中目黒に行きたくなるお店6軒を紹介します。
ビッグターミナル・渋谷と、注目度大の人気タウン・学芸大学の間に位置し、東急東横線と東京メトロ日比谷線が乗り入れる。目黒川、〈中目黒高架下〉、山手通りを中心として、細い路地にも気になる店が肩を並べ、池尻大橋へも徒歩圏内。
1. 宮崎県青島の人気店が出店。噂を聞きつけ、夜な夜な人が集まる。〈SANBARCO TOKYO〉

駒沢通り沿いに出現した、小さな森のような店。昼は〈ONIBUS COFFEE〉、夕方5時からタコスショップとしての営業がスタートする。シグニチャーメニューの鯖タコスと合わせて、メキシカンラガー「SANBARCO BEER」をぜひ。夏気分を味わえる。

住所:東京都目黒区中目黒3-23-16
TEL:070-9084-4852
営業時間:17:00〜23:00
定休日:火休
2. 飲みメインで立ち寄るにもとことん飲んで食べるにも!〈るつぼ〉

ナチュラルワインとクラフトビールを冷蔵ケースにぎっしりと並べ、気の利いた和ベースのつまみを揃える。ハシゴをしたラストに、冷たい蕎麦でシメるのもおすすめ。

住所:東京都目黒区青葉台3-22-1
TEL:070-7402-9982
営業時間:19:00〜翌1:00、土14:00〜23:00
定休日:日休、ほか不定休あり
席数:20席、立ち席あり
3. 芳醇なスパイスの香りが店先にただよう人気店。〈cafe REDBOOK〉

6年前にカフェとしてスタートし、インドカレーが評判の店へと変遷した人気店。トマトとビネガーを使った甘酸っぱい「豚肉のカレー」は、熱烈なファンが多い。ランチタイムは、カレーにスパイスライスとサラダが付いて1,250円〜。
住所:東京都目黒区上目黒1-3-2
TEL:03-3710-3438
営業時間:11:30〜15:30、17:30〜21:00、土日祝11:30〜17:00
定休日:無休
席数:15席
4.カフェ感覚でふらりと寄れる、街の休憩所。〈WINES&THINGS〉

日替わりのグラスワイン1,200円~。クラフトビールのタップは2つ。フムス500円などつまみもある。オリジナル風呂敷3,850円。
角打ちカウンター併設のナチュラルワインショップ。カフェ代わりに立ち寄る人や、店主の河村瑞英さんがセレクトするワインを楽しみにのぞく人で早い時間からにぎわう。アナログレコードの音を聞きながら、まったり過ごすにもいいスペース。

住所:東京都目黒区青葉台1-29-12
TEL:070-8361-3922
営業時間:16:00〜22:00、日祝14:00〜19:00
定休日:月休
5.名店の味を受け継ぐ、ファン垂涎の味を。〈中華美食 トミーズキッチン〉

丸鶏やモミジ(鶏の足)でとる白濁したスープと、かんすいを使わないほわっとやわらかい麺が織りなす一杯は、とことんやさしい味わい。店主の出身店、六本木〈香妃園〉で多くの人を虜にしているメニューと同じ味!
住所:東京都目黒区青葉台1-17-2 青葉台117ビル2F
TEL:03-6427-0549
営業時間:11:30〜15:00、17:00〜21:30LO
定休日:火、月2回水休
席数:18席
6.ピッツァの伝道師が焼く、至高の一枚を目指せ!〈聖林館〉

2025年、開店30周年を迎えたピッツェリア。店主の柿沼進さんが黙々と焼き上げるピッツァは「同じことの繰り返しではなく、日々進化し続けて今がある」という。サクッのあとに続くもっちり感、追いかけてくる香りに悶絶。

住所:東京都目黒区上目黒2-6-4
TEL:03-3714-5160
営業時間:11:30〜13:30LO(土日祝14:30LO)、18:00(土日祝17:00)〜20:30LO
定休日:無休
席数:50席
各スポットを紹介してくれた中目黒の案内人

〈工藝 器と道具 SML〉オーナー
やまもと・かよ/石川県金沢市出身。企画・デザイン会社〈サーモメーター〉経営。2025年4月ローカルフードのオンラインショップ『恣ほしいまま』オープン。桜が散って緑が美しい目黒川が好き。