溶ける瞬間に広がる個性豊かな香り。 ぼる塾・田辺さん「香りの素晴らしさにびっくり」
一口食べただけで感動する生チョコ4選 FOOD 2024.02.03

日本発祥といわれる生チョコは、生クリーム由来のなめらかさ、洋酒による香り高さが最大の特徴。とろけるようなテクスチャーはそのままに、スパイスやお茶などさまざまなフレーバーをのせたアイテムが登場。ぼる塾・田辺さんとスイーツライターのchicoさんに注目の生チョコを教えてもらいました。

INDEX
ぼる塾・田辺さんとスイーツライターのchicoさんに注目の生チョコ

1. 〈MAISON CACAO〉のカカオコーラ

「生チョコといえばこのブランドは欠かせません。今季は14もの新作があり、なかでも『カカオコーラ』がユニーク」(chicoさん)。カルダモンやクローヴなど6種のスパイスとチョコレートが調和した、大人の味わい。2,808円。コロンビアでのカカオ栽培から始まる製造工程すべてを手がける〈MAISONCACAO〉。毎年バレンタインの時期にだけ新作を発表し、注目を集めている。https://onlineshop.maisoncacao.com/

2. 〈TOFFEE〉のICE TOFU CHOCO

チョコレートと同じ量の豆腐を使っているため、カロリーと糖質が通常の約半分というヘルシーさ。「豆腐の深いコクが広がりつつ、チョコの味もしっかりとして、抹茶やピスタチオ味もめちゃくちゃおいしいです」(田辺さん)。福岡の〈三原豆腐店〉によるブランド。福岡や東京の店舗のほか、取り寄せ可。ベーシック、抹茶、ピスタチオ、ほうじ茶のアソートボックスは3,250円。https://www.co193toffee.com/

3. 〈Sachi Takagi〉のHibiscus

「まず見た目に惹かれ、一口食べると香りの素晴らしさにびっくり」(田辺さん)。コスタリカの有機カカオで自家製するビーントゥバーだけを用い、プラントベースで瑞々しい味わいに。フローラルな香りにときめく。2,700円。パリの二ツ星レストランでシェフパティシエールを務めた高木幸世さんが作る生チョコは、どれも絵画のような美しさ。植物性食材の可能性を感じさせる。https://www.sachitakagi.com/

4. 〈ラ ヴィエル ショコラ〉のパヴェ ショコラ

「ふわっとまろやかで、どこまでもきめ細かな口溶け。キャラメルのようなコクのある香りが広がります」(chicoさん)。2種のミルクチョコレートをブレンドして香りと口当たりを表現。オレンジの洋酒が後味に。2,400円。2023年8月、東京・葛西にオープン。オーナーシェフの久保健さんは都内のパティスリーで働いたのち渡仏、名店〈ヴァンサン・ゲルレ〉でショコラを学んだ。https://lavieestlechocolat.com/

photo_Miyu Yasuda styling_Ami Kanno illustration_Atsushi Ave text_Kahoko Nishimura cooperation_AWABEES

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